2007年10月28日日曜日

家計簿、つけてますか?

 本屋さんで手帳と家計簿の販売が始まっていて、「あーもう今年もそんな時期か~」と思いました。ところで、毎年百花繚乱の家計簿ですが、「家計簿をつける」という行為は一般的なのでしょうか?毎年興味があって本屋であれこれ開いてみますが、特に、内容盛りだくさんの家計簿のレイアウトは集計がしずらいものが多いと思います。「本当にこれで家計を把握するつもり?」というような実用性の低そうなものもちらほら見かけます。 「かわいい」もしくは「厚い」家計簿を購入して、挫折したことのある方がいましたら、「家計を把握する」にはこんなシンプルな方法もあるということを参考まで。 私の場合、家計簿はノートでも代用可の、1日1行に大項目別総額方式での記載です。大体こんな感じです。
日付  食費  書籍代  雑費
1日   500   700 
2日
3日
4日  3800
5日           4900
31日合計 ×××× ×××× ××××
で、結局何を確認しているかというとこの大項目別の月間合計額を見て「おっと今月は雑費使いすぎ」とか「食料余らせた・・買いすぎました。失敗。」などという調整をほぼ無意識に行っているわけです。もしも、「自分がどんなお金の使い方をしているか知らない」という人の場合、家計簿はこれぐらい簡単なものでも十分効果があると思います。「たまご1パックいくら」なんてことまでは記録しなくても大丈夫です。必ず行うのは月刊の合計額を出すこと。次月または次年度の過ごし方の重要な指標となってくれます。最初はただ記録するだけで良いと思います。記録していくうちに何かが見えてきて、消費行動が自然と変わってきたらしめたものです。 家計管理も話題の「レコーディングダイエット」に似ているかも。なにごとにおいても「自分を把握する」ことができると自ずから行動や考え方に変化が出る・・ということなのかもしれないですね。