2008年12月22日月曜日

すごいなぁ、リトルチャロ

 クリスマスが近づき、お子さまがたがウキウキ状態ではないかと推測されるこの季節。冷や水をかけるかのようにどん底に暗い話をするリトルチャロってすごい。
 テキストを見た時から「おー、すごい日程じゃのぅ」と感嘆してしまったぐらい今週の学習は浮かれ気分ゼロで突き進みます。あくまで「教材」感覚でも「この日程にこんな話題・・」と思うぐらいですから、話に入れこんでいる「チャロファン」には酷な気がするんですが、いいのかなぁ。
 でも、たくさんの人の手を経ている企画でこれが通ったんだから「うかれずに勉強しろー」というスタッフからの愛のムチなのかもしれないですね。

2008年12月17日水曜日

Cross-Cultural Seminarをまとめ聴き

ラジオサーバーVJ10所有者としては、オリンパス提供のPodcast、
Cross-Cultural Seminarははずせません。
1回目からダウンロードしたものをVJ10に転送して保存しています。
 たまたまそのVJ10で、古いものを連続再生したところ、「こんな話していたっけ?」と新鮮で、すっかりはまってしまいました。最初に聴いたときには、スーザンさんの話が聴こえていなかったか、素晴らしい記憶消去力の賜物がもたらした新鮮さということなので手放しでは喜べませんが・・。
 この番組をまとめた書籍も発売されたらしいのですが(番組内で言っています。)、書店でみかけないうえに、公式WEBにも情報がみあたりません。こんなに面白いなら、CMのない書籍バージョンを購入してみようかと考え始めたところですが、縁がないということかしら。
 おとなしく、たまったVJ10のCM入りバージョンを聴きつづけることにします。

2008年12月6日土曜日

Podcast:即効ビジネス英会話★日向清人のスキルアップ・イングリッシュ

 お気に入りのpodcastだったeChat Vancouverが終了して淋しくなっていましたが、アルクから新番組が。
 その名も即効ビジネス英会話★日向清人のスキルアップ・イングリッシュ
 先生のブログを愛読している隠れ?日向先生ファンの自分としては「これは聴かねば!」と早速登録しました。聴いたところ、Be208の丁寧な発音解説ではありませんか!やった!
 Be208というのは日向先生が開発したビジネスに役立つ208の「丸覚え用構文」で、本やらソフトやら検定やらになっていたものの・・VISTAではソフトは使えず、検定はページからは申し込めずという状態になっていたものです。アルクのサイトのビジネス英語表現集というのがまさにBe208です。
 実は桐原書店から出ていた書籍版を所有しています。CDをもう10~20回以上は通しで聴いているだろうという状態ですが、未だ丸覚えには到達せず。しかし、実際に仕事で英語が必要な際にものすごく役立ってくれています。たまたま英語の電話をとってしまったときなど、半分パニックでとりついだあとで「あの表現は一体自分のどこから沸いてきたのでろう???」と思うとBe208だったということがしばしば。
 アルクのポッドキャストはあとで商品化するケースが多いようなので、これも商品化されるかもしれませんね。その前までには丸覚えを完了したいものですが・・。
 ちなみに桐原書店の書籍は「どうしてこんな表紙にしてしまったんだろう・・・」というマーケティング力に疑問をいだいてしまうデザインですが、中身はイラストなど一切ない「学習参考書」的な作りです。しかも別冊(問題集のような作り)と本冊(文章の解説)が1冊となっている変わった本です。
 もしどこかで見つけましたら(私が購入したときにはすでにオンライン書店では入手できず、足で大型書店を回って在庫を見つけました)貴重な一冊かもしれません。

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2008年11月16日日曜日

世界のYamamoto

産経ニュースでブッシュ大統領が戦艦大和を「ヤマモト」と言い間違えたという報道がありました。

巨艦「ヤマモト」と対決? 米大統領が“失言”
2008.11.12 10:32

別にニュースにするほどの報道でもないような気がしますが、個人的に最近似たような「ヤマモト」事件があったので「ヤマモト」という言葉の海外での認知度の高さにちょっとびっくり。

こちらでおこった「ヤマモト」事件は、ある伝票に記載してあった以下のような文言から始まりました。

Yamamoto 123$(金額および通貨は架空のものです)

さて、伝票を見た私は困惑。
Yamamoto??????? なんでこんな名前が?企業名?地名?担当者名????

しかし、どう考えてもこの伝票は「(株)ヤマモト」とか「山元町」とか「山本さん」が関わっていたり出てくるようなものだとは思えません。
どうしても謎がとけずに、わかりそうな部署に聞きました・・。
調査の結果は
「それダイワ××のことだった」とのこと。
「大和XX」→日本の誰かが「やまとXX」と読み間違える→「YAMATO XX」と伝える→「YAMAMOTO」となって返ってくる。
「いくらなんでも不詳わたくしでは、そこまで読み解けません・・・」(がっくり)と崩れ落ちそうになりました。そんな壮大な国際伝言ゲームしないでほしい・・。

しかし、YAMATOがYAMAMOTOになってしまうのは米国現役大統領閣下もだったのですね。
すごいぞ。世界のYAMAMOTO!

追記:当該のYAMAMOTO伝票は米国および米国人の作成したものではなく、作成者は欧州人のはずです・・たぶん。

2008年11月9日日曜日

フィンランド語は猫の言葉:稲垣美晴、著

 ラジオ「まいにちロシア語」の黒田先生のご著書でよく推薦されているので、一度読んでみたいと思っていました。偶然dテキストを買っている電子書店パピレスで電子本として売っているのを発見。
 ビューワーのT-TIMEも携帯電話等への書き出し可能版(1000円)を持っているので、書き出しできるか不明なもののためしに購入してみました。
 417Pもの本(講談社電子文庫)をPCで読むのは初めてでしたが、携帯への書きだしにも成功して、一部はPC,一部は携帯とツールを変えながらゆっくり楽しく読むことができました。
 著者の1970年代のフインランド留学体験記なので、既に30年近く前の話なのですが、まったく古いと感じません。もちろんインターネットもPCも出てこないのですが、学生の「本分」である学業に邁進、邁進、これまた邁進。という感じで、PCが出てこないことが不思議ではない・・。
 著者は勉強が特に好きではないと書いているのですが、好きじゃないのに「ここまでやるかぁ」という感じの猛勉強ぶりがかえってとぼけた感じを生みだしています。たぶん傍からみたら勉強家なのに、本人が勉強家であると自覚していないあたりのずれがほんわかとした感じの元なのかもしれません。
 著者の真剣さとユーモアの交じり具合がなんともいい味を出しています。たとえは・・(以下引用)
 


 私も「北へ行く人」なのだろうか。北は寒色の世界、南は暖色の世界。友達に、
「あたし、寒色が好きなのよ」
と言ったら、
「えっ、間食?お菓子とか食べること?」
と誤解された。凡人はあまり気どったことを言わないほうがよさそうだ。(P.20)



この本には
フィンランド語の文法
フィンランド語の方言
フィンランド語の古文

 という章もあり、フィンランド語とはどんな言葉かの一端に触れることができますが「ひゃーむずかしそう」という印象です。著者もそれにさんざん苦しむわけですが・・。
 著者はフィンランド語で大量に作文を書きます。それもなるべく面白おかしい内容で。外国語で作文って大変だと思うのですが、やはり上達する人はそれだけの努力をしているのですね。
 黒田先生が薦めるだけあって、語学学習者には一読の価値ありの本でした。元気が出ます!

書籍版は、著者運営の「猫の言葉社」で購入できるようです。
電子本なら講談社電子文庫版でこちらから。

PDFでの立ち読みはここの「は」行から。
講談社オンデマンドブックス
いきなりサンプルを読むならこちら(PDFにリンクしています。)
大活字版のサンプルPDF





 

2008年11月2日日曜日

dテキスト:今頃気づいた・・

 チャロのdテキストを4月から購入しているわけですが、今頃気づいたことがもう一つ・・。
 テキストの背景に犬の足跡の柄があるのですが、クリックすると挿絵が変わります。先週までまーーったく気づきませんでした。4月から何個挿絵があったのでしょうか。
 問題の番号をクリックすると解答ページに飛べて、解答ページの番号をクリックすると問題に戻れるということに気づいたのも夏以降でした。それまで「面倒だなー」と思いつつスクロールでせっせとページを行き来していたのでした。
 歌が聴けないという弱点があるものの、「dテキストもなかなか使える」というのが今のところの印象です。まだ知らない機能は残っているかな・・。

2008年10月25日土曜日

まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか:ナシーム・ニコラス・タレブ・著、望月衛・訳

 出版時に大変話題になっていましたが、今のような時に読むと一層味わい深い。
 内容はかなり難解で、お金方面、数字方面、確率方面などに普段縁のない人にはちょっとつらいかもしれないです。
 ただし、訳者が「ヤバい経済学」の望月衛氏なので、文章自体はかなりこなれています。「わからない部分は気にしなーい」という読み方であれば完読できると思います。
 わざわざ完読できるかどうかを書くのは、なんとなく人気と完読度が一致しないジャンルの本ではないかという気がするので・・。昔、大売れしていたホーキンス博士の宇宙論の本なんてありましたね。たくさんの人が持っているけど読んだ(読めた)人は少数というベストセラーの類。

 これは数理系トレーダーであるタレブ氏の「エッセイ」(著者本人にとっては専門書の類ではない)なので、タレブ氏の率直な意見が記載されています。たとえば・・・


”だいたいはファイナンスの研究者なのだが、自分の脳に行動を合わせる代わりに、自分の行動に脳を合わせるたぐいの人たちがいる。この手の人たちは、無意識のうちに時間をさかのぼって都合のいい統計データを探しだし、自分のとった行動を正当化する。私の業界にもそういう人たちがいて、統計を使ったインチキでオプションを売るという自分の行動を正当化し、自分で自分にだまされている。(p.256)"


 うーん。CDS・・・。今読むと一層趣深いですなぁ・・。
 著者のタレブ氏の「統計・確率」の専門家としての意見が、以前読んだ禅の本に書いてあったことにとても似ている気がします。「今をあるがままに受けとめる」という感覚と言えばいいのでしょうか・・。
 金融危機に「ふりまわされなければいけない気」になっている人におすすめかもしれません。マスコミが騒いでいても、今影響がないなら、それで良いではありませんか。影響を受けるときはいやでも受けるんですから。
 
ちなみに著者タレブ氏のご尊顔は以下のWebで拝見できます。(本には著者近影はありません。)

Nassim Nicholas Taleb's Home Page
著者にメールする場合は、再下段の注意事項を良く読み、緊急の場合のみ40word未満で簡潔に記載し送りましょう。しかし、この注意事項の欄、面白い!


関連書
ちょっとブログ: ヤバい経済学 スティーヴン・D・レヴィット、スティーヴン・J・ダブナー 著、望月衛 訳

ちょっとブログ: 数字に弱いあなたの驚くほど危険な生活:ゲルト ギーゲレンツァー Gerd Gigerenzer・著、吉田 利子・訳


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2008年10月20日月曜日

都合が悪けりゃルールを変えろ:時価会計一部凍結

日経では以下のように報じられていますが、金融危機なので時価会計のルールを変えてしまうようです。
日米欧、時価会計一部凍結へ 金融危機封じへ非常手段
さすが、「理屈の国」の人たちというべきでしょうか・・。都合が悪くなったらルール変更。
日本ではどうかといいますと、企業会計基準委員会が容認したという報道を見たのですが、10月17日の時点では金融危機対応に関する報道についてという中で

"一部報道で、企業会計基準委員会で時価会計一部凍結や金融商品の時価会計の適用の緩和を決定したかのような記事が出されていますが、憶測記事であります。"

と記載されています。まだ決まっていないようです。
「独自ルール」が長かった(今もですが・・)日本がどう対応するのか、興味深いところです。

2008年10月13日月曜日

国債が無効になったことがある国、日本

 マスコミからは金融危機の報道が聞こえてきます。でも、金融業界とマスコミ以外では「それがどうした」という反応も多いのではないでしょうか?
 報道されている他の国のように株が暴落したから抗議行動に出るということもないし・・。
 この落ち着きっぷりは何から来るのだろう?と考えて「そもそも日本の人は相場を信用していないのでは」と思いあたりました。
 バブル崩壊前でも、株や債券に消極的な人は多かったと思います。親、祖父母、さらにその前の世代から「株、債権に手を出すもんじゃない」と言われている家もあるのではないかと思います。
 今ふたたび脚光を浴びている世界大恐慌(1929年)もありましたし、そのうえ債権には「戦争で国債が紙切れになった」という記憶をお持ちの世代がいるわけで、そりゃぁ信用できないかも・・。
 国債と言っても「大日本帝国」が発行したものですが、下記の国会図書館の資料のように無効もあり、敗戦後のインフレで事実上の紙切れと化したものもあり。どちらにしても「紙きれ化」したわけです。

賜金国庫債券ヲ無効トスルノ件 昭和21年2月26日 閣議決定

 かく言う私も「大日本帝国と書いてあったって戦争に負ければ紙切れになるんだから!」と「相場を信用してはいかん!」とさんざん聞かされて育った世代です。
 債権ではCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)なんて商品があって貸し倒れリスク回避をしているのかと思いきや、それが原因でドミノ倒しのようになっているし・・。
 でも人によっては今を「絶好の買い場」と見て動いているでしょう。どう世の中を見るか、難しいですね。

2008年9月30日火曜日

微妙に変わったラジオ版リトルチャロ

 実は後期継続するか非常に迷っていたラジオ版リトルチャロ、結局テキスト(dテキスト)を購入して続行することにしました。
 継続を迷ったのは、話に入れこめない(なんせ犬猫にも位があってSirなんて敬称で呼ばれている犬がいてしかも人格(犬格)高潔で・・というようなお話ですから)という非常に単純な理由です。
 しかし、教材としては、知らない表現もちりばめられていますし、単語も知らないものがちらほら。ところどころは訳をみないと意味がつかめない文もあり、「勉強になっている」のは間違いない。しかも、朝7時という放送時間は生活サイクル的にもちょうどいい。
 さて、「つまらない」からやめるか「勉強になる」から続けるか・・さんざん迷いましたが、続けてみることにしました。というのは、半期で「英語慣れ」した聴取者相手に、先生方が教材としてのレベルを上げてくるかもしれないと思ったからです。
 案の定、後期1回目の月曜日は音楽も変わり、突然テレビ版レギュラーのマイケル氏がゲストで登場。番組内の英語の割合も高まって、ある意味「あーやっぱり」という感じでした。
 話自体はやはり10月分も少々退屈(すみません)ですが、贅沢言っちゃいけませんね。
 マルゲリータのマシンガントークが好きだったのですが、マシンガンすぎて不評だったのでしょうか・・だんだんふつうに話すようになっちゃったのが残念。後期にもう1回マシンガントークが戻ってくるのを期待します。
 

2008年9月20日土曜日

テキストが厚い!まいにちロシア語10月号

 ドイツ語の後期をパスするのでテキスト購入が少なくてちょっと寂しくなりましたが、まいにちロシア語10月号のテキストを入手しました。
 なんと巻頭は講師のインタビュー。異様とも思える充実ぶりです。ロシア語講座とは思えないテキストの厚みにおどろき。いや、英語講座のテキストの「並」ぐらいですが。ロシア語テキストは「極薄」が多かったので・・。
 当方の学習進度は
・なにかのはずみに「あ、これはロシア語だ」と判別がつくことがある。
・格変化がとにかくたくさんあるのだということがわかった。
・「どーま」は土間ではなく「家」。よく建物にこのカタカナを見るのはロシア語由来?
・ ロシアの紅茶の飲み方ではいわゆる「ロシアンティー」式に紅茶の中にジャムを入れたりはしないことがわかった。
・名前(固有名詞)だって変化する

という程度で、カタツムリ、ロシア世界の入口で停止中?という感じです。
 でも、音と文字に慣れて文化的な背景を知るだけでも収穫でした。カタツムリなので、録音しっかり、学習のんびりでほそぼそと続けていくつもりです。
 同じ講座をあと2周ぐらいすると書いてあることが「あ、そうか」とのみこめるかもしれません。4月分などはほとんど記憶喪失状態なので(他の月も同じく・・)のんびり数周するのを前提にプレッシャーなく進めています。これは完全に趣味なので・・。
 優先度としては本業>英語>ドイツ語>ロシア語と明快に決めています。なので忙しいときはしばらくパス!もありです。
 ロシア文学もブームらしいですが、読んだことないんですよねー。重たい名作揃いのようなので、隙間時間に読むのではなく、読書にどっぷり浸かることができる時間を確保して気合を入れて読みたい。
 うーん。これは将来の楽しみにとっておきます。

2008年9月17日水曜日

まいにちドイツ語:カナ手本ドイツ語終了

 まいにちドイツ語の入門編、「カナ手本ドイツ語」の本編が本日終了しました。金曜日は「ドイツ語のツボ」という月1回の特別編なので、通常の講座は今日でおしまいです。
 なんとか半年、そこそこまじめにこなすことができました。全編Googleノートブックに入力したので、あとでスクリプトを見なおすことも可能です。
 さて、後記はどうしようかとつらつら考えたのですが、予想通り、本業がじわじわと忙しくなっており、新たに「謎の女」短縮バージョン(←勝手に名付けました)に取り組むのは荷が重い。
 その前にフェリックスがあるじゃないか!と気づいて、後半はまいにちドイツ語の火・木の「フェリックスの日記帳」の録音データに取り組むことにしました。4月分から録音だけはしっかりしてありますし、テキストも、「カナ」部分は廃棄されてよれよれの姿ではありますが保存してあります。
 4月には「どこをどうやっても手に負えない難しさ」に思えましたが、「やってやれないことはないかも」と思えるぐらいにはドイツ語慣れはしたかも・・。ありがとうございます。ドイツ語「カナ」チーム。
 週2回、半年かけるつもりで進めてみようと思います。

2008年9月14日日曜日

なくてはならない読書の友:ポスト・イット

 そこそこ厚い本を並行して読む乱読派の自分にとってなくてはならない読書の友がポスト・イット。
それも、フィルム製の「フラッグ」の「コンパクト」の「3色入り」を愛用しています。
 しおり代わりに、読み終わったところまででペタっと貼る。ただそれだけなのですが、紙製のしおりはなくす、本にもぐる、落とす。紙製の付箋は切れる、はがれる。と満足できなかったのが、このフィルム製しおり・・(じゃなかったポスト・イット)で一気に解消されました。
 付箋は100円ショップのものから、大判(といっても最大B6ぐらいまでですが)のものまであれこれ試しましたが、粘着力がちょうどいいので、やはり住友3M社製のものに回帰してしまいました。
 他にも、以前気に入っていたTodo用の付箋が見当たらないので、最近は白地で大きめ(7.5cm×7.5cm)のものをメモ帳代わりに使っています。
 Todoというか、その時必要なことを書いて、財布の表面などに貼っておけば、絶対に忘れません。メモを折りたたんで財布に入れて、そのまま入れたことを忘れてしまったことがある「ぽか人間」な自分にとっては、「財布を出したら表面にくっついて登場してくれる」というのが非常に重要なのです。
 普段手帳を使わないので(手帳に書き留めなければならないほど変動の多いスケジュールではないので)覚える必要があるときのみ付箋にTodoを書けばそれで十分に事足りてしまいます。
 でも手帳の季節になると、憧れるんですよね・・・手帳術。
 憧れて買ってしまった手帳(でも中身は空白)のカバーの外に付箋Todoをぺたっと貼ったりすると(ついやってしまいます)「なにをやっているんだ自分!」とはっと我に返るのですが・・。中に書くより外に貼ってある方が断然忘れない。という厳然たる事実によって、そのまま貼り続けてしまうのです。嗚呼。

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2008年9月9日火曜日

脱力・・ラジオ版リトルチャロ

 9月9日のラジオ版リトルチャロ、dテキストの解説文を引用

引用開始

This Professor Mansaku, he's funny guy.
(このマンサク教授っていうのが、おもしろい男でね。)

引用終わり

あの・・リズム万作って「ジュークボックス英会話」を見ていた人でないと
わかりませんって・・。
 それに、ラジオは佐藤先生(←代表作:リズム万作役)ではなく栩木先生
担当なのに・・。
 あっさりと何の解説もなく(いや、この文は問題の解説の一部ですが)
淡々と過ぎ去る放送を聴きながら、心の中で大量のツッコミを入れてしまいました。
 他にもこの手の文が密かに埋まっているのかしら・・。あなどれん。

2008年9月7日日曜日

獄中記:佐藤優、著

 読書の醍醐味は、自分では絶対に経験しない(したくない)であろう世界を垣間見ることができることですが、「獄中記」はまさに「知らない世界の総合商社」(「疑惑の総合商社」という言葉がありましたね)で実に「おいしい」本でした。
 本書は著者が著者の言う「国策捜査」によって逮捕され、512日間東京拘置所に拘置された間の獄中ノートと書簡で構成されています。
 拘置所というのがどんな場所なのかまだはっきりとしたイメージはありませんが、書いてあることを読む限りでは、ものすごく非人道的なことが日々展開されているというわけではないのだなという印象を受けました。非人道的なことが展開されているのではという先入観を持っている自分にそもそも問題がありますが・・。
 その東京拘置所での著者の学習ぶりに驚愕。哲学や語学をどしどしとやっつけていくのです。日々の日記の表記は淡々としているのですが、その量とスピードを想像すると「どしどし」という形容になってしまいます。
 学生時代に神学を専攻し、ロシア語に堪能な著者が「なぜそうなれたのか」が、その勉強ぶりで理解できます。もともと難解なものに取り組み続けることができる資質をお持ちだったのでしょう。
 なるほどロシア語に堪能になれる人なら、ドイツ語にもラテン語にも「格変化がわからない」などと弱音は吐かないだろうなぁ。聖書にがっぷり四つに取り組める人なら、難解な哲学書も友となるのだなぁ。と感心しました。
 それにしても不思議なのが、神学や哲学と、ロシアに関する現実的などろどろとが同じ人の中で共存しているところ。また、これほどの人が法律には興味がなくいわゆるリーガルマインドの視点は持たない(弁護士におまかせ)でいるあたりも、「哲学と法ってそんなに違うかな・・」と首をかしげてしまう点でした。
 いずれにせよ著者がマスコミから「怪人」扱いされていた理由はこの本を読んで理解できました。
 ところどころに耳の痛い表現もあり、学習のモチベーションUPにも使える本かもしれません。
 幸いなことにこれを読んでも「拘置所に入りたい」とはまったく思いませんでしたが、日常から隔絶された場所で学習に没頭するという方法は有効かもしれないという印象を持ちました。
 作家の「ホテルにカンヅメ」(もともとは旅館に「館詰め」でしょうか?)もきっとこれと同じ理由ですね。


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2008年9月5日金曜日

録音データのがさがさ音

 録音番組の加減もさくさく操作できるようになり、絶好調のラジオサーバー。しかし先日の実践ビジネス英語の録音データに時折「がさがさ」「ばりばり」というような雑音が。
 すわラジオサーバー不調?と思いましたがよく考えたらその日は雷雨でした。雑音の犯人は雷でした。ラジオサーバーよ、疑ってゴメン。

2008年9月1日月曜日

おちゃめなゴガクル

 9月1日、今日から始めれば皆勤賞が狙えるかも?と思い、早朝にゴガクルのカレンダーをクリックしたところ・・クリックできない。あれ?と、手がすべって30日のあたりで、カレンダーがめくれました。しかしそこは30日の部分・・。
 帰宅してもう一度見たところ、修正のアナウンスがありましたが、月曜早々寝ぼけたかと思いました。
 いやー、ゴガクルもチャロ(のWEB版)もときどきおちゃめですねー。
 怒るよりも「運営の人大変だな・・」と同情が先にたってしまいます。毎日的確にコンテンツ更新するのってプロでも難しいものなんですね。

2008年8月28日木曜日

さようならラジオ英会話

 ラジオ英会話の8月号放送も明日(8/29)までです。来月からはラジオ英会話は「休学」することにしましたので、一人で季節はずれの卒業気分にひたっています。
 その分、リトルチャロとラジオ英会話はしっかりついていかなければ。
 チャロはdテキストを購入していますが、やはり画面で見るだけだと記憶に残りにくい点がありますので、プリンタを新しく購入して、スキットは印刷することにしました。
 やはり紙の利点は持ち歩けることですね。すぐに重くなるところが弱点ですが・・。
 ちなみにチャロのdテキスト、オフラインでの印刷は権限がないと拒否されてしまいました。オンライン状態では印刷できましたが、これはちょっと不便。常時接続環境ではないときこそ、紙に打ち出したいということがありますからね。
 たぶん仕様なのではないかと思いますが、購入者のPCからならばネットの接続状況にかかわりなく印刷できるようにしてもらえたらなーと思います。

2008年8月19日火曜日

10月からのラジオ講座

 待ちに待った9月号のまいにちドイツ語、ロシア語のテキストが発売されました。なんせ、半年講座なのに、10月以降の情報がどこにもない。9月号が前期最終号であるからして大々的に後期分が発表されるはずだ・・と勇んで購入しました。
 はたして情報はありましたがお便りページの片隅にひっそり記載されていました。
 ドイツ語は、月曜~木曜日が昨年度前期の清野智明先生の「謎の女」の再編集版。金曜日が同じく清野先生のドイツ語発音クリニック(新作)だそうです。「カナ」のレベルからついていけるか少々不安・・。
 ロシア語は、月曜~水曜が現在の黒田先生&カーチャ先生の中級編。やった!で、木・金が実践会話の新作となるようです。木・金はレベル的にあきらめる可能性が高いです。
 ロシア語もGoogleノートブックに入力していきたいのですが、キリル文字のキーボード入力に難が・・。ドイツ語でしたら記号から特殊文字のみ選んで入力できますが、キリル文字をぽつぽつ打っていくのは大変・・。かといってキーボード配列を覚えるのも大変・・。キリル文字入力の夢はしばらく先送りです。
 しかし、新年度に別冊まで出る英語に比べておそろしく控え目な「その他の外国語」。ゴガクルあたりで大々的に後期の宣伝&解説でもして、盛り上げて欲しいです。
 せっかく安価で入学試験もなく一流の先生に教わることができるのに、そんなに控え目でどうする!と受講者の方が気を揉んでしまいます。

2008年8月17日日曜日

ゆうちょ銀行

 世間話である人がこんな話をしていました。
 「ゆうちょ銀行に行って、貯金をおろしてそのまま別な銀行の口座へ振り込もうとしたら、『うちではできないので銀行に行ってください』と言われたんだけど、ゆうちょ銀行って銀行になったんじゃないの?」
 一瞬「一部の提携金融としか送金できないんだよ・・」と説明しようとして、「あ、銀行って名乗っているのに、銀行に行ってくださいって言われたのがおかしいのか」と気づきました。確かに言われてみれば、「銀行」と名乗っている窓口に行って「銀行に行ってください」と言われたら「???」ともなるなぁと。
 郵便局は銀行へ送金できないという固定観念を捨て切れていなかったのは当方で、「銀行って名乗ったんだから銀行でしょ」と思うのも不思議はないですね。農協から銀行へだって振込みできますもんね。
 2009年の1月から、銀行との送金も可能に(厳密にいえば、今でも提携している金融機関であれば送金可能ですが)なるそうですが、今後どのように動いていくんでしょうか。
 ゆうちょ銀行の窓口の人も「うちは銀行じゃないんだから送金できるわけないでしょ」という固定観念で、表現のおかしさには気付かないんでしょうね。
 でも、この場合、一体なんと表現すればわかりやすいんでしょう?「うち以外の銀行と名乗っている銀行さんで・・」とか言ったら妙ですよねぇ。

2008年8月16日土曜日

今年は'Staycations'

 VOAのSpecial Englishで'Staycations'(リンクは該当番組のスクリプト)という言葉が取り上げられています。
 どこか別のサイトでも見ましたが、要は遠出をせずに自宅近辺で休暇をすごすという意味の、Stayとvacationの合成語のようです。米国でもガソリン高騰の折には遠出を控えたり、自衛策をとる人々が相当数いるということですね。
 私も今年はまさに'Staycations'で読書に語学にPCのメンテナンスに・・とのんびり過ごしています。確かにこれでも「休暇だなー」という実感があります。国外へ旅行へ行きたいとも思うのですが、為替にせよ、原油にせよ、今は「時期ではない」という感じがして実行には至りませんでした。
 それにしてもVOAのサイト、写真が・・・これが自宅でのんびりのイメージなのでしょうか?芝生がまぶしい。
 米国に負けじと休暇気分演出のため?近所の川沿いの遊歩道に行ってみましたが、川辺の植物が成長しすぎて、川がまったく見えずちょっと拍子抜け。
 天気が崩れてきましたが、おかげで涼しく、秋近しという感じです。さて、あと1日でもう1組、読みたかった本を読みきらなければ!

2008年8月15日金曜日

ファウスト:ゲーテ・著、池内 紀・訳

 せっかくの盆休み、普段だったら手を出さない「名作」を何か読んでみようと思い立ちました。「名作」の場合は「売れる本」主体の品揃えの近所の書店よりも図書館が充実しています。
 早速図書館に行き、「読んでくれ~」とばかりに目に飛び込んできたのが山本容子氏の版画も麗しい豪華装丁の池内訳「ファウスト」第1,2巻。今までに何度その棚を見てもいつも第1巻がなく、第2巻のみしかなかったのに。これは読書の神様もしくはドイツ語の神様が読んで・・もとい呼んでいる!と借りる決心。で、一気呵成に読みました。
 まずは、「最後まで読める訳」をしてくださった池内先生に感謝。名作の翻訳物は日本語の言葉が古くて読みとおせないものが多々ありますが、読み物としてはすんなり最後まで読みとおせました。
 中身はというと、「これは・・SFというかファンタジーというか・・ゲームシナリオのような・・」と既視感を覚えながら進んでいった感じです。
 本当は逆なんですよね。先にファウストがあって、幾百の作家が影響を受けている。それはわかっているのですが、自分にとっての順番は「SF&ファンタジー」が先なので妙な気分でした。
 あちこちに、名言がちりばめられているような感じです。一応「悲劇」ということになっているのですが、戯曲形式で話があちこちに飛ぶ上に、いろいろな異形のモノが出てくるので、悲愴感はなく、あれよあれよという間に最後まで行ってしまいました。
 メフィストも、ものすごい悪役だと思って読みはじめてしまいましたが、ファウスト(主人公)の望みをかなえっぱなしの上に(そういう約束をしているからですが)万能というわけでもなくて、「あらら、こういうキャラだったの?」と目から鱗でした。やっぱり実際に読んでみるものですね。とはいえ、翻訳によってはものすごく深淵な悪に描かれているのかもしれませんが・・。
 「おおっ」と思ったのが、第2部に、国の財政再建?の話が出てくるところ。証書の「信用」が問題となるあたり、現代にも通じる話です。200年程度では価値観はともかく、人の行動はそんなに変わらないのかもしれません。
 しかし、この話を「解釈」しようと思ったら、それはそれは大変だろうと思います。池内先生の解説にも膨大な解釈があることが記されていました。
 Wikipediaを見ただけでもゲーテの周辺は大変なにぎわいです。この充実度は何なのでしょう?と不思議に思ってしまうぐらいです。

以下Wikipediaへのリンク

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

ファウスト
 
 Wikipediaのファウストの項目の関連作品を見ると、音楽家の想像力を特に刺激したようですね。確かに、歌(詩)がたくさんでてきますし。「これはどんな旋律で歌われたのだろう?」と思うと楽しいですね。 シューベルトもムソルグスキーも曲名ではピンとこないのですが、きけばわかるのかな。
 ちなみに、上記の「外部リンク」の項目にあるプロジェクト・グーテンベルクのファウストはドイツ語版です。ええ、ドイツ語だということはわかりましたとも。本文は取り組むすべもありませんが(単語の原型がわからないと辞書もヒットしない・・)目次をみくらべて、Nachatが夜と訳されているのはいいとして、「Straßeを往来と訳すのか、かっこいい!」「Abendは夕方でいいのか、なるほど」などとすこーしドイツ語学習モードに入っています。
 うーん。こうなるとヘリテージシリーズ版でも購入して手元におけば勉強できるってことですね。ある意味便利かつ困ったことに気づいてしまったのかも・・。


図書館にあったのはこちら。豪華です。タイトルが金文字です。
ファウスト (第1部)ファウスト (第1部)
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廉価版?もあるようです。ヘリテージシリーズというんですか・・知らなかった。


ファウスト〈第1部〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)ファウスト〈第1部〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
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2008年8月14日木曜日

『カナ』手本ドイツ語7月分終了

 7月号もやっと終了して、計画通り、お盆期間中に現行まで追いつくことができました。はー。やれやれ。
 薄くなった(フェリックス以外の部分は廃棄)テキストを前に一息ついています。
 紙のテキストは廃棄しましたが、スキットは全部Googleノートブックへ入力しましたので、復習も可能です。
 並行して進めているラジオ英会話は6月号まで完了。しかし、秋口以降、語学とは無関係の件で忙しくなる予定となりました。
 今後の「処分可能時間」から逆算すると、どう考えてもチャロとラジオ英会話と実践ビジネス英語の3本立ては消化不良になることが目に見えています。
 杉田先生の講座を最優先したいので、9月よりラジオ英会話とチャロのどちらかの聴取をやめることにしました。
 つらつらと両講座のメリットデメリットを考えました。
 チャロはリアルタイム聴取が可能なので、学習時間確保のぶれが少ない点がメリット。またラジオ版テキストのPhrases to go! の回答の文法や語法の説明が秀逸で、知らないことが山ほど出てくるところもメリット。ただし、ストーリー自体は現時点ではあまり興味を引かれないのであくまで「教材」と割り切っての取組が必要なところがマイナス点。
 ラジオ英会話は、何より「百万人の英語」のころからの遠山先生ファンとしては聴き続けたい・・。しかし、放送日当日の夜に聴けなければどんどんたまっていくという悪循環にはまりやすく心理的負担が大きい。
 繁忙期は「生きているのもやっと、睡眠時間最優先」というぐらいの状態になりますので週あたり1時間15分の放送とその予習・復習はきつい。同じ時間をかけるのであれば、実践ビジネス英語とチャロの予、復習にあてた方が学習効果が高いのではないかと結論を出しました。
 というわけで、残念ながら、ラジオ英会話は8月まででストップします。来年の3月までに余裕ができれば復活するかもしれませんが、今年(2008年)一杯はいさぎよくあきらめようと思います。
 それにしても、本当に、教材を減らすってつらいです。どれも気に入っているうえに時間的問題以外は何のハードルもない(テキストは安いし、録音は確実です)場合は特に・・。
 しかし、こんな贅沢な悩み方ができるとは、各種機材や面白い放送のおかげです。ありがたい限りです。

2008年8月10日日曜日

『カナ』手本ドイツ語6月分終了

1週間でなんとか6月号も終了しました。最終日のDeutch mit Pfiff(ドイツ語のツボ)がコラム風というか、楽しく聴く回なので、到達したときの嬉しかったこと。主人公カナはついにドイツに着きました。
 3か月目(分)ともなる授業の進み方にもすっかり慣れて、コーナーごとの目的もつかめました。
 6月分までは先生のお話がかなりゆっくりに感じられたので1.2倍速から1.5倍速にして聴きました。8月分は本放送でリアルタイム聴取なので1倍速(そのまま)です。
 あと1冊、7月分を終了させれば現時点に追いつきます。今週はラジオ講座全部が夏休みモードで過去分の再放送になるので、今週は8月分とのかけもちがないだけ少し(非常に?)楽です。
 あとは時間がとれるかと、夏の暑さに学習意欲が負けないでいられるかが勝負です。でも、この「終了のヨロコビ」を餌として、前向きに取り組みます!

2008年8月3日日曜日

最短で結果が出る超勉強法:荘司 雅彦、著

 「結果を出した人」が、惜しみなく方法を教えてくれている本です。
 ノウハウを出し惜しみしないでくれる「よき先輩」が書かれた本がいろいろありますが、真似できるところを遠慮なく真似させていただいております。
 この本で真似したいところはたくさんありますが、特に以下の2点は「そうします」と深くうなずきました。

 何かを勉強しようとするときには「決まった日に行われる試験を受験しなければならない状況」に自分を置いてしまう(P.71)

 自分の「処分可能時間」を把握せよ(p.162)

 
 まいにちドイツ語テキスト破り計画を進めて「処分可能時間」と「勉強したい量」のアンバランスはしみじみ実感しています。「たった3時間」を実行することがどんなに大変か!進めながら「あーこれは2巡目を期待したら人生が終わってしまうな」としみじみ思うぐらいです。
 テキストを何回転もさせる方法(これは荘司先生も別の部分で推奨しています)が基本の自分としては、「身を切られるようなつらい作業」(p.164)で「この講座に取り組むのは1度きり」の決断をしました。
 テキストの量と自分の手持ち時間とを比較して、入門を丁寧に繰り返す時間はないと判断できたためですが、タイミング良くこの記述を読んで、「あー、この方法で(自分にとっては)正しいんだ」と後押ししてもらったような気がしました。
 それにしても「課題を減らす」ことが「つらい」ということを理解しているあたり、さすが勉強の当事者だけあります。なかなかこの発想、普通に暮らしていては出てこないのではないのでしょうか。

 著者がお金も時間もかけて生み出した「結果が出る勉強法」。真似しなきゃ損ってものです。
 得られた知見で、既に書籍代分の元はとらせていただきました。ありがとうございます。

最短で結果が出る超勉強法 (講談社BIZ)最短で結果が出る超勉強法 (講談社BIZ)
荘司 雅彦

講談社 2007-06-26
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洋書はYOHAN、倒産

 「洋書はYOHAN」のキャッチコピーで知られる日本洋書販売(株)が自己破産申請をしたそうです。「普通の本屋さんで扱っている洋書」を牛耳っていた?会社といえばわかりやすいでしょうか。
 薄っぺらい海外雑誌が「なんでこんなに高いの!」という値段で売られているのも、この会社さんの価格政策のおかげ?でした。
 とんでもないレート換算になる日本円ラベルを眺めつつ、「どういう為替政策をとっているのだろう」「いまどき、こんなに内外価格差をつけて、消費者離れを起こさないのだろうか」と職業柄素朴な疑問を抱いていましたが、なるほどやっぱりそうですか・・という感想です。
 それでも、実物を手にとって購入したい本などは、アマゾンなどを通さず、本屋で買っていますので、それなりにお世話になっていたわけで、感慨深いものがあります。
 子会社のいくつかは民事再生だそうですし、事業でお金になる部分は既に取り合いになっているのではないかと想像しますので、本屋の洋書が消えることはないと思っています。
 しかし破綻の理由が報道されいるような売上不振からならば、今までの「コストを消費者へ露骨に転嫁」方式の価格政策ではだめだということがはっきりしたわけです。まぁ、為替などを扱っている会社さんですから、変な金融商品にひっかかってしまったとか、表に出ない破綻の理由があるのかもしれませんけれど・・。
 本屋ルートでの洋書販売の「儲けの方法」をこれからどこがどのように編み出すのか、注目です。

『カナ』手本ドイツ語5月分も終了

 勢いをつけて、5月分もなんとか終了しました。
 ショックだったのが、紙copiへ入力した文字のうち、äöëなどのウムラウト付文字が、一度保存して再度ひらいたら、普通のaoeになってしまったこと。入力の際はちゃんと表示されていたのですが・・。記号一覧からせっせと選んで入力したので結構な手間をかけたのに、消えてしまって残念でした。文字コードは複雑なので、深追いせずにあきらめます。
 この点googleノートブックでは、ウムラウト付文字もそのまま保持してくれます。さすがgoogle、多言語展開しているだけはあります。
 もう1点ショックだったのは、1度は聞いたはずなのに、まったく話の展開を覚えていなかったこと。女子大生カナと、日本学専攻のヤンが知りあったのが日本だということすら「初耳」状態。
 しかも、5月の前半が一緒に新宿の居酒屋へ行って(デート)、居酒屋であれこれ注文。後半が電話番号を聞いて、週末にカナの家に招待するところまでという急展開(笑)。いやー、知りませんでした・・。
 カナがドイツでヤンの家を尋ねるまで(←これが7月下旬~8月現在のスキット)にこんなにものすごい勢いで事態が進んでいたとは。
 テキスト1冊の半分(残りは「フェリックスの日記帳」)、「たったの3時間半~4時間分」なのですが、終わらせるのには気合がいります。
 終了した部分を破って薄くなったテキストを見て、達成感にひたっています。
 

2008年8月1日金曜日

『カナ』手本ドイツ語4月分終了

 「テキスト書き込みどんどん破る方式」に変更して1週間。ようやく「まいにちドイツ語」の初心者向けクラス、「『カナ』手本ドイツ語」の4月号が終了しました。
 どのようにしようかと迷いつつも、こんな感じで進めました。
 テキストのスキットと日本語訳を紙コピか、Googleノートブックへ入力。テキストを見ながら録音を聴く。特にOhren spitzen!(耳を澄ませて)のコーナーは真剣に聞いて回答をテキストに書き込む。
Mundgymnastik(口を動かそう!)のコーナーの問題への回答は余白にボールペンで書き込み、赤ペンチェック。
 ごくごくオーソドックスな方法ですが、特徴とも言えるのが、「終了したら、そのページは破って捨てる」ということです。この「2度と戻れない」という感覚が効を奏してか、スキットの入力は綴りの1文字1文字を真剣にチェックするし、赤ペンチェックもいつになく真剣でした。おかげで1回分には15分以上の時間がかかってしまうことがほとんど。しかし、どんどん薄くなっていくテキストに妙な達成感を味わうことができました。1か月の授業時間の3時間半分、ちゃんとやったぞー。という感じが確かにあります。
 同じく、復習するにはボリュームがありすぎる「ラジオ英会話」も同様の方法で「1回こっきり大作戦」を開始しています。
 すでに両講座(「『カナ』手本ドイツ語と「ラジオ英会話」」)の8月号テキストは表紙のない姿になってしまっています。リアルタイム分も終了とともにどんどん破っていますので、過去分と合わせて爽快感は2倍!
 しかし、ラジオ英会話はどの号に取り組んでも違和感はありませんが、「『カナ』手本ドイツ語」の4月号と8月号のギャップはすごいです。片方で Hallo! 一語で1日分なのに、片や8月号では比較級まで出てきています。たった4か月でここまで進んでいたとはあなどれません。
 お盆の週は、どの講座も再放送Weekとなるようですので、そこでどこまで追いつけるかが鍵となりそうです。

2008年7月27日日曜日

軌道修正

 昨年にラジオサーバーを導入してから、テキストも音声もなるべく残すという方法をとってきました。テキストはスキャンしてPDF化というひと手間をかけていました。
 しかし、どんどん累積していくテキストを見て「これをすべて消化するのは現時点では無理」と悟り、学習方法を見なおして軌道修正することにしました。
 まず手始めは週5日のドイツ語とラジオ英会話。
 「まいにちドイツ語」は1日置きに、まったくレベルの違う2つの講座が放送されています。超入門の「『カナ』手本ドイツ語」と、初級読み物の「フェリックスの日記帳」です。
 「カナ」も「フェリックス」もただ聴いているだけの状態になっていますので、「カナ」は1度きりと割り切ってテキストも録音ファイルも終了したら廃棄することに決めました。昔の「英会話上級」のスキットに出てきた「読み終わったページから破って捨てる人」へ方針転換です。
 スキャンするつもりでテキストへの書き込みはしないでいたのですが、終わったら破って捨てるとなると気楽に書き込めます。まいにちドイツ語のテキストは前半分が「カナ」後ろ半分が「フェリックス」という構成なので、順調に行けばどんどん薄くなっていき、フェリックスのみが残る予定です。フェリックスは「カナ」が終わらないと着手できる実力にはならないと悟りましたので、将来のお楽しみです。
 着手する前に「アンコール」で再放送になったりして・・。(十分にありえます。)
 学習内容で記録したい点はGoogleノートブックを使ってメモすることにしました。VISTAとIE7なので、ノートブックの拡張が入れられないことがちょっと哀しいですが・・。
 ゴガクルに毎週のキーフレーズが載っていることにも今ごろ気づきましたのでノートブックに拝借。
 テキストを破ることに不安と若干の罪悪感がありますが「どんな形であれ、習ったことが身についた方がNHKドイツ語チーム(ブリッタ先生がそう表現していらっしゃいました)にも喜んでいただけるに違いない」と思い込むことにします。
 ラジオ英会話も全講座の復習は難しいと判断してWMAをカットするソフトを導入して、金曜日の講座のスキットのみを抽出したファイルを作成開始しました。そうしたら、スキット4本で1分半ぐらいなのですね。驚き。この短いスキットならぐるぐると周回可能なはずです。しかし、解説抜きで聞いたら全然把握できないことにも気付いてちょっとショック。コロケーションに極端に弱いのは自覚していたのですが・・。
 「持っている」と「活用している」はまったく違うことだと自覚。PDFと音声ファイルがどんどんたまるので追加のUSBメモリかHDD増設を検討していましたが、不要となりました。
 ファイルの保存も一度習慣にしてしまうと「何のために」行っていたかわからなくなっても惰性で続けてしまうものですね。PDF化にかける時間と手間が減った分、他のことに有効に使いたいと思います。
 プリンタも、古いインクジェットが壊れてしまったのですが、今までのインクジェットは蛍光マーカーが流れてしまう点が嫌だったので、顔料インクのものを購入するか、それともセブンイレブンのネットプリントでまかなうか考え中・・。
 チャロのデジタルテキストは巨大ファイルなのでネットプリントは使えません。プリンタはめったに使わないので置場確保を考えると所有したくない気持ちが強いのです。デジタルコンビニをうたうところならばメディアを持参すれば出力できるのかもしれないですね。探してみます。
  暮らしをシンプルにするためにいろいろ考えるのもまた楽し。です。

 
 

2008年7月25日金曜日

江戸小噺を英語で披露する志賀洋(31歳)

 実践ビジネス英語のテキストを買うと、日本語の部分をまず1月分通読してしまいます。8月号で驚いたのは主人公志賀洋氏がなんと江戸小噺を同僚に披露。
 英語ができないと悩んでいた5月の洋とは別人のようです(いや、まだ日本語部分を読んだだけですが・・)。
「浪人」をmasterless samurai, 「切腹」を hara-kiri とすらすら話すとは、密かに英語落語の練習をしていたとしか思えません。会社のコンシェルジュに紹介してもらったコーチに特訓してもらったのでしょうか。
驚くべき隠し技を持った主人公。大河ドラマのロシア語に続いて、こちらもなかなか目(耳か・・)が離せません。

2008年7月24日木曜日

心配なのは土砂災害

 またまたまたまた揺れました。例によって当方は震度5。
 夜中でしたが、消防車も救急車も警察のサイレンもなく、ヘリも飛ばず、静かなままでした。慣れてるなー。
 心配なのは揺れの大きかった地域の土砂災害。外部に通じる道路が寸断されると孤立する集落が大量に存在するのが東北地方。雨も多く、地盤はゆるみっぱなしでしょうから、揺れで崩れても不思議ではない。
 田圃や小麦畑と山道が混在する東北の夏景色が大好きな当方としては、なんとも心が痛みます。
 あまり被害がないと良いのですが・・。
 

2008年7月21日月曜日

それにしてもよく揺れる・・

 1日に何度も地震があっても平気になってきましたが、今しがたもまた揺れました。
 物が少ない生活なので、物に関する心配はほとんどありませんが、その時間にちょうど火の気があったりすると焦ります。
 それにしてもしみじみ地震国を実感します。いや、地震県かな・・。
 観光地は風評被害で大変なようですが、えー、地元民は慣れてますので気にせずどうぞ。
 と言ってみても、やはり気にする方が多いでしょうねー。いたしかたない。

手持ち時間と保存ファイルの量

 最大2500時間の録音が可能なオリンパスのラジオサーバー、ほぼ毎日録音しているものの、まだまだHDDには余裕があります。
 しかしファイルは相当な本数になりました。テキストもたまってきてしまいもともと「捨て派」な自分としてはどうも落ち着かなくなってきました。自分の管理できる量を超えてきたような気がします。
 2500時間の録音を聴くには2500時間が必要なわけですがどうもぴんとこない。
大杉先生もCross-Cultural SeminarのCMでおっしゃっていますが「何日録音しっぱなしでいいの?」。例によって計算です。
 とはいえ、何日録音できるのかより、録音したものを聴くことができるかの方が重大です。「月に何時間あれば何講座きけるの?」ということを中心に考えることにします。
 週5日放送の15分番組で考えると・・。
 1ヶ月あたりの放送時間は、
 15×5×4(週間)=300分=5時間。
 1年間だと5×12=60時間。
 さて、この時間配分のものを5講座聞いた場合、1か月に必要な時間は25時間。
 もう1度聞きたかったら、さらに25時間必要になります。
 1日8時間で約3日ちょいです。週末をつぶしたとしてもちょっと大変になってきます。ちなみに2500時間録音しようと思ったら100か月かかりますから8.3年です。8年録音する前にHDDの寿命が来そうな気がしますが・・。
 さて、放送を1回聴いただけではさっぱり頭に入らず、娯楽要素の強い「英語ものしり倶楽部」ですら複数回聴いてしまう私にとって繰り返し時間は必要不可欠なもの。
 しかしどう考えても、今まで1年数か月録りためたファイルをすべて聴きなおすのは時間的には難しそうです。そこで、チャロは金曜日のみ残す。ラジオ英会話も金曜日のみ残すなど、ファイルの絞り込みに入りました。
 どの番組でも「名作」のほまれが高くなればNHK出版からきっと総集編が出るでしょうし、徹底トレーニング(負荷が大きすぎるので今期はあきらめました)のように再放送があるかもしれませんしね。
 際限なく溜めてしまいそうですが、納得いくまで聴けないことがストレスになりそうなのでスリム化です。
 書店をうろうろしていると、他の問題集に目移りすることもありますが、「今あるものを活用してから!」と自分に言い聞かせています。
 便利な道具がありすぎて、手持ち時間と折り合いをつけるのがなかなか大変です。
 
 

2008年7月20日日曜日

日本語ならお役立ち:ラジオサーバーの早聞き倍速設定

 オリンパスのラジオサーバーには、早聞き/遅聞き倍速設定という項目があり、早聞きは1.25、1.5、1.75、2倍のどれかを選択することができます。
 英語のファイルの場合、オープニングの挨拶は1.25倍での早聞き、本編は実力上の問題から通常速度で再生しています。しかし日本語の音声ファイルで、普通にトークをしている場合は、1.75倍程度でもほぼ違和感なく意味が把握できます。
 さすがに音声が自然とは言えませんが、長ーい講義ファイルなどでは大活躍。まともに聞いたら2時間のものが1時間ちょっとで済んでくれるのでこの差は大きいです。45分あればNHKラジオ講座が3本聞けますので。
 意味が把握できる音声に調節してくれるラジオサーバーの技術もすごいですが、しみじみ感心したのが母語だと多少無理がある早さでも内容が把握できること。1.75倍だと、日常では遭遇しないぐらいの早さで話が進んでいくことになりますが、それでもちゃんと聞きとれるのです。
 2倍では音声の「ロボット感」が強すぎて、違和感が大きいため今のところ使っていませんが、おそらく集中すればほとんど意味はとれるのではないかと思います。
 これに味を占めて、ポータブルプレーヤも次回は速度調整ができるものを探そうと思っています。
 AUDIBLEファイルが再生可能で、再生速度調整が可能などという都合の良い機種は存在するのかな・・。

2008年7月18日金曜日

実は大河ドラマだった!「まいにちロシア語」

 まいにちロシア語、カタツムリにも乗り遅れていますが、細ぼそと聞き続けております。話の合間の黒田先生とカーチャ先生の雑談?が面白いのです。ロシア流風邪の治し方(ゆでじゃがいもの湯気を吸う!とか)などちょっとした話しがとても興味深い。お隣の国なのに、「普通」の人の暮らしは何も知らないんだなぁとしみじみ考えてしまいます。
 この勢いでロシアにも資本主義が浸透すれば、近いうちにロシア極東地域も気軽に行ける観光地として発展するのでは・・と思っているのですが、見通しが甘いでしょうか。
 ところで、昨日(7/17)放送分での黒田先生の重大発言。実はスキットは大河ドラマだったのだそうです。
といっても「かたつむり」なのであまり入り組んだストーリーは無理というものですが今後の展開に期待。
その前に単語を少しでも覚えなければ・・。

2008年7月9日水曜日

アラブの大富豪:前田 高行、著

 最近興味を持ち始めた「アラブ」世界に、もともとの守備分野「お金」関連の話題をプラスという、私にとっては「読まずには通れない」本でした。
 アラブと言っても広いので、その中の何名かに焦点をあてて取り上げています。著者も一般的な読者のアラブ世界への前提知識はほとんどないと看破しているようで、初心者読者には助かりました。
 「国や大富豪の歴史」「その国の主要産業」「アラブ世界の中でのポジション」「政治体制」などなど説明をしてから「人(大富豪)」を取り上げるので詳細な人となりまではわかりませんが、写真も随所に入っておりなかなか読みやかったです。
 登場人物で名前を聞いたことがあるような気がするのは、ヨルダンのラニア王妃とアルワリード王子ぐらいでした。「王子って大量にいるんだ・・」ですとか、「ヨルダンって貧乏だったんだ・・」、「ルーブルとグッゲンハイム美術館の分館がアブダビにできる予定!(ところでアブダビってどこ?)」など、知っている人であれば当然のことでしょうが「へーへーへー」と思うところ満載でした。
 アラブの大富豪って、庶民に妬まれなさそうな気がするのですが、迫力の差でしょうか?「絵にかいたようなお金持ち」で現実味がないからかもしれません。
 アラブ世界が「アラブ流」ならこちらは「アジア流」で西欧諸国とは違う価値観でそれぞれ堂々とうまくやっていければ良いと思います。でもかつて脱亜入欧なんてキャッチフレーズを掲げた国が日本なのでした。うーん。

アラブの大富豪 (新潮新書 251)アラブの大富豪 (新潮新書 251)
前田 高行

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2008年7月8日火曜日

日本語力

 外国語は楽しみであり、悩みですが、日本語も相当に悩みの種です。実は私、地元のことばをしゃべることができません。聞きとりにも難があります。リスニング、スピーキングのどちらにも難ありって外国語と同じじゃん!と逆切れ状態になってしまいそうなときがあります。
 なんせ、こちらのネイティブは、単語からして違います。「は?今のなに?」という音がさぁっと通過してしまい呆然・・ってこれも外国語と同じ!
 発音も、真似したつもりでも「滑舌良すぎ!」「なんか違うんだなー」とダメ出しを受ける始末。ほんっとーーーーに日本語ってむずかしいです。
 でも、その「ネイティブ」でも、近県の山村の奥地では最初話が通じず呆然としたとか・・そして苦労の末会得したある単語を披露してくれました。「日本語にこんな音があるのか」と聞いていた一同呆然。子音が連続しているような音なのです。「母音がないなんて~」「ヨーロッパの方にありそうな発音」などと感嘆の声があがりました。
 以前からの業務上の悩みは、お名前が聞きとれないこと。3回復唱をおねがいしてダメだった場合「・・・・様ときこえたんですが・・(弱気)」とネイティブにバトンタッチしてもらうことにしています。あとで正解を教えてもらうと全然違ってひとり哀しむことも・・。
 本当にことばって奥深いですね。
 

2008年7月1日火曜日

本屋で地震

 ニュースになるほどではない震度の余震が続いている当地ですが、週末、古いビル内にある大型書店の中で身長より高い専門書のつまった棚の前にいるときに「ゆらっ」ときました。普段あまり余震を気にしない方ですがこれは怖かった。そそくさと本屋を出ました。
 それなりに対策はしてあると思いますが、振動続きの上に書籍の重量が加わったら、床が抜けることや、倒壊の危険があるのではないでしょうか。特に古いビルの上方階の場合などは、そのあたりは大丈夫なのかと心配になりました。
 どこにいても、余震のたびに建物や家具が「めきっ」と軋む音がします。たとえ、震度1程度でも、こんなに頻繁に(印象としてはほぼ毎日という感じです。)軋んでいたら、建物が次第にゆがんだりしないのかと素朴な疑問です。なんせ震度5の後に「毎日シェイク」状態ですから、鉄筋コンクリートをどこまで信頼して良いのか・・。

リスニングチャレンジ

 実践ビジネス英語にはリスクングチャレンジというコーナーがあり、なんとか聞き取ろうと毎回楽しみにしています。
 今年からはスーザンと杉田先生のお話の日となり、リスニングチャレンジの前にさらにものすごいチャレンジ用の壁となっています。スーザンさんの話の後では、リスニングチャレンジの方がスピードが遅いような気がするときも。それでもほぼ半分の確率で間違ってしまうのですが・・。
 何ごともないように淡々とかつ猛スピードでスーザンさんとの会話を進めていく杉田先生の実力に感動。
 「これをいつか即解できる日はやってくるのだろうか」と疑問に思いつつも、何度もくりかえして聞いてしまいます。
 今のところ、一番覚えたのは、テーマ曲・・。テーマ曲と主人公の名前は結びついたようで、昨年度の曲を聞くと「シューゾー」という言葉が思い浮かび、今年の曲だと「ヒローシー」という言葉が思い浮かびます。これを「からだにしみこむ」とか「身についた」と表現していいものなのか、悩ましいところです。

2008年6月28日土曜日

Chabo!の試みに注目

 右下にブログパーツを張りましたが、作家さんが、印税の2割を特定非営利活動法人ジェン(JEN)という団体に寄付するChabo(Charity Book Program)という活動が始まったそうです。
 読者は普通に?本を購入するだけで特に負担はなく、作家さんは寄付分が「天引き」されて残りが自分の手元に入るという仕組みのよう。この「天引き」というのが利にかなっていて「さすがベストセラー作家さんの集団だな」と感心。
 かなり昔のことですが、何度か業務上のボランティア活動の一環で街頭預金の募金呼びかけに立ったことがあります。街頭募金って「お札」がものすごく「大金」な気がしませんか?1000円札を入れようとする人がいると「いいの?本当にいいの?」と内心思ってしまったりして・・。小銭であっても、「塵も積もれば山となる」ので、街頭募金という方法が悪いというわけではありませんが、「10円100円の好意」とそれを呼びかける人が費やす時間を考えると、効率的な方法とは言えないという実感がありました。
 また、たとえば「1000円を振り込みで寄付」をしようと思った場合の心理的ハードルも高いのではないでしょうか。用紙を入手してATMまで行って・・。もしくは、口座を探して手続きして・・などと考えるだけで面倒になって「やっぱりやーめた」となるケースも多そうな気がします。
 実は某国際NGOの「月1000円」の寄付プランに参加しています。加入前は「年12000円か・・それだけあったら本が〇冊ぐらい買えるけれど」ですとか「こんな若輩者が寄付をするなどおこがましいのでは・・」などと加入しない理由をさんざん考えて逡巡しました。
 しかし、いざ思い切って加入して、寄付が自動引き落としされるようになると「あ、寄付してたんだった」とたまに思い出すぐらいで不思議なぐらい気にならないのです。その実感から「印税から天引き」の仕組みは「心」のハードルを低くする良くできた仕組みだと思います。
 何か社会貢献を・・と考えていても踏み切れない人でも「本を買う=ちょっと社会貢献」になるというのも面白いです。最近は新刊を買うべきか、古本屋で買うべきかという選択肢もありますが、「ちょっと高くても社会貢献になるなら本屋で買う」という購買行動も誘導できそうです。
 まだ当地では書店でこの帯には出会っていませんが、面白そうな本がたくさんあるので、Chabo帯を見かけたら記念に?まずは一冊買ってみようと思っています。

2008年6月27日金曜日

今でも「英会話上級」

 余震続きで落ち着かない毎日の上、あれこればたばたと動いているため、ラジオサーバーの録音データも放置気味です。
 「いつものペース」をあえて崩す狙いも込めて、持ち歩き用のデータは昨年度の「英会話上級」にしてみました。今聞いてもやはり手ごわい。でも、昨年よりは、話についていけているような気がします。
 NHK講座を録音していて問題なのがテキストの置場。データでかまわないので、過去分がダウンロード販売してもらえるのなら、気楽に処分できるのですが・・。
 現在のテキストがデータで売っているのは中~上級レベルの英語講座中心ですが、どちらかというと、月を経るにつれて本屋への入荷が減って入手が難しくなってくる、他の言語の方が切実度は高かったりします。
 発売日から3日以内ぐらいに入手しないと危ない言語もあるんです・・。売り切れが出るぐらいなんだからもっと入荷してくれてもいいのになぁ。

2008年6月22日日曜日

捨てる!生活

 地震やら何やらで生活リズムが崩れがちでしたが、気分一新も兼ねて、がらくた捨てを開始しました。
「捨て発作」と名付けていますが、半年に一度ぐらい、定期的にやたらと捨てたくなります。大体、持ち物が自分の管理できる限界を超えてきたな・・と薄々感じはじめたあたりで「発作」という感じです。
 管理可能なキャパシティがあまりないため、すぐに限界を超えてしまうようです。「発作」が起こるときには大抵、主に食べ物、布製品、紙製品のどれかが増えすぎています。
 今回は3つとも「ちょっと多すぎるかな」という気がするので、毎週末に1か月以上かけて少しずつ処分しています。
 紙類ではフリーペーパーが多すぎるのに唖然。コート紙のチラシなどは、吸水もあまりしないので、届いたらすぐ抜き取って処分しているのですが、本文部分もあっという間にたまります。
 以前は目を通していたのですが、最近は時間がないこともあり、読みません。こういう不要なものを止める方法があればいいのですが、多種多彩なポスティング業者にいちいち認識してもらうのは難しいでしょうね・・。
 しかし、管理すべきものを減らさないと、すぐに自分が飽和してしまうのもまた事実。6月までに昨年度のNHK語学講座のテキストもあらかたPDF化して、紙は処分しました。
 過去のテキストの電子ブック版が売っていればいいのですが、種類が限られているので自作PDFです。
 紙の本の手軽さも好きですが、紙の重さの怖さもしみじみわかっているので、安全優先。
 PDF版のテキストを手軽に読める端末は存在するのでしょうか?散歩に持って行けるぐらいの端末で電子テキストが読めるのが理想です。一応PDFが開ける携帯電話を持っていますが、さすがにPC用のファイルを携帯で読むのは無理がありました。PDAを研究しないうちに、PDA端末も下火になってしまったようですし・・うーん。難しいですね。

2008年6月18日水曜日

チャロとdテキスト

 ようやく遅れていたリトルチャロの進度に追いつきました。
 音声が出るdテキスト(ネット接続が必要です)、ポイントだけを絞って進めるのは楽なのですが、ある日極端に問題が少ない日があり・・???となりました。
 ラジオをきいたところ、その日は挿入歌中心の課題だったので、「権利処理の都合上」歌が収録できないdテキストではまるまるその部分が割愛されていたのです。
 それにしても、冊子より200円高くてこの不便さ・・なんとかならないものでしょうか。テキストホームページやゴガクルなどでは、カラオケ状態で歌を聴くことができるのですが、テキストには「番組で扱われている音楽は、権利処理の都合上、dテキストでは掲載しておりません。ご了承ください。」とあるだけで、「でもwebにはあるよ」とも教えてくれません。教えてはまずいのかな・・。
 VOA SPECIAL ENGLISHなどでは、流行の曲も紹介されているのに、日本のこの慎重さに違和感を覚えます。「まずやってみる」が米国なら、「まずやめておく」のが日本らしさとも言えそうですが・・。
 ラジオで流している曲の歌詞を表示することにそんなに高いハードルがあるなんて・・。妙な話です。

2008年6月15日日曜日

地震その後

 昨日の地震後、軽い余震が続いているものの、意を決して買い物にでかけました。
 ショッピングモール内の100円ショップで「地震のため開店を見合わせています」というところがありましたが、他は人は少ないものの通常営業。
 コンビニ型の99円ショップの店員さんにきいたところ、品物はいくつか落ちたものの、棚自体は大丈夫だったそう。それよりも、店内に有線しか入っていないので、震度などがわからず、「これからはお店にラジオを持ってこなくちゃ」と言っていました。
 上空はヘリコプターがひっきりなしに通っていきます。報道を見たところ被害の出ているあたりは、山の中の道路を走っていくと切れ切れに集落が出てくるあたりや、山の中の一軒家で隣の家まで数百メートル・数キロという距離感覚の地域が中心のようです。山道ですから、道が崩落していたらヘリコプターしか到達手段はないと思いますが、はたしてヘリが着陸できるような広場があるかどうか・・。山なので木がじゃまでしょう。
 平均年齢の高そうな地域(平たく言うと、過疎ということです・・)でもありますし、携帯電話など文明の利器もあまり通用しなさそう(圏外だし、高齢者が多いし)なところで、救護活動は大変だと思います。
 上記のようなところですので、「災害にあっているのに気付かれていない」集落や人がいるのではないかと心配しています。電話線が切れていたり、山中で谷に転落していたりしたら、どうにもなりません。
 不幸中の幸いで天気は良いので、晴れているうちになんとか救助が進むことを祈ります。
 

2008年6月14日土曜日

地震!

 先日地震の話題を書きましたが、また来ました。当方は震度5の地域です。
 震度5には何度か遭遇していますし、ある意味地震慣れした地域ですので、騒ぎは特にありません。
 今ラジオをつけながら書いていますが、緊急地震速報が流れています。軽い余震は何度かあった気がします。めまいがしているのか見分けがつきにくいのですが・・。
 しかし心配なのは余震。大きな地震の後はしばらく余震があると、体感としてしみついているので、下手に買い物に行って棚からものが降って来られるのは(棚ごと襲いかかられるのも)避けたいな・・と思案中です。
 しかし、震度5と6の差は大きい。
 自分のイメージでは震度5だと建物は持ちこたえる。6だと持ちこたえるものと、持ちこたえられないものが出るという感じです。
 地震にも津波にも備えのある地方ではありますが無傷というわけにはいかないかも。人的被害が少ないと良いのですが・・。
 

2008年6月13日金曜日

気まぐれなVISTA

 WINDOWS VISTAを使っていると更新プログラムのインストールがしばしばあります。
 そのこと自体は良いのですが、問題はしばしば、「勝手に設定変更」が起こるのには困っています。
 多いのがスタートメニューの不具合です。旧WINDOWS形式の表示方法に設定してあるのですが、ある日突然勝手に気をきかせて?よく使うプログラムのみしか表示しなくなります。
 これだけなら、まあ多少面倒なだけでかまわないのですが、困るのが、よく使うプログラムがスタートメニューからきれいさっぱり消えさることです。
 最初は自分の目がどうかしたのかと思いました。何度目かで慣れましたが・・。
 しかし、いそいで処理した案件などがあるときに、実行プログラム(メニューのソフト名と違うことがほとんど)をプログラムファイルフォルダから探しだすのは非常に面倒です。
 実は今週も起こりました。特に頻繁に「失踪」するのは以前紹介した「WINDOWS ムービーメーカー」です。
もしかすると、ファイル変換に酷使しているのでストライキされているのかな?

2008年6月5日木曜日

いろいろショックなラジオ英会話

 毎日放送のうえ、レベルも上がったしたラジオ英会話、
・リスニングパワー増強週間のスピードにショックをうけ、
・スーパーリスニング週間のオチにショックをうけ、(てっきり続きがあると・・)
・6月1週目のListen for itのマイクのハウリングまで入ったリアルさにショックをうけています。

でも、The QUICK QUIZ SHOWがお気に入り。

諸事情により、数日聞けなかったため少し遅れ気味。
しかし、強い味方のラジオサーバーにしっかり録音してあるので、週末までには追い付くつもりです。

2008年6月2日月曜日

地震と動物

 地震の前に動物が妙な行動をすると良く言われています。
 夜10時ごろ、雀が鳴いていることに気づきました。それもかなり
にぎやかにぴーちくぱーちく(古い?)と・・。
 「おや、妙だな、夏が近いから興奮状態なのかな?」と不思議に
思いつつ、しばらく雀の騒ぎを聴いていました。
 そして、その3時間後の夜中の1時ごろに「どーーん」と地震が来ました。
当方では、震度2か3ぐらいで大したことはなかったのですが、あの雀たち
の興奮状態は、なにか地球の「妙だぞ」警告をキャッチしたのでしょうか。
 そして、翌朝、いつもは鳥たちが大騒ぎの時間帯なのですが、静まり返って
います。どちらかというとこちらの方が不気味です。
 以前「今日は鳥が鳴かないな・・変だな」と思ったときは、青空駐車場に
ゆうゆうと蛇がひなたぼっこしていて「おまえのせいか!」と納得した
ことがあるので、地震とは無関係かもしれませんが・。
 たんなる偶然なのかもしれませんが、なんとも自然は不思議ですね・・。

2008年5月26日月曜日

日経ヴェリタスを買ってみました

 ひさびさに日曜日に大きな駅に行ったので、気になっていた日経ヴェリタスを買ってみました。
新聞(週刊)なのに一部500円!
半年購読では26週で13000円となっていましたから、
半年購読では駅売りと同じ一部500円(500×26=13000円)です。
 内容はやはり投資の中でも株寄りという感じでしょうか・・。
 個別株にはあまり興味がなく、マーケットの動きをざっくりとらえたい身としては、ちょっと個別株寄りすぎてオーバースペックでした。反対に個別株に投資するなら良い情報源になると思います。
 以前は情報収集はネット中心で紙媒体からは一時遠ざかっていましたが、最近は紙媒体の見直しつつあります。
 やはり情報がある程度精査されているので、「密度が濃い」「はずれが少ない」点は紙媒体の方が勝っているように思います。単行本の書籍が一番効率が良いのかも。

2008年5月18日日曜日

値上げの実感

 先月にくらべてガソリンが30円以上あがりました。
 よく行くパン屋では、総菜パン・菓子パンが15円から50円ぐらい値上げされていました。
 うどんは全国企業のプライベートブランドのものより、地元企業の方が30円ぐらい安く売っています。プライベートブランド=安いという式が崩れています。
 で、自分の財布にはどれぐらいの影響があるかというと、直観的にはわかりにくい。
そこで例によって、試算です。

・ガソリンの値上げの影響
 適当に「ありそうなL数」で切ってみますと・・。
 30円×30L=900円
 30円×50L=1500円
 30円×60L=1800円
 30円×80L=2400円
 30円×100L=3000円

総菜パン
 1度に2個たべるとして100円の値上げと仮定(1個あたり@50円)、1か月あたり。
 週に1回なら・・・400円
 週に2回なら・・・800円
 毎日なら ・・・3000円(1か月30日として)
 毎日2食なら・・6000円(値上げより健康と体重の方が心配?)


 ごくごくあたりまえの計算なのですが、こうしてみると「どれだけの量を買うか」ということが大きくお財布の残高へ影響を与えることがわかります。
 単純な対策は「購入量を減らす」ということになります。ガソリンは代替が効きませんが(公共交通機関という手がありますが、存在しない場合どうにもなりません)、食品などは選択枝が広いので、今まで2個買っていたものを1個にして、他の「もとの1個分と同額以下の別のもの」を選択すれば支払総額を増やさないことができます。
 実験がてら、穀物系で値上げしたものは購入を見送るもしくは分量を減らすなどして、旬の野菜などにシフトしてみようかと思います。そろそろ野菜も安くなってくる時期ですし、健康にも良さそうです。
 

2008年5月16日金曜日

楽しみな金曜日:まいにちロシア語

 ラジオ「まいにちロシア語」、黒田先生とエカテリーナ先生(今月からカーチャ先生(←愛称))の掛け合いが面白くなってきました。
 テキストには何も言及されていない新コーナー?が始まって、金曜日にはエカテリーナ先生がロシアに関するお話をしてくれることになりました。毎週金曜日が楽しみです。
 肝心のロシア語の方は、一度きいただけでは頭上のはるか上空(宇宙?)を通りすぎていくようで、覚えるとか頭に残るとかましてや理解するなどという状況を連想することすら困難です。
 反対に言えば何度目でもはじめて聞いたかのように飽きずに聞けるということなのである意味お得?
 少なくとも、今のところどの回も3回はきいている計算になるのですが、3回ぐらいじゃまだ宇宙です。
 やっとキリル文字の半分ぐらいが条件反射で読めるようになってきたかな?という程度ですが、それでも何かのはずみに「あっ読めた!」という機会があると異様に嬉しい。1年生のヨロコビです。
 

2008年5月13日火曜日

いまごろビジネス英会話(昨年度分)

 GWにNHKテキストの整理を兼ねて一部の本を分解-スキャンしました。
 ビジネス英会話のテキストを開いたところ各月のタイトルに覚えはあるものの、内容はさっぱり記憶になし。ふと思い立って適当に開いたページの録音を聴いてみたら面白いではないですか!去年はいったい何をしていたんだ。・・・いや、流していたのだけれどわからなかったのですね。さすがに全部聴くのは時間的に無理があるので、各月のWord Watchingの回と「あんな時、こんな時」を聴きなおしています。感覚としては初めて聴くのと同じですが・・。
 しかしListening Challengeは玉砕することが多くてちょっと哀しいですが、そもそも「こういう番組構成であることすら理解できていなかった」昨年に比べれば大した進歩・・と自分をなぐさめています。
 実践ビジネス英語でも志賀さん(主人公)が英語力について厳しいことを周囲に言われてますからね。「悩める主人公」(淡々としていますが)に共感です。

2008年5月4日日曜日

イスラームから考える:師岡カリーマ・エルサムニー、著

 白水社の4月の新刊。
 内容の前に、まず入手するのに一苦労。近所の書店4店をまわって、4店目の大型店でやっと発見。新刊といえども、全部が入荷されるわけではないということを身を持って体験しました。大型書店では平積みになっていたのですが・・。徒歩圏内に本屋が6件もあるという激戦区なので、新刊ならあるだろうと思いましたが意外に入手が大変でした。
 しかし苦労した甲斐あって読み始めたら止まらなくて一気に1日で読みきりました。
 NHKTVのアラビア語会話(現在再放送中・写真中央の美しい女性がカリーマ先生です)で何年か前にカリーマ先生の存在を知り、前著の「恋するアラブ人」も読みました。「恋するアラブ人」はアラブの詩・詩人がテーマの本です。次から次へと出てくる大詩人、名詩人の名前にまったくなじみがなく「ここまでアラブのことを知らないんだ」と妙な衝撃を受けるぐらいでした。
 たとえ読んだことがなくても、ロシアの文豪、とかフランスの作家とかドイツの哲学者とか「名前を聞いたことがある」程度なら一人ぐらい心あたりあると思います。アラブ文学にもあってもよさそうなものなのですが、考えてみたら思い当たらない。単に無知なだけかもしれませんが。
 そんな「知らないアラブ」への扉を開いてくれるカリーマ先生の新刊、いきなり「悪の枢軸を笑い飛ばせ」という章から始まります。なんと不穏な。と思いきや、米国でのアラブ系アメリカ人コメディアンの話題です。アメリカで中東系の顔立のアラブ系アメリカ人や中東からの移民の人がやりにくい日常を送っているであろうことはたやすく想像できます。しかし、それを笑いにつなげるコメディアンがいることは想像できなかったので、なんだかほっとしました。
 それにしても、前項のアーサー・ビナード氏の著書にも出てきた「なに人」問題(勝手に名付けてしまいました)、この本でも随所に出てきます。個人的に非常に驚いたのが以下のエピソード

(カリーマ先生がドイツでのある市立美術館のパーティに「日本から来たミス・モロオカ」と紹介されつつ談笑していて。以下引用)



「私はエジプト人なので。父がエジプト人で、私はエジプト育ちなのです」

 この一言で、それまで私に興味津々だったパーティの出席者たちが、まるで引き潮のように一斉に私から離れていった。九・一一事件の一年半前のことである。(p.87)


このくだりで「ええーーっ」と非常に驚いてしまいました。そもそも、「父がエジプト人で、エジプト育ち」のどこに問題があるのか、なにをそのパーティの出席者に想起させるのか理解不能です。
 また、この「ええーーっ」には個人的な背景があります。私は一度だけ「イスラーム」の人に対する生身の論評を聞いたことがあります。それは、昔昔の学生時代、ドイツ語を教えてくださったドイツ人教授が「イスラームの人はお酒をのまないし、まじめでよく働く。彼らは本当に素晴らしい」と絶賛していた1回のみなのです。
 なんせ、今のところ空前絶後、それ以前にもそれ以後にもイスラームに対する論評を自分のことばで語られたことがないため、私の中では「イスラームの人=まじめで素晴らしい人」という刷り込みがされていました。
 だから9.11は驚きでしたが、それでも何かのきっかけで人が狂信的になることはありうること。どこの国でも同じような危険はあるので「だからイスラームは」という発想にはつながりませんでした。特に私は「狂信的に戦争をした国」で、「宗教テロ」を経験している日本に住んでいるわけですし・・。
 そんなこともあって、9.11前から「エジプト育ち」と表明しただけで場が引いてしまうという状況だったというのは衝撃でした。それもよりによって、ドイツで・・。
 それにしても、人は「なに人」というのをどうやって判断するのでしょうか。
 前項でのアーサー・ビナード氏の著書にも「フランス人にフランス語で話しかけられる」話と「生粋のアメリカ人」という表現にまつわる話などがありました。「イスラームから考える」にもこの「なに人」かという問題があちこちに顔を出します。
 この「なに人」問題は私にも非常に身近です。というのは、日本にいれば、日本人と誰にも疑われることがない私ですが、海外旅行では「日本人ですか」と声をかけてくれたのはすべて日本人で、日本人以外の人には9割がた中国人だと思われるのです。
 「どうして日本人には日本人だと思われるのに、他の人には中国人だと判断されるのだろう」という点、いつも不思議に思っています。同じアジアでも韓国ではなく必ず中国なのです。
 ひとつの手がかりは見た目だとは思います。こどものころ見たTVで中国南部の少数民族を紹介している番組があって、そこに出ている人たちがあまりに自分の家族、親戚に似ているため「絶対先祖は親戚だ・・」とこども心に強く印象が残ったことがありました。
 きっと外国では私と身体的特徴が似ている人は中国の人が多いので中国人だと思われるのではないかと思いますが、本当のところはわかりません。
 そんな身近な「なに人」問題ですが、それが入国拒否につながったり、差別や不快なことにつながったりすれば深刻な問題です。イスラームやアラブの人、それに関係する人が神経質になるのもわかります。
 見た目の話ついでに、イスラームの女性のベールについて以下のような記述がありました。


 最近は東京でも、東南アジアなどの女性がベールを被って歩いている光景はまったく珍しくないし、日本人が違和感を抱いているようにも見受けられない。(P.73)


 これはきっとその通りなのでしょう。その「違和感」の無い理由のひとつかもしれないと思うのが、当地の農村地帯の女性の服装。以前書いたとおり、「鳥獣保護区」と看板のある地域を通過して通勤しているのですが、通過後に広がる農村地帯を歩く女性はほとんど、髪を隠すかぶりものをしています。帽子ではなく布なのですが、ちょうどイスラームの女性のように髪も首も隠れるようになっています。(かぶった姿しか見たことがないので、どのような長さの布かは不明です。)
 つまり、女性が髪を隠す服装はもともと日本でもそこそこ一般的で、見慣れているので違和感がないのではないかと思いました。私は「農村ファッション」と密かに名付けていますが、農村地帯の方々の独特の服装はよくよく見るとかなり都会で売っている服とは違うデザインとなっています。
 それにしても、アラビア語ってかっこいいですね。この本でも、アラビア語の「音」に対する考察がありますが、カタカナ語ではやっぱり実感が薄いので、音声配信でもしてくれたらなーと思ってしまいました。
 TVアラビア語講座(文化コーナーが大好きです)でカリーマ先生が朗読する時間があるのですが、「アラブのお姫様」もかくやという感じです。意味はさっぱりわからないのに「ああかっこいい」と音楽のよう思ってしまいます。私はお経も一種の音楽のように「わーかっこいい」と思うたちなので、ちょっと変わっているのかもしれませんが・・。
 カリーマ先生の夢に「アラブの文化や歴史を彩る個性豊かな人々について楽しく読んでもらえるような本を書きたい」(P.175)というのがあるそうです。一部実現していますが、これからももっとどんどん書いていただきたいと思います。
 


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2008年5月3日土曜日

空からきた魚:アーサー・ビナード、著

 母語ではない言葉を操る人はどなたもすごいと思います。その中でも商売になるほどの文章を書けるとなれば興味は一層増します。
 アーサー・ビナード氏は、大学時代に日本語をかじり、卒業してから来日し、日本語で詩を書く「詩人」となった驚嘆すべき「ことば」の才能の持ち主です。
 そのビナード氏のエッセイが「空からきた魚」と「出世ミミズ」です。どちらも詩的なタイトルですね。ミミズを詩的と言ってよいのか、ちょっと躊躇してしまいますが・・。
 これが「すみれ」とか「大海原」などだったら躊躇しないだろうと思うあたり・・ことばって不思議です。
 さて、著者が後天的に身につけた日本語でエッセイが書かれているのですが、普通の身辺雑記としても目のつけどころが面白い。
 自転車好きで昆虫好きでアウトドア派でしかも米国とイタリアとインドで暮らしたことがあり、東京と青森を往復しているという、「複眼」の持ち主だからこそ書ける話題満載です。
 それが「日本語」で綴られているわけですが、その「ことば」に「あれっ?」とひっかかることがあります。それが不快なひっかかりではなく愉快なひっかかりなのです。
 以下に「気になる文章」の一例を引用するとこんな感じです。



 というのは、懇意にしてもらっている家へお邪魔に上がれば、風呂無し児を哀れんで、「よかったら浴びていけば」といってくれるのだ。その言葉に甘えて、ぼくは湯銭を浮かすのだった。(P.132)



 この文章、意味はわかる、文法も漢字も間違っていないと思います。でもなんだかひっかかるのです。どうしてなのかつらつら考えてみると、ひとつは「お邪魔に上がる」という謙譲表現が自分の日常にはないこと。もうひとつは「よかったら浴びていけば」という表現が非常に東京的というか江戸的に感じられること。さらに「懇意」「湯銭」という漢字で「非日常感」が追加といったことが原因のようです。
 そもそもよそのお宅でお風呂を借りるという状況からして「非日常」の範疇ですが・・。
 でも、この文章から総合的に受けとる情報からは「東京の人もまだ人情があっていいねぇ」「よかったね」という感想が出てきます。この「にこにこ感」と「ことばそのものに対する違和感」を一度に味わえて二度おいしいのがこの著者の文章です。
 ひっかかるたびに「自分ならどう表現するか」「何がひっかかりの元なのか」つらつら考えながら読むととても楽しいです。
 それにしても、著者は、小学生に混じって書道を習い、短歌に俳句に謡(うたい:見たこともきいたこともありません)まで。すごい行動力です。
 やっぱり「達人」になるには行動力が必要なのですね。見習おう。

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2008年5月1日木曜日

スピーカーが昇天

 愛用のアクティブスピーカーが壊れてしまいました。ものすごく酷使したので壊れるのも納得・・。ただ今同じものを発注中。届くまではイヤホンで代用です。
 ちいさなスピーカーですが、あるとないとでは大違い。いかに毎日の生活に役だってくれていたか実感しました。
 実は通訳者の本などにちょくちょく載っている、「熱心な勉強でラジカセを何台も壊した」というようなエピソードにちょっと憧れていました。
 この手のガジェットを「壊れることに得心が行く」ぐらい使い込んだのははじめてだったので、ちょっと「語学の世界の人」に近付けたようでなんとなく嬉しい。
 壊してばかりで肝心の語学が上達しなければ意味はないのですが・・。
 単に使い方が荒かっただけかもしれないので2代目スピーカーが届いたらもう少し丁寧に扱うようにします。
 

2008年4月28日月曜日

NHKテキストの対象期間

 NHKテキストを「大人買い」する優良顧客とひそかに自負しています。そのテキストですが、対象の放送期間が講座によってばらばらなのです。
 よって今週のような最終週は、この講座は4月号、こっちは5月号とややこしい。
 ラジオの「チャロ」の分のdテキストも、今日からは新しいものだということに日曜夜に気づいて購入したばかりです。これはなんとかならないんですかね~。
 たとえば、本日4/28に本放送があったもので手元にテキストがあるものを並べると以下の通り。

 リトルチャロ-5月号テキスト
 ラジオ英会話-5月号テキスト
 まいにちドイツ語-4月号テキスト
 まいにちロシア語-5月号テキスト

 まいにちドイツ語は今週の終わりまで4月号テキストです。
 まぁ、4月号と5月号、両方買ってあるのでさして困らないのですが・・。他の言語テキストはどうなんでしょうか。昨年度も基礎英語とレベルアップ英文法ですら終了日がばらついていましたので、各講座の「きりのいいところ」を各自適宜みつくろって決めるようにというお達しが出ているのかな・・。
 まいにちドイツ語のテキストは放送日と曜日も全部ドイツ語表記が入っていてすごく凝っていますし、まいにちロシア語はどどーんと巨大なフォントでキリル文字が書いてあって、「こういうのもありなのか」と新鮮な驚きがありました。
 うーん、やっぱり各講座、個性豊か(てんでばらばらとも言う)な現状でも良いのかも。
 それにしても、こんなにゆっくり進めてもらっているのに、キリル文字をまだ覚えきっていない・・うう。GW中にはなんとかできるようにがんばろうっと。
 

2008年4月27日日曜日

モノとお金

 今月の後半の実践ビジネス英語はPack Rat(何でもため込む人)とヤードセールの話でした。アメリカに住んだことがある複数の人から、「アメリカ人は何でも買う!なんでも捨てる!」と聞いたことがあります。 そういえば、米国には Professional organizer という「整理整頓のプロ」の職業があると下記の「モノとわかれる!生き方の整理整頓」(この本では「生活オーガナイザー」と表記)読んだことがあります。
 整理整頓のアドバイスが職業として成り立つほど、一般の人もモノを買うのだなぁと変な感心のしかたをしていました。
 また、「まいにちロシア語」の5月号テキストにも興味深い記載が・・。
 新井滋氏の「ロシア・ビジネス最前線(2)」という連載に以下のような記述がありました。


 もともとロシア人には、将来の有事に備えてお金をためこむよりも、お金そのものが紙くずになりかねないので、モノに替えておこうというメンタリティが根強い。(P.83)


 日本人はとても心配症で貯蓄率が高いのに「お金が紙くずになるかも」ということはほとんど心配していないのではないでしょうか?ある意味「円」と「金融機関」を無邪気に信頼しきっているとも言えるのかもしれませんね・・。

 ネットで調べただけですが、日本、米国、ロシア、の消費性向は以下のような感じのようです。

 日本の消費性向が70%代
 米国の消費性向は95%ともほとんど100%ともマイナス(借入してでも買う!)とも
 ロシアのモスクワ市では64%。ただ、別な資料では2大都市のサンクトペテルブルク市とモスクワ市で貯蓄性向が10%を切る層が半数近くともありました。
 ネットでは調査方法や計算方法がわかりませんので、単純比較はできませんが「モノを持つべきか、お金をもつべきか」という点には、「何を信用するか」という問題が背景に潜んでいるようです。
 日本では家も建て替えますし、地震も来るので、「モノ」に対する信用は相対的に低くなっているのかもしれません。
 この手のことを考えはじめると面白くて止まりません。遊牧民の人は・・熱帯の人は・・アラブの人は・・アフリカの人は・・いったいなにを信用して「財産」として持とうとするのでしょう?
 「財産」という概念自体がない場合もあるのかも・・。
 



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2008年4月23日水曜日

四半期ごとの支出チェック

 四半期と書くと企業のようですが、家計簿の話です。今年から支出記録簿として「家計簿ひかる」を使い始めました。順調に3か月が過ぎましたので、支出内容の点検をしています。
 「グラフ」メニューの「支出項目」ボタンをクリックするだけで年度の月別支出の棒グラフが表示されるので直観的に把握できて便利です。
 自分では重要視していなかった項目が、金額的には大きな割合を占めていたり、もっと使っていると思っていた項目が額は意外に少なかったり、やはり何か発見はあります。
 家計簿は「今後の行動の是正」に役立てるためのツールとして使っていますので、定期的に見直ししています。
 四半期(3か月ごと)ぐらいのサイクルでの見直しだと煩雑になりすぎず、手遅れにもなりにくく、ちょうど良いようです。
 見直すといっても、5分ぐらいグラフを見つめて物思いにふけっただけですが、次の3か月の行動には確実に影響します。いわゆるPlan-do-seeの方法ですが、普段の生活にも役立ちます。

2008年4月22日火曜日

読書百遍

 今年度は「読書百遍意自ら通ず」をモットーに「繰り返しを厭わない」ことを意識しています。
 一度読んだ本は再読し、一度聞いた講座も何度も聴く・・。
 そこで、昨年度の英会話上級の再聴取を開始。一度聞いて「話が見えている」だけ、去年より聴きやすい気がします。
 高度な内容なのに、テキストの薄さ(つまり広告出稿が少ない)が目立って当初より存続を危ぶんでいましたが、残念ながら1年で終了となってしまいました。
 幸いにも1年分のテキストと音声データが手元にあるので、復習環境はばっちりです。昨年は歯が立たないまま「ただ聴いていた」状態でした。1年たって、多少はましになっていると良いのですが・・。

2008年4月20日日曜日

ウォーキング・ジョギングのお伴に、リスニング訓練に:Podrunner

 お気に入りのPodcastにDJ Steve Boyettさん提供のPodrunnerがあります。目標心拍数(BPM)が固定で設定されているpodrunnerの他に、新たに「Coach Jenny」(さん)の監修で、BPMが上下するPODRUNNER: INTERVALSがはじまりました。
 ジョギングにあこがれはあるものの、走ったことはないので、もっぱら気が向いたときのPower walk用に130~140BPMの回を持ち歩いています。
 このPodrunner、曲がはじまる前に、毎回DJが1分ぐらいしゃべるのですが、当然ながら英語圏の人が英語圏の人に向って話す「普通の英語」です。私の英語レベルでは「容赦のない英語」とも言えます。
 今年のはじめぐらいには「しばらくしたら何かが起こる」というようなことをしきりに言っていた(・・ような気がした)ところ、TIMEXがスポンサーについて、新たなサイトを立ち上げることになったことを示唆していたようです。(上記でリンクしているのは新しい方のサイトです)
 PODRUNNER INTERVALSも初回に説明だけの約4分のPodcastがあるのですが、ものすごくざっくり企画の概略は把握できたかな・・という感じです。測らずもリスニング訓練の場ともなっています。
  Podrunnerは1時間弱、PODRUNNER INTERVALSは初回20分(これから長くなっていくのかも)です。
 うーん、ジョギングシューズ(ウォーキングシューズは持っています)買おうかな・・。

リトルチャロのWEB学習ページ

 リトルチャロのチャロ・オンラインのチャロとEnglishでは出席表を残したり、ミニテストを受けることができます。
 ラジオの土曜日はチャロ本文と関係のない8問のテストなのですが、このWEBで回答すると自動採点してくれて記録も残るのが便利。
 また、WEB独自にさらに8問の復習問題があるのですが、今回(4月3週目)は夫婦げんかの問題文で面白かった。1問目から8問目までがちゃっんと続きものの話になっているのです。しかもしっかりテストになっているところがすごい。「次はどうなるの?」と思いながら最後までさくさく解けました。こういう工夫は嬉しいです。

ゴガクルを見ていたら・・

 見ていた人にしかわからない話ですが、リトルチャロのテレビ出演者プロフィールの講師の佐藤先生のプロフィールをみて吹き出しました。

過去のNHK出演は18年度「ジュークボックス英会話」(講師、リズム万作役)

 リズム万作役って・・わざわざ紹介しなくても・・それなら「ジョニー」を紹介しなくて良いのですか???
と爆笑しながらひとりつっこみしてしまいました。
 再放送はあるかもしれませんが著作権がらみでDVD化はできなさそうな名番組「ジュークボックス英会話」で先生は講師と「ジョニー」と「リズム万作」の3役をこなしていらっしゃったのです。
 リトルチャロでも先生の出演する数分のために、TVチューナーをわざわざつないでしまったぐらい、先生の「演技」に期待していたりします。
 それにしてもリトルチャロ、「この日本語からよくもここまで!」というぐらい重要表現を盛り込んであります。講師の先生とスタッフの方々の膨大な知識を詰め込んだという感じです。目玉企画だけのことはあります。

2008年4月18日金曜日

白水社のWEBのエッセイが面白い

マイナー語学をかじったことがあるひとにはおなじみの白水社のWEBを見たところ、とても面白いエッセイがたくさんあるのでご紹介。
 連載・エッセイのページにシンプルに表示されていますが、これがもう雑学の宝庫。思わず読みふけってしまいました。
 その中でも「愛書狂」(永江朗・著)の第11回で、洋書をカッターで分解する話が出て、私と同じ!とちょっと嬉しくなりました。とはいえ、当方は洋書を簡単に読みこなすレベルではありません。したがって分解の憂き目にあうのは、日本語の雑誌などが主となります。
 分解しておきながら「読まないよりはましだろう」とひとり言い訳をする微妙な罪悪感も同じ。
 ただし、日本の文庫本やハードカバーはとても装丁に気合が入っているものが多いので、装丁家に失礼な気がして分解できません。その点洋書、とりわけペーパーバックは紙質といい、装丁の気合の入らなさといい、分解してもあまり罪悪感は感じなくて済みそうで、いずれ洋書を読みこなす日が訪れたら、ぜひ分解してみようと夢みてしまいます。
 雑誌なども分解しなれてくると即座に「のり止めか」「ステープラー止めか」などから、最適と思われる分解方法を自然と選択できるようになります。今ではNHKテキストの分解も手慣れたものです。
 雑誌などは読み終わったページはそのまま捨ててしまいます。もしも、再度必要になったら、その場合はもう一度購入しようと覚悟を決めています。それぐらいのコストはしかたがないでしょう。
 NHKテキストは広告ページなどを抜いた「スリム化バージョン」にすることも多いです。1冊1冊がたまってくると意外にスペースをとるので、せめてもの対抗策です。
 使い倒したうえにスリム化工作までされるテキストも、「愛書狂」と同じく「オリジナルの本」へと進化をとげたわけで、きっと受難?を甘んじてうけてくれると信じています。

2008年4月17日木曜日

1回のスキットにかかる時間は?

 ラジオ講座を聴いていると15分があっという間の日や、反対に15分ってなんて長いんだと嘆息する日があります。
 時間の感じ方は気分によってさまざまですが、音読練習にかかる時間は比較的簡単に、1回のスキットの長さ×回数で予測することができます。
 4月16日放送の番組で測ってみました。
 ラジオ英会話:約20秒
 実践ビジネス英語:約90秒
 
 30回音読するのに必要な時間
 ラジオ英会話:10分
 実践ビジネス英語:45分
 
 もちろろんこれは息もつかず、なめらかにくりかえし音読をした場合ということになるので実際はもっと時間がかかることになります。45分音読したらのどが先にへばってしまうかも・・。
 しかし、10分で30回音読できるとなると、10分の力は大きいですね。
 ショックなのは、この結果から導きだされる「会話についていけず意味不明となるのには10秒もあれば十分だ」という点かも・・。
 ちなみに、4月16日放送のラジオ英会話のコマーシャルはタップダンス込みで45秒でした。
 

2008年4月16日水曜日

Google Earthで地理のお勉強

 以前一度TRYして、VISTAでうまくいかなかったGoogle Earthを再度インストールしてみました。
 ロシア語圏、ドイツ語圏、地名をきいてもどこにあるのかイメージできないので、Google Earthでお勉強できるのではないかと思い付いたのです。
 いやー世の中こんなにすごいことになっていたのですね。知らないあの国のあの場所に飛んで行ってくれて上空から観察できるなんて。
 ついでに言うと、日本語表示の他に横文字での地名表示がされるのが嬉しい。
 ただし、英語表記なのか現地綴りなのかは判別できず。()でかこまれているのと2つ併記があったりしますが何がどう違うのかはまだ不明です。ただキリル文字表示はされていません。これだけ機能があればきっと表示できると思いますが、まだ文字も全部習っていないので、今後のお楽しみとします。
 今のところ、VISTAでも動作は順調。新しいおもちゃを一つ買った気分です。

2008年4月15日火曜日

dテキストの注意点

 リトルチャロラジオ版のdテキストを購入して1週間経過しました。メリットとデメリットをまとめてみます。

【メリット】
・場所をとらない。
・全文の音声および問題文の音声を問題をときながら再生できる(ただしネット接続が必要)
・1ページを全画面で表示すると文字がかなり大きいので紙より頭に入る?(気のせいかも・・)

【デメリット】
・持ちはこびが不便(モバイル端末で見るのは文字サイズ的に厳しそう。)
・テキストに書き込みができない(チャロメモというTXTファイルを関連付して1ボタンクリックはできますが、パスもファイル名も指定されています)
・ダウンロードがあれこれ「許可」しなければならず面倒(VISTAのせいかも・・)
・音声は今年9月までしかきけないそうです。

 それとdテキストのせいではまったくないのですが、購入した電子書店からのダウンロード期限の確認メールに記載されていた「今週のベストセラー」に表示されている本がお子様には見せられないような表題のものとdテキストの並列でがっくりきました。
 購入コンテンツがわかっているのだから学習用コンテンツを購入している層にはよけいな内容記載しないで欲しいなぁ。
 ただし、別の書店で購読すればよかったのかもしれませんので、たまたま選んだ書店が悪かったとも言えるかも・・。しかし、電子書籍の書店って「見たくない本」がトップページに表示されるのを消せないんですね。やっぱりその点はアマゾンはすごいなぁ・・。
 まぁ、この点はこちらが新参者なわけですし、NHKサイトからdテキストへ直行して購入するという手段で自衛しようと思います。

2008年4月14日月曜日

ドイツ語のしくみ:清野 智昭・著

 帯に「寝ながら読める外国語」とある白水社の「しくみ」シリーズの1冊。
 わかりにくいことをやさしくことばで説明しようと一生懸命な感じが伝わってきました。
 実は途中で一回挫折しそうになりましたが、あぶなくなったあたりでコラムがでてくるのでどうにかこうにか読み終えました。
 とにかく、ものにまで女性・男性・中性があることはよーくわかりました。
 出てくる例がコンピューターは男性名詞でCDは女性名詞とか「へー、なんでー?」というような面白いものを選んであるので、ちょっとした雑学が増えた感じです。
 まだ、霧のむこうにぼんやりと「ドイツ語」というものが見えてきたかな・・というぐらいの理解ですが、たぶん何度も読み返すと「噛めば噛むほど味が出る」系の本ではないかと思います。
 おそらく授業で言えば1年分以上のことが書かれているのではないかと推測します・・本当のところはわかりませんが。
 白水社のこのシリーズ、他の言語も面白そうなので、折を見て買ってみようかと思っています。

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2008年4月13日日曜日

語学学習の悩み:「アヤシイ人」モンダイ

 外国語を勉強するとなったら「音読」はつきものです。しかし、この音読をどこで行うかが結構な悩み。
 いい大人が一人でぶつぶつ、もしくは大声で意味不明な言葉を発話していたら、どこをどうやってもはたからみると「アヤシイ人」です。
 いろんな語学の達人の本を読んでいると「アヤシイやつ」とご近所に思われたというエピソードが出てくることが結構あります。英文を暗誦しながら河原を歩いて怪しまれたという逸話をおもちなのは「英語ものしり倶楽部」の大杉先生でしたでしょうか。さすが達人になるだけあります。
 気の弱い私は自宅でもやはり深夜早朝はご近所へのご迷惑を考えると気がひけます。もちろん河原を音読しながら歩く勇気もありません。今のところ、車の中では比較的気楽に声を出せますが、運転がおろそかにならないようにしなければ・・。
「アヤシイ人上等!」と思えば良いのですが、うーん。割り切れない。せいぜい休日の昼間に「練習だめ」しておくようにします。

2008年4月10日木曜日

ラジオ講座:オープニングの音楽の謎

 今月の英語のラジオ講座テキストはなぜかテーマ曲の譜面および作曲者のコメントがついていました。
 他の外国語講座はオリジナル曲ではなさそうですが・・。
 「まいにちドイツ語」で気づいたのですが、「カナ手本」の方は、去年のTVのドイツ語講座のエンディングに良く似ている気がします。そして「フェリックス」の日の音楽は、去年のラジオドイツ語講座と同じです。
 えーと、ドイツ語講座のテーマ曲として使える曲は2曲しかなくて、使い回しをしているとか?いや、TVは新しい曲だから3曲?
 「まいにちロシア語」もオリジナルではなさそうですがテキストを探してみたものの今のところ曲名などの情報の記載は発見できません。
 きっとどの講座も文字を覚えて質問文が作れるようになるころまでひっぱって、その頃にさりげなく教えてくれるのでしょう。そうだ。そうに違いない。

2008年4月9日水曜日

講座の入れ替え

 予定外のリトルチャロ受講を決めたので、かわりに1つ講座を削ることにして、どれにするか考えていました。2週間聴いた結果、入門ビジネス英語をはずすことにしました。
 内容が悪いわけではないのですが、ビジネス相手として米国が想定されているようなので、個人的なニーズに合わないと判断しました。どちらかというと実践ビジネス英語のような「多国籍共通語で井戸端会議」の方がニーズに近いので・・。
 その点ポッドキャストの英語deキャリアアップは「恐怖の」(←個人的な感想です)のインド英語ありで、とても親近感がわいています。
 なまりの強い英語だと「あーーーこれは自分の知らない外国語なのだ・・聴きとらなくても良いのだ・・」と自動的に耳が営業停止してしまうことのある自分にはよい練習です。
 杉田先生のビジネス英語も、昨年度講座では英語話者も米語話者も、「ウーさん」のようなアジア系の人も登場していました。今年もおそらくそのような配慮があることでしょう。
 レベルが高くてついていくのが大変ですが、実践ビジネス英語はこのまま続けて聴くつもりです。
 
 
 

2008年4月8日火曜日

リトルチャロ:役者さんってすごい

 ラジオ版リトルチャロのdテキストを購入して早速1週目を復習しました。便利なのは、問題の前に音声ボタンがあって、問題に関連する部分のみの音声を再生してくれること。ラジオの録音ファイルも持っていますが、この機能のおかげで使わずとも問題は解けました。
 スクリプトにあわせて通しで音声を再生してくれるので、スクリプトを追いながら1週目、2週目分を通しで聴きましたが、役者さんはすごい。「この文章が本当にちゃんとしたドラマになってる!」という感動があります。講座の狙っている感動ポイントとは少々ずれているような気もしますが・・。
 演劇の経験があったり、戯曲を読むのが好きなかたなどは、きっと文章とドラマとが立体的につながるのだと思いますが、日本語の戯曲ですら「ドラマ」として読めない当方には、新鮮な驚きです。
 チャロの練習問題も、登場人物のつもりで台詞を言う課題があったりして、これに慣れれば他の映画シナリオなども楽しめるようになるのかも・・。
 そういえば、ものしり英語塾でも大杉先生がしきりに戯曲を薦めていらっしゃいました。うーん。戯曲アレルギー克服となるかも。
 それにしても話に命を吹き込む声優さん、かっこいいなぁ。

2008年4月7日月曜日

d-テキストを買ってみました。

 聴かないつもりだったリトルチャロ、「まいにちドイツ語」の次なのでついつい聴いてしまっています。テキストを購入していなかったのですが、ラジオは火~木は問題形式が多いので、やっぱりテキストも欲しくなってしまいました。d-テキストオリジナルの週刊のTV、ラジオ合併号と迷ったのですが、ラジオのみのd-テキストを(701円)を購入。
 しかしVISTAだといちいちセキュリティが厳しくてダウンロードが面倒。信頼したサイトは1クリックでダウンロード完了とかにできないのかな・・。
 これはNHK出版のせいでも、電子書店のせいでもありませんのでやむをえませんが・・。
 チャロのd-テキストは書籍より高い分、他のd-テキストより、新機能を盛り込んであるようなので楽しみです。使い勝手に問題がないようであれば、他の講座で持ち歩きの可能性の低いものもd-テキストに切り替えてみようかと思っています。

2008年4月6日日曜日

カタツムリの初級編

 以前紹介した「外国語の水曜日」のときに「こういう先生に教わったら楽しいでしょうね」と書きそうで書かなかったのは、かつてNHK講座の講師であったらしいことを知っていたからです。書いてしまってから「今放送しているよ」となったらなんだか習わなければなりそうで・・。
 しかし、最近ロシア語通訳・作家の(故・)米原万里さんの本を読み直したりでロシアおよび周辺諸国への興味が再燃。しかし、ロシア語はむずかしそう。でも、あの文字読めたら楽しそうだよな・・。
 と逡巡していたところ、ラジオの「まいにちロシア語」(新番組)の講師はまさに「外国語の水曜日」の黒田先生ではありませんか。うわー。どうしよう。
 こういう場合、私はその言語に「呼ばれている」と考えることにしています。ロシア語とドイツ語が私を呼んでいるのです。呼ばれたなら「なんでしょう?」と行ってみるのが人というもの。
 「失礼、人違いでした」とか「およびでない」ということになるかもしれませんが、それは行ってみてから判明するもの。とりあえず「まいにちドイツ語」と「まいにちロシア語」のテキストは買ってきました。
 そうしたら「カナ手本」(ドイツ語)といい「カタツムリの初級編」(ロシア語)といい、「初学者中の初学者がついていける」よう大変ゆっくりした進行で、ちょっと感激してしまいました。
 それでもやっぱり新しいことはなかなか記憶できず・・。カタツムリの初級編は月~金まで最低2回以上聴きましたがまだぱっと文字と音がむすびつきまえせん。でも、ロシアの写真などをみて「あの文字はXXだ!」とわかるとすごく嬉しい。辞書を持っていないので(急にはじめたので)意味はわかりませんが・・。
 ドイツ語は、はるか昔の学生時代にとったことがありますので、アルファベットと数字の読み(100ぐらいまで)は記憶にありました。当時の先生が発音をみっちり教えてくださったおかげで「意味はわからずとも音は推測がつく」という状態です。しかし、文法と文法用語は壊滅的。「カナ手本」(まいにちドイツ語の月水金)はついていけますが「フェリックス」(まいにちドイツ語の火・木)は文を見ても(日本語の解説の文法用語すらも)まったく意味不明という状態です。
 英語だと「聴きとれていないのか」「聴きとれているけれど単語の意味を知らずにあいまいなのか」の区別が自分でもつかないのですが、他の言語だと「なにができていてなにができないのか」が明確になるのが不思議です。
 しかし、「知らないことを知る」のがこんなに楽しいとは。「食うため」でない語学は贅沢な遊びの一種ですね。

2008年4月5日土曜日

円高のうちに個人輸入

 今年になってからドル円の為替相場の動きが円高傾向ですね。海外旅行にいかなくても、外貨投資をしていなくても円高メリットを享受できる方法の一つに個人輸入があります。
 最近はネットでドル建て決済の買い物も簡単にできるようになりましたので、自分で決めた「このレートなら発注して良し」の線を超えたら国内購買のものを個人輸入に切り替えたりしています。
 ある米国系ブランドなどは内外価格差がかなり大きく、公共交通機関に乗って最寄の店舗に買いに行くのと、米国本社にネット注文するのでは送料を入れてもネット注文の方が安くなったりします。
 いらないものを買うことはありませんが、入れ替え予定の定番品などは為替レートを見計らって不定期に「仕入」をしています。この方法だと2年ぐらい間があくこともあるのですが・・。個人的には内外の発注先切り替えはだいたい110円を目安にしています。
 個人輸入というと大袈裟にきこえますが、感覚としては普通のネットの買い物です。
 基本的に日本の顧客に積極的に販売しようと考えている(ように見える)会社から買うようにしていますので大きなトラブルは経験したことがありません。でも「在庫ありのはずだったけど、やっぱりなかった。どうします?」という趣旨のメール(英文)がきたり、1便で送られてくるはずの商品が2便にわかれてかつ片方が1か月以上届かなかった。という程度ならば経験があります。
 この程度の「ささいなトラブル」は面白がってしまうのが一番です。ただし、物によっては輸入できないものや関税が高いものなどがあります。
 高い税金を納めるはめになったら本末転倒。事前の情報収集必須!です。

2008年4月4日金曜日

確かにレベルが上がったラジオ英会話

 番組名から「入門」が消えたラジオ英会話、確かに難度が増したような気がします。新鮮だったのは、のっけから3人での会話があったこと。
 昨年度の携帯電話役?の名演が印象深かった遠山先生ですが、今度は堂々人間役?としての登場です。
 それにしても、天気予報、は・・速い・・。番組中でもさんざん速いと言われていますが、昨年度バウワウチャウ(犬すぎて聞き取れなかった・・番組をきいた方だったら意味がわかっていただけるかと)並みの難しさです。
 1週目から気合が入った構成です。それにしても今回の天気予報は毎日きいてもやっぱり速い・・。

2008年4月3日木曜日

今年度のビジネス英会話はHIROつながり?

 今年度のNHKラジオのビジネス英会話は、月・火の入門ビジネス英語と水・木・金の実践ビジネス英語に分かれています。
どちらも主人公新登場なのですが、月曜の講座で
In that case, please call me Hiro.
がキーフレーズだったのです。
そして杉田先生の水曜日。聞いていると、主人公の名前がHiroshiというではないですか。「お、これは月曜の講座と連動してplease call me Hiro.と言うのだな」と思っていると、
Thank you and please call me Hiroshi.
まったく短縮しないで名乗られてしまい、見事に読みははずれてしまいました。
 入門編の主人公は「Hiroaki」だそうです。うーん。4文字だと長すぎて、3文字だと短縮不要なのかな?
この微妙な違いを感じ取らせようというのが、入門編と実践編の深淵なる狙いだったりして・・。

2008年4月2日水曜日

オリンパスラジオサーバー:録音方法変更

 順調に新年度の講座の聴取を開始しましたが、2日連続で聴いて、テキストなども眺めた結果、録音方法をいくつか変更することにしました。
 同じ講座でも日替わりで内容が変わるものは、曜日ごとに分けて録音することにしました。
 昨年度の「ものしり英語塾」を月水金を1まとめに録音したところ、今となっては、「大杉先生の回のみ」などと抽出しようとしたときに困難なのです。
 1年分だとファイル数も相当あるので、ひとつひとつファイル名を変更するのも面倒。この教訓を胸に、「これはこの曜日だけまとめ聴きしたくなるかも」という分は、最初から別予約としました。こうしておけば、その曜日は同じ規則でファイル名がつくので、その分だけの「まとめ聴き」も楽なはずです。
 でも、録音設定のコピーができないので、左右上下ボタンを駆使して1文字1文字新たに入力しなければならないのがツライ。いずれPCから設定できる日が来ることを切に期待しています。

2008年3月31日月曜日

新講座にわくわく!

 本日開始の新年度ラジオ講座、英語以外の言語もいくつか録音してみました。オープニングの音楽が違うだけでやはり「慣れない」気がするものです。
 そんななか、「リョースケ君シリーズ」が放映されると知って録音したアンコールドイツ語講座の音楽が今までと同じで妙に安心。つくづく「慣れ」とは恐ろしいものだと思いました。
 なぜ、できもしないドイツ語講座応用編を録音しているのかというと・・。昨年度は基礎英語の後がドイツ語講座で、ラジオを消さずにそのまま流すことがありました。
 リョースケ君シリーズはドイツの街を紹介するコーナーがあって、その紹介がなかなか面白かったのです。もちろん?ドイツ語部分はスルーして、日本語部分を聴いています。
 リョースケ君シリーズをもっと理解したいと今回は応用編テキストも購入してしまいました。我ながらいったいどうするつもりなんでしょうか?
 でも、この応用編のテキスト、日本語部分だけでも結構面白いのです。村上春樹あり。歌ありで、ドイツ語部分を除いて(読めないので自然と無視です)も読みごたえがあります。
 3か月分で1冊ですが、他の言語のテキストも日本語部分だけでも面白かったりするのかも。興味がわいてきてしまった・・。本屋でまだ残っていたら立ち読みしてみます。

2008年3月30日日曜日

年度末はいろいろ整理

 年度末にあわせてせっせといろいろ整理をしています。エキサイトにあった旧ブログはばっさりと削除ボタンを押しました。
 TVがないので死蔵状態だった衛星チューナーつきビデオ(本体)を欲しい人に渡しすっきり。
 TVアンテナ線まわりの掃除をするついでに古いPCで使っていたTVチューナー(有線)をひっぱりだしてきて接続してみました。付属CD-ROMのソフトはVISTA時代のものではないのでメーカのWEBで調べたところ、そのTVソフトはどうもVISATでの使用は無理っぽい。
 だめもとで物理的にアンテナ、USBと接続してみたらWindows Media CenterがTVとして認識しました。Lucky!
 いろいろ試行錯誤したところ、Media Center経由で録画もできました。しかし、この録画ファイルのサイズが大きい。ノートPCではすぐにHDDがいっぱいになってしまいそうです。
 それでさらに調べたところ、Windows ムービーメーカーでサイズを落とせるころがわかり実験も成功して一安心。これでNHK教育TVも見られます。外付けHDDを購入してもいいのですが、高画質は不要なので、今はこれで足りそうです。
 それにしても、何かを変更するというのは一大気合がいりますね。ひとつ増やしたらひとつ捨てるを心がけていても、なぜか物は増えてしまいます。いったん片付けはじめるとがんがん処分できるのですが・・。
 英語では春が掃除の季節(Spring-clean,Spring-cleaningと動詞でも名詞でも英辞郎に載っていました。)だそうですが、四半期に一度ぐらい、家具を動かすレベルの掃除をしておくと管理が楽そうです。
 夏と秋に大掃除の地域はないのかな・・年中ちゃんとしているところならありそうですね。ヨーロッパとか。

2008年3月27日木曜日

週末はラジオサーバーいじり

 ラジオ講座各番組の最後にもアナウンスがありますが、ラジオ講座の今年度は今週一杯の放送で終わりです。ということは、週末のうちに新年度に録音する分のセットをしなければなりません。
 ラジオ講座受講にものすごく役にたっているラジオサーバーですが、残念ながら録音設定については簡単とは言えません。
 なんせ文字入力キーボードがありません。左右上下のボタンで画面上の「あいうえお」表示を1文字1文字選択して、並んだら画面上の「変換」項目までボタンでカーソルを移動して・・というかなり原始的な作業となります。こつこつ1文字1文字入力するしかありません。1回の予約ならさほど大変ではないのですが、複数予約を設定するとなると気合の必要な「一仕事」と思ってしまいます。
 最大20個も予約できますので、一度「えいやっ」と設定してしまえば、あとは楽々生活なのはわかっているのですが・・。週末は新タイムテーブルと首っ引きで設定します。

2008年3月26日水曜日

iGoogle:RSSフィードはGoogleリーダー経由で表示

iGoogleでは、RSSフィードを直接
コンテンツを追加‐フィードやガジェットを追加
で表示することができます。
また、Google リーダーのガジェットを追加して、Googleリーダー経由で表示することも可能です。
どちらにするかしばらく実験していましたが、Googleリーダー経由にすることに決めました。直接RSSを登録すると、数やRSS先のコンテンツによってiGoogleの動作がかなり重くなりました。
 Googleリーダー経由であれば、新着だけがリスト表示され、カーソルを合わせれば吹き出し表示もできます。ただ、吹き出し表示だとスクロールがうまくいかない場合がありますが、その場合はGoogleリーダーを立ち上げて読んでいます。この方法にしてからはストレスを感じるほど読み込みが遅いと感じることはなくなりました。
 それにしても最近はRSSフィードにも広告が入るサイトがありますね。3行表示に設定してうち2行が広告だったりすると、即刻そのフィードの購読自体を解除するようにしています。ニュースサイトに多いようですが、RSSフィードからして「広告重視」に見えるならば「読まなくても良いサイト」認定してしまいます。
 ニュースサイトはちゃんとしたニュースを流してくれれば自然とそのサイトに誘導できると思うのですが、それを待てない企業さんもあるということでしょうね。

2008年3月25日火曜日

論理トレーニング101題:野矢 茂樹、著

 外国語どころか、日本語での表現もおぼつかずもどかしい思いをすることがよくあります。
 「何が言いたいの?」かを明確にせずに話はじめてしまい、収集がつかなくなることも多いです。
 論理トレーニング101題は、例題を読んで、その論理のおかしな点などを見抜く練習などを繰り返すことで力をつけようというちょっと変わった本です。横書きですが、文章を読んで問いに答えていくという形式なので、国語のテストに似ています。
  出題されている文章は、いろいろな出典から数行が抜粋されているのですが、これが読みものとしてなかなか面白い。だんだん「コラム集」を読んでいるかのように問題に読みふけっているうちに読み終わってしまいました。
 読み終わった後しばらくは何を読んでも接続詞が気になってしまい困りました。「この話の流れでこの接続詞は正しいのだろうか・・」などとついつい考えてしまうのです。
 しかし、自分で文章を書くようになって、人さまの書いた文章は皆「上手!」と思うようになったため、この「接続詞が気になる病」は今は鳴りをひそめています。
 この本を読んだ後に自分の文章を読み返すとひどくめげそうなところが困った点でしょうか。
 とても丁寧な作りなので、「論理学」とは何かを知らなくても充分に楽しめます。「ことば」とは何かを考えるきっかけになる一冊です。

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