2020年2月16日日曜日

オンライン英会話のTips

オンライン英会話、まったく熱心ではないものの、続けています。目的は口を慣らすこと。過去にいくつかのオンライン英会話の会員になりました。
今は自学自習がメインのオンライン英語学習システムの会員になっています。フィリピンの先生との英会話は気が向いたときに予約して受講しています。カメラは付けず、音声のみでのレッスン受講です。忙しくなると2か月ほど時間的な余裕がなくなるときもあるので、この方法に落ち着きました。

最近はオンライン英会話に興味のある方から選び方や受講の仕方について質問をされることもあるので、自分流のポイントをいくつか書いてみます。
職務で必要なわけではなく、いわゆる「英語できたらいいなー、でもオンライン英会話って興味があるけどちょっと怖い」という方を想定しています。  

- 会話の入口で、フルネーム他プライバシーを無理に明かさなくてもいい。名前はニックネームを決めてそれを言うだけでもOK。
今はもはや本名は名乗りません。「こう呼んでね」って短いニックネームを名乗るだけです。特に本名を追求されたこともなく、それで足りています。
- プライバシーも明かしたくなければ、適当にストーリーを作っても先生にはわからないし、実害もたぶんない。毎回変えると先生がカルテを作って共有するタイプの学校であれば情報が矛盾していくかもしれませんが。
 - 自分を映したくないなら音声のみでの授業もたいていは可能。ただ、音声のみの場合は黙ってしまうと先生は状況がわからないので、慣れないうちはカメラがある方がコミュニケーションが楽かも。
- 話のネタを持っているか=>ないなら教材ありの方がフリートークより楽です。
- 黙っている時間を減らしたい場合は、教材は予習して理解したり考える時間を英会話の時間の外に出す。瞬発力を鍛えたいのであれば出たとこ勝負。
- 先生を選ぶときには、先生側が教材の内容に興味を持てそうな人を探す。ビジネスの話題を教材にしたいのであれば、看護系は避けて経済系やテック系の背景を持つ人を探す。
- 英語教育系の先生は、文法・発音など言葉としての英語を訓練するには良い。「形としての英語」を訓練したいときに向いています。ときに山のようなミスを指摘されてへこむことがありますが、ご指導をありがたく受け取るようにしています。
- まず英会話に慣れるためだけなら5分10分の短い時間のレッスンもありかも。
- 相手の文化を尊重しましょう。繊細な「日本感覚」だと気になることがあるかもしれませんが少々のことは気にしない、動じない。
- 先生は辞めるものと心得ましょう。
- レッスン単価を比較する場合、1回あたりの価格ではなく、月に支払う金額と実際に受けられる回数で考えましょう。

今では受講も気楽にできるようになりましたが、最初の頃ははそれはそれは緊張したものです。お試しレッスンの前にPCを打つ手が震えていて自分でも驚いたのも良い思い出です。もう10年以上前になると思いますが、確か帰国子女のブロガーさんがオンライン英会話の体験記で「受講前に緊張した!」と書いていて、ああ、ぺらぺらな人でも緊張するんだと救われたのを思い出します。

今でも初めての先生と話す前は少し緊張したり、気が重かったりしますが、これは英語に限った話ではないので、単に人見知りなのでしょう。いざレッスンが始まれば、受け答えに必死で時間はあっという間に経ってしまいます。

迷っている人は勇気を出して気になるスクールのレッスンを体験してみるのがオススメです。

2020年2月8日土曜日

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫) :西原 理恵子 (著)

経済や投資などお金にからむ分野は、わかるようなわからないような話が多くあります。それも嫌いではありませんが、地に足のついた話をしてくれる人はとても貴重ではないでしょうか。漫画家さんの本ですが、漫画ではなくエッセイです。キツイことも書いてありますが、すらすら読めます。

きれいごとではない貧困の現実。そこから見事に脱出した著者が、貧困のただ中にある人からは見えない世界を、貧困と縁のない人には貧困の現実を、明快に言語化して教えてくれます。「予防措置」的には10代のうちに読んでおくのが望ましいでしょうが、「貧しくて何が困るのか」が見えていない大人にも十分役に立ちます。

昭和と令和では時代が違うといっても、日常の習慣や感覚が江戸時代からさほど変わっていないところもあるのでは。破天荒な著者なりに、特に若い読者に、自分と同じ方法でなくとも、それぞれの方法でなんとか貧困の連鎖を断ち切ってもらいたいという願いが誠実に伝わってきます。

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)

2020年1月26日日曜日

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。: 川上 和人 (著)

生き物の研究をしている人の本を読んで素人との違いを最も感じるのは、「研究者は対象が生きていなくてもいい」という点です。鳥でも虫でも魚でも、生体をかわいがってその死を嘆き悲しむという流れは期待できません。解剖や、食べてみるのもつきものだからです。 そんなわけで、本書のタイトルについては、「本当に好きなのか疑わしく思ってました」と返したいところです。

著者は「バード川上」としても知られる気鋭の鳥類学者ですが、良くここまで入れたなと感心するほどの大量のおやじギャグと昭和ネタとともに話は展開します。専門書を期待している方には肩透かしでしょうが、「おもろいエッセイ」などをお探しの方は、鳥と虫(著者も虫嫌いですが、業務上やむなく接せざるを得ない)が嫌いでなければオススメです。知られざる鳥類学者の生態が明らかにされます。著者に感化されて、西之島の成長を友達の友達のように見守るようになること請け合いです。

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

2020年1月19日日曜日

NHK BSの英語学習用番組

語学があれからどうなったかというと。うまくなった気は全然しないけれど、どうにか英語を仕事で使うという状態です。
プロの通訳さんと接するようになってかなり心がけが変わりました。通訳さんは事前に凄まじいインプットをして現れます。その努力は他の業務と掛け持ちできるようなものではなく、桁違い。
自分でどうにかできる場合はじたばたするけれど、業務上は「手に負えない場合は通訳さんにお願いした方がいい」と割り切るようになりました。

相変わらずNHKの番組にはお世話になっています。BS1で昼間と夜中のそれぞれ3時ごろ(時期によって変わる)にやっている、CNNスチューデントニュースと、攻略ABCニュース英語の深夜回を録画して見ています。


CNNスチューデントニュースは、CNNの本家ではCNN10という10分番組で、10分で3から5ぐらいのニュースやトピックスが取り上げられます。学習者向けにアメリカの制度の説明があったり、海外の視聴者も意識して作られています。アンカーはCARL AZUZさん。毎回放送の最後に早口&ダジャレがあります。本家CNNのサイトでも見られてTranscriptもあるのですが、NHK版を録画するメリットはTranscriptでもわからない場合に日本語訳が聴けることです。早口とダジャレの日本語版も工夫されていて、通訳さんは毎日大変だろうなぁと思います。

CNN10(本家CNNのサイト)


もう一つは、攻略ABCニュース英語。5分番組で、一つのABCニュースが、英語字幕、日本語字幕、字幕なし、キーワード解説(日本語)、英語字幕でダメ押し。と4回見られます。短いのによく手をかけてあります。 こちらは元のニュースは容赦ないスピード・語彙です。

攻略ABCニュース英語

この2つは、とりあえず録画はする。たまったらどうにか消化するを義務化しています。全部合わせてたったの15分、平日のみなのですが、累積したり、 難しい政治ニュースが連続すると意欲も低下。休止期間があると小学生の夏休みかのように喜んでしまいます。でも、たった15分、休止もありなのだからと止めないでいます。


もう一つおまけに息抜きのYoutubeサイト。Pancake maner 。幼児向けサイトです。この手はセサミストリートが本家ですが、声に捻りがあって難しいので、こちらの方が聞き取りやすくて好きです。 たとえば、ABCの歌(動画)。

Alphabet Song for Kids | Pancake Manor

何度まねしてもいまだにどこかで口が回らない。そのほか、数字、色、図形、動物、家族など基本単語の歌も豊富です。
ちなみに、出演のキャラクターの名前は、紫がReggie、オレンジがZach、そして、郵便箱龍がJimboです。ReggieとZachが兄弟かの答えはこちら。(動画)

Are Zach and Reggie Brothers? Jimbo finds out! | Pancake Manor

いまだに一部聞き取れていません。でも答えはわかりましたよ!(笑)。幼児向けも侮れません。そしてJimboのお便りコーナーのように、世界の小さな英語学習者を知ると励みになります。


2020年1月13日月曜日

津波の霊たちーー3・11 死と生の物語:リチャード ロイド パリー 著


 「よそ者」という言葉は悪い意味で使われることが多いでしょうが、ほめ言葉として「よそ者だから書けた本」と言いたくなるルポタージュです。原著は英語でGhosts of the Tsunami: Death and Life in Japan。翻訳者も渾身の翻訳だったのではと感じます。
宮城県石巻市の大川小学校。津波に「向かって行ってしまった」ために犠牲になったたくさんの児童と教職員。
 地縁血縁が強い土地柄に暮らし続ける犠牲者の周辺の方々が本音を話せるのは、言語も見た目も住むところも、おそらく一生重なり合うことがない外国出身の著者が適任だったのではないのでしょうか。
 どれが正とも誤とも言えないそれぞれの状況、それぞれの立場が浮き上がってきて、悲しいのに読むのが止められないという不思議な状態になりました。
 一方、「幽霊」の方はいわゆる憑依現象とそれに退治する宗教者の話ですが、単なるオカルト話ではなく「あれほどのことがあったのだから、そんなこともあるかもしれない、おかしくなってしまう人がいてあたりまえ」という気になってきます。これも著者の立ち位置が絶妙なことと、描写の技量でしょう。


津波の霊たちーー3・11 死と生の物語

閲覧ありがとうございます

2020年まで5年以上放置してしまいましたが、その間も閲覧いただいた方がいらっしゃったようでありがとうございます。いくつかの時事的な記事を非表示にしてリセットしました。

2011年2月16日水曜日

ゆるゆる、ぼちぼち

2011年も気がつけば立春を過ぎてしまいました。あまりの忙しさに昨年後半よりブログが放置状態となってしまいました。

しかしながら英語他の学習はゆるゆる、ぼちぼちと進めています。
語学のコツは「やめないこと」という黒田龍之助先生のご著書にあった言葉が呪文がわりです。
それと、まちがっても「めげない」。頑張って書いたつもりのライティングで、冠詞のaをほとんど落としてしまったときなど、地底にめりこみそうになりますが、また浮き上がるよう心がけています。

頻度は落ちますが、「やめない」「めげない」ついでにページも細々と続けていくつもりです。

2010年3月21日日曜日

ロシアの声(日本語放送)

 ロシアの声の日本語放送は、昔まだインターネットでの音声放送が夢のまた夢だったころに夜にAMラジオでよく聞いていました。何故か普通のラジオできれいに音が入ったのです。ニュースの時間になると急に朝鮮語と思われる音声が毎晩かぶるのも、なんだか国際情勢の緊迫感があってどきどきしたものでした。
 ふと思い出してロシアの声はまだ日本語放送をしているだろうかとネットを検索してみたところ、ありました!日本語のニュースも充実しています。

ロシアの声(日本語)

21時からの番組はインターネットでもストリーミング放送で聞くことができるようになっています。
ロシアの現代の音楽など、なかなか耳にする機会がありませんが、番組内で放送することもあります。
何を言っているのかさっぱりわからないというのも新鮮な感覚です。
海外からの放送で宗教色のない日本語放送があるのはまれなようです。日本語で異国のリアルタイムの話題を聞いてみたい方はぜひ1度アクセスしてみてください。

2009年10月26日月曜日

残念:新刊発見できず

週末、中型の書店を2点まわりましたが、残念ながら日向先生の新刊を入手することはできませんでした。手帳売り場が拡大されて通常書籍は圧縮気味・・。ほかにもう1冊欲しい新刊があるのですがそちらも発見できず。かなり話題の本のはずなので、欲しい2冊のうち1冊ぐらいはあるだろうと思ったのですが・・。大型書店によるチャンスができたら行ってみます。それでなかったらオンライン書店です。「すぐ読みたい」がかなえられないのは残念ですが、もともと本探しってこういう「宝探し感」のあるものだったなと思いだしてもいます。絶対に入手できないというわけではないので、のんびり行きます。

2009年10月19日月曜日

会社で使う英語スキルアップゼミの改定版!

 以前にご紹介した「会社で使う英語 スキルアップゼミ」(桐原書店)ですが、日向先生のブログでDVD付き改定版が出ると案内がありました。「ん・・DVD?」もしやDVD単体で販売されていたB208の映像がセット???
 B208のDVDは購入しようか悩んでAMAZONの「ほしいものリスト」(現在中古価格5000円のみの販売)に入れたままでしたので「やった!新刊は絶対購入!」とうきうきしながら読み進めていくと・・。な・・なんと、当ブログが日向先生に紹介されているではないですか。誤字部分もそのままに(汗)。ああ。先生ご自身がよもやお読みになるなどと思ってもいなかったので感じたまま書いてしまったであることよ(詠嘆)。と文字通りしどろもどろになって思考停止状態のまま早3日という感じです。
 そして日向先生のブログがアルク社にあることを思い出し、アルクさんとは縁があるなぁなどと一人ごちていました。
 実は、干支が一回り以上するような昔々に、アルクさんのサイトのネット川柳に応募してなぜか大賞をいただいてしまい豪華賞品をいただいてしまったことがあったりするのです。いやもうあのときは結構な商品をいただきまして本当にありがとうございましたってもう誰にお礼を言えばよいのやら(滝汗)。

しかしとにかく、下記の本は絶対買います!買ったらまたレポートします!(今週末に近隣の書店になかった場合ちょっと入手が遅れるかもしれませんが・・)

必修208パターンを理屈で覚える!「ビジネス英語力」強化プログラム【初級編】(DVD-ROM付き)

畏れ多くてトラックバックもできませんが、この場を借りましてご紹介いただきました日向先生に厚く御礼を申し上げます。
 

2009年4月26日日曜日

「問い」の問答:南直哉、玄侑宗久.著

 外国語を勉強しているとふと「乾いた」感じがすることがあります。理屈をつけて割り切る世界に疲れてくるというのか・・。そんなときに見つけたのがこの本。立ち読みしたら面白くて止まらなくなったので買って帰りました。帯に「語る禅僧」vs「書く禅僧」とありましたが巧い表現だと思います。
 実は対談の両者とも、それぞれの著書や講演(脳科学者の茂木健一郎氏のブログで公開されているもの)で存在は知っていました。そのお二人の対談ですが、こちらは仏教や禅への背景知識がないので「???」という点も多々あるのですが、真剣な言葉のやりとりに引き込まれます。
 ちょっと驚いたのが「全国に八万ヵ寺近くあるわけですから、これはコンビニの倍ちかいわけですから」という発言。お寺はそんなにたくさんあるのですね。「過当競争になりかねない数があるのでは、それぞれのお寺を維持するのはさぞかし大変でしょう」というのが正直な感想です。
 ただ、近所にもお寺さんはいくつかありますが「ある」ということは知っていても、宗派も知らないし、訪れたこともなく、本物のお寺には縁遠いことは変わりありませんが・・。
 本の話に戻ると、東洋的、仏教的な価値観というのを教えてもらえます。インドからタイ、中国、日本。やはりアジア的な考え方というのはどこか自分にしっくりくるところがあるのが不思議です。


同時代禅僧対談 “問い”の問答同時代禅僧対談 “問い”の問答
南 直哉

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2009年4月19日日曜日

またまた英会話上級

 4月も半月をすぎてようやくペースがつかめてきました。結局またまた2007年度の英会話上級を繰り返しています。2年前には「どうにもこうにも速すぎて・・」という感じだったのがようやく話題に目(気)がいくようになりました。ということは多少なりとも進歩したのかな?
 in short のコーナーも、当初は「いったいこれは何?」と何をすれば良いか見当もつかなかったのが「ああ、これは要約の練習だったんだ」と理解できるようになったのも英語に関する背景知識が増えたおかげでしょうか。
 自分にとっては難しい単語の多い「英会話上級」は今回聴いても「知らない単語」が多数登場するのがちょっとメゲるところですが・・。
 登場人物か固定されていないので、いろいろなシーンが出てくるのも飽きないところです。
 ビジネス英会話も素晴らしい講座なのですが、私は声での登場人物の聞き分けできず、テキストをみないとHIROSHIなのかJayなのかMelindaなのかRoseなのか判別がつかない(さすがに男性か女性かは判別できますが・・)という根本的な問題を抱えていました。日本語でも連続ドラマが苦手(役者さんと役を覚えられない)で推理小説の登場人物が覚えられないというタチなので、自分に欠点があるわけですが、英会話上級は「1話完結」なのでその問題もないのが嬉しいところです。

そのほかにもこの2年間でためた録音ファイルのうち、「もう2度と聴く時間はとれそうにない」というものを思いきってばっさり削除し、テキストも廃棄しました。
また聞きたくなったら「ベストセレクション」の類を、購入することにしようと割り切りました。
GB単位で廃棄したのでHDDの空きも大幅に増え、気分すっきりです。

2009年3月30日月曜日

シンプル化

 各講座最終回を迎え、迷いに迷ってラジオサーバーの次期の録音は「ニュースで英会話」1件のみにしました。まぁ、聴く気が出れば、PCで一週間遅れで聴けますので、「これを逃したら一巻の終わり」というわけではないのですが、少し淋しい感じもします。
 いろいろ聴いているPodcastも、ストリームが終わり、聴く日経は有料化でこれまた減少。
 NHKラジオ講座のテキストも消化しきれないまま手元にたくさんあってかなり心の負担になっているので、これも新規の購入はストップしてみます。
 これからは少しずつ過去のものを「消化」して、もう少し手持ちのものを減らしたいと思います。
 納得したら、「さっさと廃棄」できる方なので、「いつか役立つ日」を待っているものがたくさんある状況は自分で予想した以上に気持ちの負担になっているようです。
 過去分を消化して本棚が少しあいたら、新しいことを加えようと思います。
 さー、シンプル化の春だ。過去の4月号、こんにちは!

2009年3月22日日曜日

選択と集中

いろいろな講座が最終回なのでラジオサーバーのファイルを大移動。1年間だとすごい量になるものだと自分でも感心。テキストも並べてみると録音を消化できていないこともあらためて実感。
 やはり、来年度は手を広げず「選択と集中」戦略で手持ちものを活用しようかと考えています。とはいえ、「飽き」との戦いも重大ですが・・。
 黒田龍之助先生の「語学はやり直せる!」を読みなおして、新しいものを欲しがる自分を諌めつつ気合を入れ直しています。
 そういえば、黒田先生の新刊はまだですかね~。まいにちロシア語が終わったのでそろそろではないかと期待しています。

2009年3月21日土曜日

ありがとうラジオ講座

 今年度のラジオ講座も続々と最終回を迎えました。まいにちロシア語、1年間ありがとう。
 ドイツ語応用編、日本語部分だけでも教養が増した気がします。対自分比ですが。
 そして実践ビジネス英語、来年度から放送時間が変わるとお知らせいただきありがとうございます。気づかずタイマーを放置するところでした。
 ものしり英語塾は・・あまり変わる気がしないので引き続き楽しみにしています。
 で、来年度のテキスト、まだ買っていないんですよね。うーん、どうしようかな・・。
 TVに移行しようかとも思うんですが、TVに集中できないタイプなので・・。
 PODCASTも「聴く日経」4月から有料化だというし(値段が現時点で未発表って・・)ストリームは終わってしまうしなんだか時間配分の予定が立たなくなっています。有料化でも決済手段が簡単で(Yahooウォレットや楽天やアマゾンを経由できるとか)値段が妥当と思えるラインであれば購入するんですが・・。
 うーん、オンラインレンタルDVDなどに加入して、映画でも見る方が有益なのかなー。
 習慣を崩すのはなかなか大変ですね。でも、転勤、進学などで「いやおうなしに」新環境に比べれば全然軽いので、ルーティンに埋没しないよう少しは環境変化をもたらさなければ!
 
 

2009年3月15日日曜日

テキスト購入見送り

 本屋に行ってテキストを見てきたのですが、どうにも決断できず、手ぶらで帰ってきました。どちらかというと「迷ったら大人買い」の自分には珍しい。
 というのも、今ある教材がほとんど1回聴いたらスルーの状態でとても「身についた」と言えないからです。本屋で見るうち、手持ちの教材を繰り返した方が定着率があがるのではないかという気がしています。
 また、この教材がとんでもない量になっています。ファイルサイズではなく時間ですが・・。
 なんせ、実戦ビジネス英語だけでも月3時間。1年間で36時間分のコンテンツがあるのです。
 1日8時間聴く「ひとり実戦ビジネス英語マラソン」を開催したとして4日ちょっと。
 1日1時間聴いても1か月以上は持つのです。
 何かを定着させるのに必要なのは30回とか50回とか100回とか1000回の繰り返しと言われていますからもうこれだけで全然時間が足りないのは明白です。もちろんスキットだけを取り出せば多少現実的な数字になりますが、でも解説あってのラジオですから・・。
 それにしても今まで放送後にNHK出版が発売する「ベストセレクション」には興味がなかったのですが(英会話上級をまとめたものも出ましたね。)なるほど、スキットの選抜には時間的な意味もあったのかと納得しました。
 TVのロシア語会話のように「繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し」ぐらいでも(再放送4回目ぐらいでしたでしょうか?)意味があるのかもしれないですね。まぁ、これは予算の都合が大きいでしょうが・・。
 英字媒体の購読も考えているのですが、郵便物すら開けない時間があったことを考えると難しいかな・・。
 いろいろためしましたが自分にとってはPC画面で外国語は厳しいなと感じています。ちょっとクリックすれば日本語への逃げ場がいっぱいあるので、どうしても逃げ出しがちで自分には向いていないよう。
 もしも購読するなら紙媒体にしようと思います。

2009年3月14日土曜日

NHKラジオ講座最終週

 NHKラジオ講座はいよいよ今年度最後の週となります。今年度の個人的な総括としてはやたら「赤頭巾ちゃん」を見かけたな・・ということが真っ先に浮かんでしまう妙な年度となりました。
 まいにちロシア語は、文法自体はまったくわかっていないのに、ケーシャとカーチャと黒田先生にひっぱられてついにカタツムリ最終週まで来てしまいました。その上、ミキという強烈なキャラクターに引っ張られて壊滅的にわからない(わかるわけがない)上級編まで一通り聴いてしまっているという自分でも意外な展開となりました。
 ドイツ語はアンコールの録音をたまにまとめてBGM代わりに流すのですが、矢羽々先生のゆったりとした語り口が気に行っています。でも因幡の白うさぎは「ひぇーこんな残酷な話だったっけ」とちょっと青ざめました。
 ものしり英語塾も週末の楽しみとして聴いています。アーサービナードさんの月が特に面白かった。
 チャロは今年に入ってのテキスト購入をストップしたのですが、金曜日はしっかり聴いています。
 今年は突発的に非常に忙しくなってしまい、まっとうな食事や睡眠時間確保も遠ざかり、「健康第一!」という状態になったので、やむを得ませんでしたが、いつかその3か月も埋めたいです。
 さて、気になる来年の講座ですが、時間的にどう考えても追加が苦しい。実践ビジネス英語のみ継続しようかと思ったのですが、少々自分にはレベルが高すぎるようです。暗記やシャドーイングには高度すぎてどうもテキストをうまく活用できません。岩村先生の5分新番組(でも毎日!)でアウトプット力養成を狙った方がいいかなと悩んでいます。まだ本屋でテキストを見ていないので、テキストを見ながらじっくり考えようと思います。

2009年2月1日日曜日

3か月トピック英会話「話して聞きとる!ネイティブ発音塾」

 2009年に入った途端、あれこれ用事が押し寄せて、まるで半年ぐらい過ごしたような気分になっています。

 昨年は1月後半には4月以降のNHKの語学講座の情報が発表されていたように思いますが、今年はまだのようですね。昨年が大改編だったので、その方式を踏襲でしょうか。

 今まではラジオ中心で学習を進めていましたが、1月からの3か月トピック英会話が「話して聞きとる!ネイティブ発音塾」というテーマなので、テキストとCDを購入して取り組んでいます。
 テレビも録画したものを見ています。いやー、発音、難しいです。特に発音クイズ。テレビでは答えがわかるものでも、CD版だと間違える・・。画像に頼って判断していることがわかります。
 また、スキットが、特定の音を多用した文章なのですが、CDで聞いて「よしわかった」と思って自分で読んだものを録音して聞いてみると・・絶望してがっくりとその場に崩れ落ちたくなります。
 本当に発音は難関です。理解できたつもりでも、口が動いてくれないんですよね~。

2009年1月9日金曜日

VOA Special Englishは怒涛の年頭更新

2009年の年頭、ようやくたまったPodcastを聴き終わり「宿題」がない状態になりました。ほっとしたのも束の間、VOA Special EnglishのPodcastは1月8日になんと14本の一気更新。

これは・・年頭から英語学習者の(Special Englishは学習者向けの番組です。)やる気を試しているんでしょうか?それとも、政権も変わるし、「VOAがんばるってるよー」のアピールでしょうか。
いずれにせよ、今年も黙々、かつ淡々と聴取はつづけようと思っています。
スランプに陥ったら Yes, we can.と自分を励ますことにします。

2008年12月22日月曜日

すごいなぁ、リトルチャロ

 クリスマスが近づき、お子さまがたがウキウキ状態ではないかと推測されるこの季節。冷や水をかけるかのようにどん底に暗い話をするリトルチャロってすごい。
 テキストを見た時から「おー、すごい日程じゃのぅ」と感嘆してしまったぐらい今週の学習は浮かれ気分ゼロで突き進みます。あくまで「教材」感覚でも「この日程にこんな話題・・」と思うぐらいですから、話に入れこんでいる「チャロファン」には酷な気がするんですが、いいのかなぁ。
 でも、たくさんの人の手を経ている企画でこれが通ったんだから「うかれずに勉強しろー」というスタッフからの愛のムチなのかもしれないですね。

2008年12月17日水曜日

Cross-Cultural Seminarをまとめ聴き

ラジオサーバーVJ10所有者としては、オリンパス提供のPodcast、
Cross-Cultural Seminarははずせません。
1回目からダウンロードしたものをVJ10に転送して保存しています。
 たまたまそのVJ10で、古いものを連続再生したところ、「こんな話していたっけ?」と新鮮で、すっかりはまってしまいました。最初に聴いたときには、スーザンさんの話が聴こえていなかったか、素晴らしい記憶消去力の賜物がもたらした新鮮さということなので手放しでは喜べませんが・・。
 この番組をまとめた書籍も発売されたらしいのですが(番組内で言っています。)、書店でみかけないうえに、公式WEBにも情報がみあたりません。こんなに面白いなら、CMのない書籍バージョンを購入してみようかと考え始めたところですが、縁がないということかしら。
 おとなしく、たまったVJ10のCM入りバージョンを聴きつづけることにします。

2008年12月6日土曜日

Podcast:即効ビジネス英会話★日向清人のスキルアップ・イングリッシュ

 お気に入りのpodcastだったeChat Vancouverが終了して淋しくなっていましたが、アルクから新番組が。
 その名も即効ビジネス英会話★日向清人のスキルアップ・イングリッシュ
 先生のブログを愛読している隠れ?日向先生ファンの自分としては「これは聴かねば!」と早速登録しました。聴いたところ、Be208の丁寧な発音解説ではありませんか!やった!
 Be208というのは日向先生が開発したビジネスに役立つ208の「丸覚え用構文」で、本やらソフトやら検定やらになっていたものの・・VISTAではソフトは使えず、検定はページからは申し込めずという状態になっていたものです。アルクのサイトのビジネス英語表現集というのがまさにBe208です。
 実は桐原書店から出ていた書籍版を所有しています。CDをもう10~20回以上は通しで聴いているだろうという状態ですが、未だ丸覚えには到達せず。しかし、実際に仕事で英語が必要な際にものすごく役立ってくれています。たまたま英語の電話をとってしまったときなど、半分パニックでとりついだあとで「あの表現は一体自分のどこから沸いてきたのでろう???」と思うとBe208だったということがしばしば。
 アルクのポッドキャストはあとで商品化するケースが多いようなので、これも商品化されるかもしれませんね。その前までには丸覚えを完了したいものですが・・。
 ちなみに桐原書店の書籍は「どうしてこんな表紙にしてしまったんだろう・・・」というマーケティング力に疑問をいだいてしまうデザインですが、中身はイラストなど一切ない「学習参考書」的な作りです。しかも別冊(問題集のような作り)と本冊(文章の解説)が1冊となっている変わった本です。
 もしどこかで見つけましたら(私が購入したときにはすでにオンライン書店では入手できず、足で大型書店を回って在庫を見つけました)貴重な一冊かもしれません。

会社で使う英語 スキルアップゼミ会社で使う英語 スキルアップゼミ
日向 清人

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2008年11月16日日曜日

世界のYamamoto

産経ニュースでブッシュ大統領が戦艦大和を「ヤマモト」と言い間違えたという報道がありました。

巨艦「ヤマモト」と対決? 米大統領が“失言”
2008.11.12 10:32

別にニュースにするほどの報道でもないような気がしますが、個人的に最近似たような「ヤマモト」事件があったので「ヤマモト」という言葉の海外での認知度の高さにちょっとびっくり。

こちらでおこった「ヤマモト」事件は、ある伝票に記載してあった以下のような文言から始まりました。

Yamamoto 123$(金額および通貨は架空のものです)

さて、伝票を見た私は困惑。
Yamamoto??????? なんでこんな名前が?企業名?地名?担当者名????

しかし、どう考えてもこの伝票は「(株)ヤマモト」とか「山元町」とか「山本さん」が関わっていたり出てくるようなものだとは思えません。
どうしても謎がとけずに、わかりそうな部署に聞きました・・。
調査の結果は
「それダイワ××のことだった」とのこと。
「大和XX」→日本の誰かが「やまとXX」と読み間違える→「YAMATO XX」と伝える→「YAMAMOTO」となって返ってくる。
「いくらなんでも不詳わたくしでは、そこまで読み解けません・・・」(がっくり)と崩れ落ちそうになりました。そんな壮大な国際伝言ゲームしないでほしい・・。

しかし、YAMATOがYAMAMOTOになってしまうのは米国現役大統領閣下もだったのですね。
すごいぞ。世界のYAMAMOTO!

追記:当該のYAMAMOTO伝票は米国および米国人の作成したものではなく、作成者は欧州人のはずです・・たぶん。

2008年11月9日日曜日

フィンランド語は猫の言葉:稲垣美晴、著

 ラジオ「まいにちロシア語」の黒田先生のご著書でよく推薦されているので、一度読んでみたいと思っていました。偶然dテキストを買っている電子書店パピレスで電子本として売っているのを発見。
 ビューワーのT-TIMEも携帯電話等への書き出し可能版(1000円)を持っているので、書き出しできるか不明なもののためしに購入してみました。
 417Pもの本(講談社電子文庫)をPCで読むのは初めてでしたが、携帯への書きだしにも成功して、一部はPC,一部は携帯とツールを変えながらゆっくり楽しく読むことができました。
 著者の1970年代のフインランド留学体験記なので、既に30年近く前の話なのですが、まったく古いと感じません。もちろんインターネットもPCも出てこないのですが、学生の「本分」である学業に邁進、邁進、これまた邁進。という感じで、PCが出てこないことが不思議ではない・・。
 著者は勉強が特に好きではないと書いているのですが、好きじゃないのに「ここまでやるかぁ」という感じの猛勉強ぶりがかえってとぼけた感じを生みだしています。たぶん傍からみたら勉強家なのに、本人が勉強家であると自覚していないあたりのずれがほんわかとした感じの元なのかもしれません。
 著者の真剣さとユーモアの交じり具合がなんともいい味を出しています。たとえは・・(以下引用)
 


 私も「北へ行く人」なのだろうか。北は寒色の世界、南は暖色の世界。友達に、
「あたし、寒色が好きなのよ」
と言ったら、
「えっ、間食?お菓子とか食べること?」
と誤解された。凡人はあまり気どったことを言わないほうがよさそうだ。(P.20)



この本には
フィンランド語の文法
フィンランド語の方言
フィンランド語の古文

 という章もあり、フィンランド語とはどんな言葉かの一端に触れることができますが「ひゃーむずかしそう」という印象です。著者もそれにさんざん苦しむわけですが・・。
 著者はフィンランド語で大量に作文を書きます。それもなるべく面白おかしい内容で。外国語で作文って大変だと思うのですが、やはり上達する人はそれだけの努力をしているのですね。
 黒田先生が薦めるだけあって、語学学習者には一読の価値ありの本でした。元気が出ます!

書籍版は、著者運営の「猫の言葉社」で購入できるようです。
電子本なら講談社電子文庫版でこちらから。

PDFでの立ち読みはここの「は」行から。
講談社オンデマンドブックス
いきなりサンプルを読むならこちら(PDFにリンクしています。)
大活字版のサンプルPDF





 

2008年11月2日日曜日

dテキスト:今頃気づいた・・

 チャロのdテキストを4月から購入しているわけですが、今頃気づいたことがもう一つ・・。
 テキストの背景に犬の足跡の柄があるのですが、クリックすると挿絵が変わります。先週までまーーったく気づきませんでした。4月から何個挿絵があったのでしょうか。
 問題の番号をクリックすると解答ページに飛べて、解答ページの番号をクリックすると問題に戻れるということに気づいたのも夏以降でした。それまで「面倒だなー」と思いつつスクロールでせっせとページを行き来していたのでした。
 歌が聴けないという弱点があるものの、「dテキストもなかなか使える」というのが今のところの印象です。まだ知らない機能は残っているかな・・。

2008年10月25日土曜日

まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか:ナシーム・ニコラス・タレブ・著、望月衛・訳

 出版時に大変話題になっていましたが、今のような時に読むと一層味わい深い。
 内容はかなり難解で、お金方面、数字方面、確率方面などに普段縁のない人にはちょっとつらいかもしれないです。
 ただし、訳者が「ヤバい経済学」の望月衛氏なので、文章自体はかなりこなれています。「わからない部分は気にしなーい」という読み方であれば完読できると思います。
 わざわざ完読できるかどうかを書くのは、なんとなく人気と完読度が一致しないジャンルの本ではないかという気がするので・・。昔、大売れしていたホーキンス博士の宇宙論の本なんてありましたね。たくさんの人が持っているけど読んだ(読めた)人は少数というベストセラーの類。

 これは数理系トレーダーであるタレブ氏の「エッセイ」(著者本人にとっては専門書の類ではない)なので、タレブ氏の率直な意見が記載されています。たとえば・・・


”だいたいはファイナンスの研究者なのだが、自分の脳に行動を合わせる代わりに、自分の行動に脳を合わせるたぐいの人たちがいる。この手の人たちは、無意識のうちに時間をさかのぼって都合のいい統計データを探しだし、自分のとった行動を正当化する。私の業界にもそういう人たちがいて、統計を使ったインチキでオプションを売るという自分の行動を正当化し、自分で自分にだまされている。(p.256)"


 うーん。CDS・・・。今読むと一層趣深いですなぁ・・。
 著者のタレブ氏の「統計・確率」の専門家としての意見が、以前読んだ禅の本に書いてあったことにとても似ている気がします。「今をあるがままに受けとめる」という感覚と言えばいいのでしょうか・・。
 金融危機に「ふりまわされなければいけない気」になっている人におすすめかもしれません。マスコミが騒いでいても、今影響がないなら、それで良いではありませんか。影響を受けるときはいやでも受けるんですから。
 
ちなみに著者タレブ氏のご尊顔は以下のWebで拝見できます。(本には著者近影はありません。)

Nassim Nicholas Taleb's Home Page
著者にメールする場合は、再下段の注意事項を良く読み、緊急の場合のみ40word未満で簡潔に記載し送りましょう。しかし、この注意事項の欄、面白い!


関連書
ちょっとブログ: ヤバい経済学 スティーヴン・D・レヴィット、スティーヴン・J・ダブナー 著、望月衛 訳

ちょっとブログ: 数字に弱いあなたの驚くほど危険な生活:ゲルト ギーゲレンツァー Gerd Gigerenzer・著、吉田 利子・訳


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望月 衛

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2008年10月20日月曜日

都合が悪けりゃルールを変えろ:時価会計一部凍結

日経では以下のように報じられていますが、金融危機なので時価会計のルールを変えてしまうようです。
日米欧、時価会計一部凍結へ 金融危機封じへ非常手段
さすが、「理屈の国」の人たちというべきでしょうか・・。都合が悪くなったらルール変更。
日本ではどうかといいますと、企業会計基準委員会が容認したという報道を見たのですが、10月17日の時点では金融危機対応に関する報道についてという中で

"一部報道で、企業会計基準委員会で時価会計一部凍結や金融商品の時価会計の適用の緩和を決定したかのような記事が出されていますが、憶測記事であります。"

と記載されています。まだ決まっていないようです。
「独自ルール」が長かった(今もですが・・)日本がどう対応するのか、興味深いところです。

2008年10月13日月曜日

国債が無効になったことがある国、日本

 マスコミからは金融危機の報道が聞こえてきます。でも、金融業界とマスコミ以外では「それがどうした」という反応も多いのではないでしょうか?
 報道されている他の国のように株が暴落したから抗議行動に出るということもないし・・。
 この落ち着きっぷりは何から来るのだろう?と考えて「そもそも日本の人は相場を信用していないのでは」と思いあたりました。
 バブル崩壊前でも、株や債券に消極的な人は多かったと思います。親、祖父母、さらにその前の世代から「株、債権に手を出すもんじゃない」と言われている家もあるのではないかと思います。
 今ふたたび脚光を浴びている世界大恐慌(1929年)もありましたし、そのうえ債権には「戦争で国債が紙切れになった」という記憶をお持ちの世代がいるわけで、そりゃぁ信用できないかも・・。
 国債と言っても「大日本帝国」が発行したものですが、下記の国会図書館の資料のように無効もあり、敗戦後のインフレで事実上の紙切れと化したものもあり。どちらにしても「紙きれ化」したわけです。

賜金国庫債券ヲ無効トスルノ件 昭和21年2月26日 閣議決定

 かく言う私も「大日本帝国と書いてあったって戦争に負ければ紙切れになるんだから!」と「相場を信用してはいかん!」とさんざん聞かされて育った世代です。
 債権ではCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)なんて商品があって貸し倒れリスク回避をしているのかと思いきや、それが原因でドミノ倒しのようになっているし・・。
 でも人によっては今を「絶好の買い場」と見て動いているでしょう。どう世の中を見るか、難しいですね。

2008年9月30日火曜日

微妙に変わったラジオ版リトルチャロ

 実は後期継続するか非常に迷っていたラジオ版リトルチャロ、結局テキスト(dテキスト)を購入して続行することにしました。
 継続を迷ったのは、話に入れこめない(なんせ犬猫にも位があってSirなんて敬称で呼ばれている犬がいてしかも人格(犬格)高潔で・・というようなお話ですから)という非常に単純な理由です。
 しかし、教材としては、知らない表現もちりばめられていますし、単語も知らないものがちらほら。ところどころは訳をみないと意味がつかめない文もあり、「勉強になっている」のは間違いない。しかも、朝7時という放送時間は生活サイクル的にもちょうどいい。
 さて、「つまらない」からやめるか「勉強になる」から続けるか・・さんざん迷いましたが、続けてみることにしました。というのは、半期で「英語慣れ」した聴取者相手に、先生方が教材としてのレベルを上げてくるかもしれないと思ったからです。
 案の定、後期1回目の月曜日は音楽も変わり、突然テレビ版レギュラーのマイケル氏がゲストで登場。番組内の英語の割合も高まって、ある意味「あーやっぱり」という感じでした。
 話自体はやはり10月分も少々退屈(すみません)ですが、贅沢言っちゃいけませんね。
 マルゲリータのマシンガントークが好きだったのですが、マシンガンすぎて不評だったのでしょうか・・だんだんふつうに話すようになっちゃったのが残念。後期にもう1回マシンガントークが戻ってくるのを期待します。
 

2008年9月20日土曜日

テキストが厚い!まいにちロシア語10月号

 ドイツ語の後期をパスするのでテキスト購入が少なくてちょっと寂しくなりましたが、まいにちロシア語10月号のテキストを入手しました。
 なんと巻頭は講師のインタビュー。異様とも思える充実ぶりです。ロシア語講座とは思えないテキストの厚みにおどろき。いや、英語講座のテキストの「並」ぐらいですが。ロシア語テキストは「極薄」が多かったので・・。
 当方の学習進度は
・なにかのはずみに「あ、これはロシア語だ」と判別がつくことがある。
・格変化がとにかくたくさんあるのだということがわかった。
・「どーま」は土間ではなく「家」。よく建物にこのカタカナを見るのはロシア語由来?
・ ロシアの紅茶の飲み方ではいわゆる「ロシアンティー」式に紅茶の中にジャムを入れたりはしないことがわかった。
・名前(固有名詞)だって変化する

という程度で、カタツムリ、ロシア世界の入口で停止中?という感じです。
 でも、音と文字に慣れて文化的な背景を知るだけでも収穫でした。カタツムリなので、録音しっかり、学習のんびりでほそぼそと続けていくつもりです。
 同じ講座をあと2周ぐらいすると書いてあることが「あ、そうか」とのみこめるかもしれません。4月分などはほとんど記憶喪失状態なので(他の月も同じく・・)のんびり数周するのを前提にプレッシャーなく進めています。これは完全に趣味なので・・。
 優先度としては本業>英語>ドイツ語>ロシア語と明快に決めています。なので忙しいときはしばらくパス!もありです。
 ロシア文学もブームらしいですが、読んだことないんですよねー。重たい名作揃いのようなので、隙間時間に読むのではなく、読書にどっぷり浸かることができる時間を確保して気合を入れて読みたい。
 うーん。これは将来の楽しみにとっておきます。

2008年9月17日水曜日

まいにちドイツ語:カナ手本ドイツ語終了

 まいにちドイツ語の入門編、「カナ手本ドイツ語」の本編が本日終了しました。金曜日は「ドイツ語のツボ」という月1回の特別編なので、通常の講座は今日でおしまいです。
 なんとか半年、そこそこまじめにこなすことができました。全編Googleノートブックに入力したので、あとでスクリプトを見なおすことも可能です。
 さて、後記はどうしようかとつらつら考えたのですが、予想通り、本業がじわじわと忙しくなっており、新たに「謎の女」短縮バージョン(←勝手に名付けました)に取り組むのは荷が重い。
 その前にフェリックスがあるじゃないか!と気づいて、後半はまいにちドイツ語の火・木の「フェリックスの日記帳」の録音データに取り組むことにしました。4月分から録音だけはしっかりしてありますし、テキストも、「カナ」部分は廃棄されてよれよれの姿ではありますが保存してあります。
 4月には「どこをどうやっても手に負えない難しさ」に思えましたが、「やってやれないことはないかも」と思えるぐらいにはドイツ語慣れはしたかも・・。ありがとうございます。ドイツ語「カナ」チーム。
 週2回、半年かけるつもりで進めてみようと思います。

2008年9月14日日曜日

なくてはならない読書の友:ポスト・イット

 そこそこ厚い本を並行して読む乱読派の自分にとってなくてはならない読書の友がポスト・イット。
それも、フィルム製の「フラッグ」の「コンパクト」の「3色入り」を愛用しています。
 しおり代わりに、読み終わったところまででペタっと貼る。ただそれだけなのですが、紙製のしおりはなくす、本にもぐる、落とす。紙製の付箋は切れる、はがれる。と満足できなかったのが、このフィルム製しおり・・(じゃなかったポスト・イット)で一気に解消されました。
 付箋は100円ショップのものから、大判(といっても最大B6ぐらいまでですが)のものまであれこれ試しましたが、粘着力がちょうどいいので、やはり住友3M社製のものに回帰してしまいました。
 他にも、以前気に入っていたTodo用の付箋が見当たらないので、最近は白地で大きめ(7.5cm×7.5cm)のものをメモ帳代わりに使っています。
 Todoというか、その時必要なことを書いて、財布の表面などに貼っておけば、絶対に忘れません。メモを折りたたんで財布に入れて、そのまま入れたことを忘れてしまったことがある「ぽか人間」な自分にとっては、「財布を出したら表面にくっついて登場してくれる」というのが非常に重要なのです。
 普段手帳を使わないので(手帳に書き留めなければならないほど変動の多いスケジュールではないので)覚える必要があるときのみ付箋にTodoを書けばそれで十分に事足りてしまいます。
 でも手帳の季節になると、憧れるんですよね・・・手帳術。
 憧れて買ってしまった手帳(でも中身は空白)のカバーの外に付箋Todoをぺたっと貼ったりすると(ついやってしまいます)「なにをやっているんだ自分!」とはっと我に返るのですが・・。中に書くより外に貼ってある方が断然忘れない。という厳然たる事実によって、そのまま貼り続けてしまうのです。嗚呼。

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2008年9月9日火曜日

脱力・・ラジオ版リトルチャロ

 9月9日のラジオ版リトルチャロ、dテキストの解説文を引用

引用開始

This Professor Mansaku, he's funny guy.
(このマンサク教授っていうのが、おもしろい男でね。)

引用終わり

あの・・リズム万作って「ジュークボックス英会話」を見ていた人でないと
わかりませんって・・。
 それに、ラジオは佐藤先生(←代表作:リズム万作役)ではなく栩木先生
担当なのに・・。
 あっさりと何の解説もなく(いや、この文は問題の解説の一部ですが)
淡々と過ぎ去る放送を聴きながら、心の中で大量のツッコミを入れてしまいました。
 他にもこの手の文が密かに埋まっているのかしら・・。あなどれん。

2008年9月7日日曜日

獄中記:佐藤優、著

 読書の醍醐味は、自分では絶対に経験しない(したくない)であろう世界を垣間見ることができることですが、「獄中記」はまさに「知らない世界の総合商社」(「疑惑の総合商社」という言葉がありましたね)で実に「おいしい」本でした。
 本書は著者が著者の言う「国策捜査」によって逮捕され、512日間東京拘置所に拘置された間の獄中ノートと書簡で構成されています。
 拘置所というのがどんな場所なのかまだはっきりとしたイメージはありませんが、書いてあることを読む限りでは、ものすごく非人道的なことが日々展開されているというわけではないのだなという印象を受けました。非人道的なことが展開されているのではという先入観を持っている自分にそもそも問題がありますが・・。
 その東京拘置所での著者の学習ぶりに驚愕。哲学や語学をどしどしとやっつけていくのです。日々の日記の表記は淡々としているのですが、その量とスピードを想像すると「どしどし」という形容になってしまいます。
 学生時代に神学を専攻し、ロシア語に堪能な著者が「なぜそうなれたのか」が、その勉強ぶりで理解できます。もともと難解なものに取り組み続けることができる資質をお持ちだったのでしょう。
 なるほどロシア語に堪能になれる人なら、ドイツ語にもラテン語にも「格変化がわからない」などと弱音は吐かないだろうなぁ。聖書にがっぷり四つに取り組める人なら、難解な哲学書も友となるのだなぁ。と感心しました。
 それにしても不思議なのが、神学や哲学と、ロシアに関する現実的などろどろとが同じ人の中で共存しているところ。また、これほどの人が法律には興味がなくいわゆるリーガルマインドの視点は持たない(弁護士におまかせ)でいるあたりも、「哲学と法ってそんなに違うかな・・」と首をかしげてしまう点でした。
 いずれにせよ著者がマスコミから「怪人」扱いされていた理由はこの本を読んで理解できました。
 ところどころに耳の痛い表現もあり、学習のモチベーションUPにも使える本かもしれません。
 幸いなことにこれを読んでも「拘置所に入りたい」とはまったく思いませんでしたが、日常から隔絶された場所で学習に没頭するという方法は有効かもしれないという印象を持ちました。
 作家の「ホテルにカンヅメ」(もともとは旅館に「館詰め」でしょうか?)もきっとこれと同じ理由ですね。


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2008年9月5日金曜日

録音データのがさがさ音

 録音番組の加減もさくさく操作できるようになり、絶好調のラジオサーバー。しかし先日の実践ビジネス英語の録音データに時折「がさがさ」「ばりばり」というような雑音が。
 すわラジオサーバー不調?と思いましたがよく考えたらその日は雷雨でした。雑音の犯人は雷でした。ラジオサーバーよ、疑ってゴメン。

2008年9月1日月曜日

おちゃめなゴガクル

 9月1日、今日から始めれば皆勤賞が狙えるかも?と思い、早朝にゴガクルのカレンダーをクリックしたところ・・クリックできない。あれ?と、手がすべって30日のあたりで、カレンダーがめくれました。しかしそこは30日の部分・・。
 帰宅してもう一度見たところ、修正のアナウンスがありましたが、月曜早々寝ぼけたかと思いました。
 いやー、ゴガクルもチャロ(のWEB版)もときどきおちゃめですねー。
 怒るよりも「運営の人大変だな・・」と同情が先にたってしまいます。毎日的確にコンテンツ更新するのってプロでも難しいものなんですね。

2008年8月28日木曜日

さようならラジオ英会話

 ラジオ英会話の8月号放送も明日(8/29)までです。来月からはラジオ英会話は「休学」することにしましたので、一人で季節はずれの卒業気分にひたっています。
 その分、リトルチャロとラジオ英会話はしっかりついていかなければ。
 チャロはdテキストを購入していますが、やはり画面で見るだけだと記憶に残りにくい点がありますので、プリンタを新しく購入して、スキットは印刷することにしました。
 やはり紙の利点は持ち歩けることですね。すぐに重くなるところが弱点ですが・・。
 ちなみにチャロのdテキスト、オフラインでの印刷は権限がないと拒否されてしまいました。オンライン状態では印刷できましたが、これはちょっと不便。常時接続環境ではないときこそ、紙に打ち出したいということがありますからね。
 たぶん仕様なのではないかと思いますが、購入者のPCからならばネットの接続状況にかかわりなく印刷できるようにしてもらえたらなーと思います。

2008年8月19日火曜日

10月からのラジオ講座

 待ちに待った9月号のまいにちドイツ語、ロシア語のテキストが発売されました。なんせ、半年講座なのに、10月以降の情報がどこにもない。9月号が前期最終号であるからして大々的に後期分が発表されるはずだ・・と勇んで購入しました。
 はたして情報はありましたがお便りページの片隅にひっそり記載されていました。
 ドイツ語は、月曜~木曜日が昨年度前期の清野智明先生の「謎の女」の再編集版。金曜日が同じく清野先生のドイツ語発音クリニック(新作)だそうです。「カナ」のレベルからついていけるか少々不安・・。
 ロシア語は、月曜~水曜が現在の黒田先生&カーチャ先生の中級編。やった!で、木・金が実践会話の新作となるようです。木・金はレベル的にあきらめる可能性が高いです。
 ロシア語もGoogleノートブックに入力していきたいのですが、キリル文字のキーボード入力に難が・・。ドイツ語でしたら記号から特殊文字のみ選んで入力できますが、キリル文字をぽつぽつ打っていくのは大変・・。かといってキーボード配列を覚えるのも大変・・。キリル文字入力の夢はしばらく先送りです。
 しかし、新年度に別冊まで出る英語に比べておそろしく控え目な「その他の外国語」。ゴガクルあたりで大々的に後期の宣伝&解説でもして、盛り上げて欲しいです。
 せっかく安価で入学試験もなく一流の先生に教わることができるのに、そんなに控え目でどうする!と受講者の方が気を揉んでしまいます。

2008年8月17日日曜日

ゆうちょ銀行

 世間話である人がこんな話をしていました。
 「ゆうちょ銀行に行って、貯金をおろしてそのまま別な銀行の口座へ振り込もうとしたら、『うちではできないので銀行に行ってください』と言われたんだけど、ゆうちょ銀行って銀行になったんじゃないの?」
 一瞬「一部の提携金融としか送金できないんだよ・・」と説明しようとして、「あ、銀行って名乗っているのに、銀行に行ってくださいって言われたのがおかしいのか」と気づきました。確かに言われてみれば、「銀行」と名乗っている窓口に行って「銀行に行ってください」と言われたら「???」ともなるなぁと。
 郵便局は銀行へ送金できないという固定観念を捨て切れていなかったのは当方で、「銀行って名乗ったんだから銀行でしょ」と思うのも不思議はないですね。農協から銀行へだって振込みできますもんね。
 2009年の1月から、銀行との送金も可能に(厳密にいえば、今でも提携している金融機関であれば送金可能ですが)なるそうですが、今後どのように動いていくんでしょうか。
 ゆうちょ銀行の窓口の人も「うちは銀行じゃないんだから送金できるわけないでしょ」という固定観念で、表現のおかしさには気付かないんでしょうね。
 でも、この場合、一体なんと表現すればわかりやすいんでしょう?「うち以外の銀行と名乗っている銀行さんで・・」とか言ったら妙ですよねぇ。

2008年8月16日土曜日

今年は'Staycations'

 VOAのSpecial Englishで'Staycations'(リンクは該当番組のスクリプト)という言葉が取り上げられています。
 どこか別のサイトでも見ましたが、要は遠出をせずに自宅近辺で休暇をすごすという意味の、Stayとvacationの合成語のようです。米国でもガソリン高騰の折には遠出を控えたり、自衛策をとる人々が相当数いるということですね。
 私も今年はまさに'Staycations'で読書に語学にPCのメンテナンスに・・とのんびり過ごしています。確かにこれでも「休暇だなー」という実感があります。国外へ旅行へ行きたいとも思うのですが、為替にせよ、原油にせよ、今は「時期ではない」という感じがして実行には至りませんでした。
 それにしてもVOAのサイト、写真が・・・これが自宅でのんびりのイメージなのでしょうか?芝生がまぶしい。
 米国に負けじと休暇気分演出のため?近所の川沿いの遊歩道に行ってみましたが、川辺の植物が成長しすぎて、川がまったく見えずちょっと拍子抜け。
 天気が崩れてきましたが、おかげで涼しく、秋近しという感じです。さて、あと1日でもう1組、読みたかった本を読みきらなければ!

2008年8月15日金曜日

ファウスト:ゲーテ・著、池内 紀・訳

 せっかくの盆休み、普段だったら手を出さない「名作」を何か読んでみようと思い立ちました。「名作」の場合は「売れる本」主体の品揃えの近所の書店よりも図書館が充実しています。
 早速図書館に行き、「読んでくれ~」とばかりに目に飛び込んできたのが山本容子氏の版画も麗しい豪華装丁の池内訳「ファウスト」第1,2巻。今までに何度その棚を見てもいつも第1巻がなく、第2巻のみしかなかったのに。これは読書の神様もしくはドイツ語の神様が読んで・・もとい呼んでいる!と借りる決心。で、一気呵成に読みました。
 まずは、「最後まで読める訳」をしてくださった池内先生に感謝。名作の翻訳物は日本語の言葉が古くて読みとおせないものが多々ありますが、読み物としてはすんなり最後まで読みとおせました。
 中身はというと、「これは・・SFというかファンタジーというか・・ゲームシナリオのような・・」と既視感を覚えながら進んでいった感じです。
 本当は逆なんですよね。先にファウストがあって、幾百の作家が影響を受けている。それはわかっているのですが、自分にとっての順番は「SF&ファンタジー」が先なので妙な気分でした。
 あちこちに、名言がちりばめられているような感じです。一応「悲劇」ということになっているのですが、戯曲形式で話があちこちに飛ぶ上に、いろいろな異形のモノが出てくるので、悲愴感はなく、あれよあれよという間に最後まで行ってしまいました。
 メフィストも、ものすごい悪役だと思って読みはじめてしまいましたが、ファウスト(主人公)の望みをかなえっぱなしの上に(そういう約束をしているからですが)万能というわけでもなくて、「あらら、こういうキャラだったの?」と目から鱗でした。やっぱり実際に読んでみるものですね。とはいえ、翻訳によってはものすごく深淵な悪に描かれているのかもしれませんが・・。
 「おおっ」と思ったのが、第2部に、国の財政再建?の話が出てくるところ。証書の「信用」が問題となるあたり、現代にも通じる話です。200年程度では価値観はともかく、人の行動はそんなに変わらないのかもしれません。
 しかし、この話を「解釈」しようと思ったら、それはそれは大変だろうと思います。池内先生の解説にも膨大な解釈があることが記されていました。
 Wikipediaを見ただけでもゲーテの周辺は大変なにぎわいです。この充実度は何なのでしょう?と不思議に思ってしまうぐらいです。

以下Wikipediaへのリンク

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

ファウスト
 
 Wikipediaのファウストの項目の関連作品を見ると、音楽家の想像力を特に刺激したようですね。確かに、歌(詩)がたくさんでてきますし。「これはどんな旋律で歌われたのだろう?」と思うと楽しいですね。 シューベルトもムソルグスキーも曲名ではピンとこないのですが、きけばわかるのかな。
 ちなみに、上記の「外部リンク」の項目にあるプロジェクト・グーテンベルクのファウストはドイツ語版です。ええ、ドイツ語だということはわかりましたとも。本文は取り組むすべもありませんが(単語の原型がわからないと辞書もヒットしない・・)目次をみくらべて、Nachatが夜と訳されているのはいいとして、「Straßeを往来と訳すのか、かっこいい!」「Abendは夕方でいいのか、なるほど」などとすこーしドイツ語学習モードに入っています。
 うーん。こうなるとヘリテージシリーズ版でも購入して手元におけば勉強できるってことですね。ある意味便利かつ困ったことに気づいてしまったのかも・・。


図書館にあったのはこちら。豪華です。タイトルが金文字です。
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廉価版?もあるようです。ヘリテージシリーズというんですか・・知らなかった。


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2008年8月14日木曜日

『カナ』手本ドイツ語7月分終了

 7月号もやっと終了して、計画通り、お盆期間中に現行まで追いつくことができました。はー。やれやれ。
 薄くなった(フェリックス以外の部分は廃棄)テキストを前に一息ついています。
 紙のテキストは廃棄しましたが、スキットは全部Googleノートブックへ入力しましたので、復習も可能です。
 並行して進めているラジオ英会話は6月号まで完了。しかし、秋口以降、語学とは無関係の件で忙しくなる予定となりました。
 今後の「処分可能時間」から逆算すると、どう考えてもチャロとラジオ英会話と実践ビジネス英語の3本立ては消化不良になることが目に見えています。
 杉田先生の講座を最優先したいので、9月よりラジオ英会話とチャロのどちらかの聴取をやめることにしました。
 つらつらと両講座のメリットデメリットを考えました。
 チャロはリアルタイム聴取が可能なので、学習時間確保のぶれが少ない点がメリット。またラジオ版テキストのPhrases to go! の回答の文法や語法の説明が秀逸で、知らないことが山ほど出てくるところもメリット。ただし、ストーリー自体は現時点ではあまり興味を引かれないのであくまで「教材」と割り切っての取組が必要なところがマイナス点。
 ラジオ英会話は、何より「百万人の英語」のころからの遠山先生ファンとしては聴き続けたい・・。しかし、放送日当日の夜に聴けなければどんどんたまっていくという悪循環にはまりやすく心理的負担が大きい。
 繁忙期は「生きているのもやっと、睡眠時間最優先」というぐらいの状態になりますので週あたり1時間15分の放送とその予習・復習はきつい。同じ時間をかけるのであれば、実践ビジネス英語とチャロの予、復習にあてた方が学習効果が高いのではないかと結論を出しました。
 というわけで、残念ながら、ラジオ英会話は8月まででストップします。来年の3月までに余裕ができれば復活するかもしれませんが、今年(2008年)一杯はいさぎよくあきらめようと思います。
 それにしても、本当に、教材を減らすってつらいです。どれも気に入っているうえに時間的問題以外は何のハードルもない(テキストは安いし、録音は確実です)場合は特に・・。
 しかし、こんな贅沢な悩み方ができるとは、各種機材や面白い放送のおかげです。ありがたい限りです。

2008年8月10日日曜日

『カナ』手本ドイツ語6月分終了

1週間でなんとか6月号も終了しました。最終日のDeutch mit Pfiff(ドイツ語のツボ)がコラム風というか、楽しく聴く回なので、到達したときの嬉しかったこと。主人公カナはついにドイツに着きました。
 3か月目(分)ともなる授業の進み方にもすっかり慣れて、コーナーごとの目的もつかめました。
 6月分までは先生のお話がかなりゆっくりに感じられたので1.2倍速から1.5倍速にして聴きました。8月分は本放送でリアルタイム聴取なので1倍速(そのまま)です。
 あと1冊、7月分を終了させれば現時点に追いつきます。今週はラジオ講座全部が夏休みモードで過去分の再放送になるので、今週は8月分とのかけもちがないだけ少し(非常に?)楽です。
 あとは時間がとれるかと、夏の暑さに学習意欲が負けないでいられるかが勝負です。でも、この「終了のヨロコビ」を餌として、前向きに取り組みます!

2008年8月3日日曜日

最短で結果が出る超勉強法:荘司 雅彦、著

 「結果を出した人」が、惜しみなく方法を教えてくれている本です。
 ノウハウを出し惜しみしないでくれる「よき先輩」が書かれた本がいろいろありますが、真似できるところを遠慮なく真似させていただいております。
 この本で真似したいところはたくさんありますが、特に以下の2点は「そうします」と深くうなずきました。

 何かを勉強しようとするときには「決まった日に行われる試験を受験しなければならない状況」に自分を置いてしまう(P.71)

 自分の「処分可能時間」を把握せよ(p.162)

 
 まいにちドイツ語テキスト破り計画を進めて「処分可能時間」と「勉強したい量」のアンバランスはしみじみ実感しています。「たった3時間」を実行することがどんなに大変か!進めながら「あーこれは2巡目を期待したら人生が終わってしまうな」としみじみ思うぐらいです。
 テキストを何回転もさせる方法(これは荘司先生も別の部分で推奨しています)が基本の自分としては、「身を切られるようなつらい作業」(p.164)で「この講座に取り組むのは1度きり」の決断をしました。
 テキストの量と自分の手持ち時間とを比較して、入門を丁寧に繰り返す時間はないと判断できたためですが、タイミング良くこの記述を読んで、「あー、この方法で(自分にとっては)正しいんだ」と後押ししてもらったような気がしました。
 それにしても「課題を減らす」ことが「つらい」ということを理解しているあたり、さすが勉強の当事者だけあります。なかなかこの発想、普通に暮らしていては出てこないのではないのでしょうか。

 著者がお金も時間もかけて生み出した「結果が出る勉強法」。真似しなきゃ損ってものです。
 得られた知見で、既に書籍代分の元はとらせていただきました。ありがとうございます。

最短で結果が出る超勉強法 (講談社BIZ)最短で結果が出る超勉強法 (講談社BIZ)
荘司 雅彦

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洋書はYOHAN、倒産

 「洋書はYOHAN」のキャッチコピーで知られる日本洋書販売(株)が自己破産申請をしたそうです。「普通の本屋さんで扱っている洋書」を牛耳っていた?会社といえばわかりやすいでしょうか。
 薄っぺらい海外雑誌が「なんでこんなに高いの!」という値段で売られているのも、この会社さんの価格政策のおかげ?でした。
 とんでもないレート換算になる日本円ラベルを眺めつつ、「どういう為替政策をとっているのだろう」「いまどき、こんなに内外価格差をつけて、消費者離れを起こさないのだろうか」と職業柄素朴な疑問を抱いていましたが、なるほどやっぱりそうですか・・という感想です。
 それでも、実物を手にとって購入したい本などは、アマゾンなどを通さず、本屋で買っていますので、それなりにお世話になっていたわけで、感慨深いものがあります。
 子会社のいくつかは民事再生だそうですし、事業でお金になる部分は既に取り合いになっているのではないかと想像しますので、本屋の洋書が消えることはないと思っています。
 しかし破綻の理由が報道されいるような売上不振からならば、今までの「コストを消費者へ露骨に転嫁」方式の価格政策ではだめだということがはっきりしたわけです。まぁ、為替などを扱っている会社さんですから、変な金融商品にひっかかってしまったとか、表に出ない破綻の理由があるのかもしれませんけれど・・。
 本屋ルートでの洋書販売の「儲けの方法」をこれからどこがどのように編み出すのか、注目です。

『カナ』手本ドイツ語5月分も終了

 勢いをつけて、5月分もなんとか終了しました。
 ショックだったのが、紙copiへ入力した文字のうち、äöëなどのウムラウト付文字が、一度保存して再度ひらいたら、普通のaoeになってしまったこと。入力の際はちゃんと表示されていたのですが・・。記号一覧からせっせと選んで入力したので結構な手間をかけたのに、消えてしまって残念でした。文字コードは複雑なので、深追いせずにあきらめます。
 この点googleノートブックでは、ウムラウト付文字もそのまま保持してくれます。さすがgoogle、多言語展開しているだけはあります。
 もう1点ショックだったのは、1度は聞いたはずなのに、まったく話の展開を覚えていなかったこと。女子大生カナと、日本学専攻のヤンが知りあったのが日本だということすら「初耳」状態。
 しかも、5月の前半が一緒に新宿の居酒屋へ行って(デート)、居酒屋であれこれ注文。後半が電話番号を聞いて、週末にカナの家に招待するところまでという急展開(笑)。いやー、知りませんでした・・。
 カナがドイツでヤンの家を尋ねるまで(←これが7月下旬~8月現在のスキット)にこんなにものすごい勢いで事態が進んでいたとは。
 テキスト1冊の半分(残りは「フェリックスの日記帳」)、「たったの3時間半~4時間分」なのですが、終わらせるのには気合がいります。
 終了した部分を破って薄くなったテキストを見て、達成感にひたっています。
 

2008年8月1日金曜日

『カナ』手本ドイツ語4月分終了

 「テキスト書き込みどんどん破る方式」に変更して1週間。ようやく「まいにちドイツ語」の初心者向けクラス、「『カナ』手本ドイツ語」の4月号が終了しました。
 どのようにしようかと迷いつつも、こんな感じで進めました。
 テキストのスキットと日本語訳を紙コピか、Googleノートブックへ入力。テキストを見ながら録音を聴く。特にOhren spitzen!(耳を澄ませて)のコーナーは真剣に聞いて回答をテキストに書き込む。
Mundgymnastik(口を動かそう!)のコーナーの問題への回答は余白にボールペンで書き込み、赤ペンチェック。
 ごくごくオーソドックスな方法ですが、特徴とも言えるのが、「終了したら、そのページは破って捨てる」ということです。この「2度と戻れない」という感覚が効を奏してか、スキットの入力は綴りの1文字1文字を真剣にチェックするし、赤ペンチェックもいつになく真剣でした。おかげで1回分には15分以上の時間がかかってしまうことがほとんど。しかし、どんどん薄くなっていくテキストに妙な達成感を味わうことができました。1か月の授業時間の3時間半分、ちゃんとやったぞー。という感じが確かにあります。
 同じく、復習するにはボリュームがありすぎる「ラジオ英会話」も同様の方法で「1回こっきり大作戦」を開始しています。
 すでに両講座(「『カナ』手本ドイツ語と「ラジオ英会話」」)の8月号テキストは表紙のない姿になってしまっています。リアルタイム分も終了とともにどんどん破っていますので、過去分と合わせて爽快感は2倍!
 しかし、ラジオ英会話はどの号に取り組んでも違和感はありませんが、「『カナ』手本ドイツ語」の4月号と8月号のギャップはすごいです。片方で Hallo! 一語で1日分なのに、片や8月号では比較級まで出てきています。たった4か月でここまで進んでいたとはあなどれません。
 お盆の週は、どの講座も再放送Weekとなるようですので、そこでどこまで追いつけるかが鍵となりそうです。

2008年7月27日日曜日

軌道修正

 昨年にラジオサーバーを導入してから、テキストも音声もなるべく残すという方法をとってきました。テキストはスキャンしてPDF化というひと手間をかけていました。
 しかし、どんどん累積していくテキストを見て「これをすべて消化するのは現時点では無理」と悟り、学習方法を見なおして軌道修正することにしました。
 まず手始めは週5日のドイツ語とラジオ英会話。
 「まいにちドイツ語」は1日置きに、まったくレベルの違う2つの講座が放送されています。超入門の「『カナ』手本ドイツ語」と、初級読み物の「フェリックスの日記帳」です。
 「カナ」も「フェリックス」もただ聴いているだけの状態になっていますので、「カナ」は1度きりと割り切ってテキストも録音ファイルも終了したら廃棄することに決めました。昔の「英会話上級」のスキットに出てきた「読み終わったページから破って捨てる人」へ方針転換です。
 スキャンするつもりでテキストへの書き込みはしないでいたのですが、終わったら破って捨てるとなると気楽に書き込めます。まいにちドイツ語のテキストは前半分が「カナ」後ろ半分が「フェリックス」という構成なので、順調に行けばどんどん薄くなっていき、フェリックスのみが残る予定です。フェリックスは「カナ」が終わらないと着手できる実力にはならないと悟りましたので、将来のお楽しみです。
 着手する前に「アンコール」で再放送になったりして・・。(十分にありえます。)
 学習内容で記録したい点はGoogleノートブックを使ってメモすることにしました。VISTAとIE7なので、ノートブックの拡張が入れられないことがちょっと哀しいですが・・。
 ゴガクルに毎週のキーフレーズが載っていることにも今ごろ気づきましたのでノートブックに拝借。
 テキストを破ることに不安と若干の罪悪感がありますが「どんな形であれ、習ったことが身についた方がNHKドイツ語チーム(ブリッタ先生がそう表現していらっしゃいました)にも喜んでいただけるに違いない」と思い込むことにします。
 ラジオ英会話も全講座の復習は難しいと判断してWMAをカットするソフトを導入して、金曜日の講座のスキットのみを抽出したファイルを作成開始しました。そうしたら、スキット4本で1分半ぐらいなのですね。驚き。この短いスキットならぐるぐると周回可能なはずです。しかし、解説抜きで聞いたら全然把握できないことにも気付いてちょっとショック。コロケーションに極端に弱いのは自覚していたのですが・・。
 「持っている」と「活用している」はまったく違うことだと自覚。PDFと音声ファイルがどんどんたまるので追加のUSBメモリかHDD増設を検討していましたが、不要となりました。
 ファイルの保存も一度習慣にしてしまうと「何のために」行っていたかわからなくなっても惰性で続けてしまうものですね。PDF化にかける時間と手間が減った分、他のことに有効に使いたいと思います。
 プリンタも、古いインクジェットが壊れてしまったのですが、今までのインクジェットは蛍光マーカーが流れてしまう点が嫌だったので、顔料インクのものを購入するか、それともセブンイレブンのネットプリントでまかなうか考え中・・。
 チャロのデジタルテキストは巨大ファイルなのでネットプリントは使えません。プリンタはめったに使わないので置場確保を考えると所有したくない気持ちが強いのです。デジタルコンビニをうたうところならばメディアを持参すれば出力できるのかもしれないですね。探してみます。
  暮らしをシンプルにするためにいろいろ考えるのもまた楽し。です。

 
 

2008年7月25日金曜日

江戸小噺を英語で披露する志賀洋(31歳)

 実践ビジネス英語のテキストを買うと、日本語の部分をまず1月分通読してしまいます。8月号で驚いたのは主人公志賀洋氏がなんと江戸小噺を同僚に披露。
 英語ができないと悩んでいた5月の洋とは別人のようです(いや、まだ日本語部分を読んだだけですが・・)。
「浪人」をmasterless samurai, 「切腹」を hara-kiri とすらすら話すとは、密かに英語落語の練習をしていたとしか思えません。会社のコンシェルジュに紹介してもらったコーチに特訓してもらったのでしょうか。
驚くべき隠し技を持った主人公。大河ドラマのロシア語に続いて、こちらもなかなか目(耳か・・)が離せません。

2008年7月24日木曜日

心配なのは土砂災害

 またまたまたまた揺れました。例によって当方は震度5。
 夜中でしたが、消防車も救急車も警察のサイレンもなく、ヘリも飛ばず、静かなままでした。慣れてるなー。
 心配なのは揺れの大きかった地域の土砂災害。外部に通じる道路が寸断されると孤立する集落が大量に存在するのが東北地方。雨も多く、地盤はゆるみっぱなしでしょうから、揺れで崩れても不思議ではない。
 田圃や小麦畑と山道が混在する東北の夏景色が大好きな当方としては、なんとも心が痛みます。
 あまり被害がないと良いのですが・・。