2008年7月27日日曜日

軌道修正

 昨年にラジオサーバーを導入してから、テキストも音声もなるべく残すという方法をとってきました。テキストはスキャンしてPDF化というひと手間をかけていました。
 しかし、どんどん累積していくテキストを見て「これをすべて消化するのは現時点では無理」と悟り、学習方法を見なおして軌道修正することにしました。
 まず手始めは週5日のドイツ語とラジオ英会話。
 「まいにちドイツ語」は1日置きに、まったくレベルの違う2つの講座が放送されています。超入門の「『カナ』手本ドイツ語」と、初級読み物の「フェリックスの日記帳」です。
 「カナ」も「フェリックス」もただ聴いているだけの状態になっていますので、「カナ」は1度きりと割り切ってテキストも録音ファイルも終了したら廃棄することに決めました。昔の「英会話上級」のスキットに出てきた「読み終わったページから破って捨てる人」へ方針転換です。
 スキャンするつもりでテキストへの書き込みはしないでいたのですが、終わったら破って捨てるとなると気楽に書き込めます。まいにちドイツ語のテキストは前半分が「カナ」後ろ半分が「フェリックス」という構成なので、順調に行けばどんどん薄くなっていき、フェリックスのみが残る予定です。フェリックスは「カナ」が終わらないと着手できる実力にはならないと悟りましたので、将来のお楽しみです。
 着手する前に「アンコール」で再放送になったりして・・。(十分にありえます。)
 学習内容で記録したい点はGoogleノートブックを使ってメモすることにしました。VISTAとIE7なので、ノートブックの拡張が入れられないことがちょっと哀しいですが・・。
 ゴガクルに毎週のキーフレーズが載っていることにも今ごろ気づきましたのでノートブックに拝借。
 テキストを破ることに不安と若干の罪悪感がありますが「どんな形であれ、習ったことが身についた方がNHKドイツ語チーム(ブリッタ先生がそう表現していらっしゃいました)にも喜んでいただけるに違いない」と思い込むことにします。
 ラジオ英会話も全講座の復習は難しいと判断してWMAをカットするソフトを導入して、金曜日の講座のスキットのみを抽出したファイルを作成開始しました。そうしたら、スキット4本で1分半ぐらいなのですね。驚き。この短いスキットならぐるぐると周回可能なはずです。しかし、解説抜きで聞いたら全然把握できないことにも気付いてちょっとショック。コロケーションに極端に弱いのは自覚していたのですが・・。
 「持っている」と「活用している」はまったく違うことだと自覚。PDFと音声ファイルがどんどんたまるので追加のUSBメモリかHDD増設を検討していましたが、不要となりました。
 ファイルの保存も一度習慣にしてしまうと「何のために」行っていたかわからなくなっても惰性で続けてしまうものですね。PDF化にかける時間と手間が減った分、他のことに有効に使いたいと思います。
 プリンタも、古いインクジェットが壊れてしまったのですが、今までのインクジェットは蛍光マーカーが流れてしまう点が嫌だったので、顔料インクのものを購入するか、それともセブンイレブンのネットプリントでまかなうか考え中・・。
 チャロのデジタルテキストは巨大ファイルなのでネットプリントは使えません。プリンタはめったに使わないので置場確保を考えると所有したくない気持ちが強いのです。デジタルコンビニをうたうところならばメディアを持参すれば出力できるのかもしれないですね。探してみます。
  暮らしをシンプルにするためにいろいろ考えるのもまた楽し。です。

 
 

2008年7月25日金曜日

江戸小噺を英語で披露する志賀洋(31歳)

 実践ビジネス英語のテキストを買うと、日本語の部分をまず1月分通読してしまいます。8月号で驚いたのは主人公志賀洋氏がなんと江戸小噺を同僚に披露。
 英語ができないと悩んでいた5月の洋とは別人のようです(いや、まだ日本語部分を読んだだけですが・・)。
「浪人」をmasterless samurai, 「切腹」を hara-kiri とすらすら話すとは、密かに英語落語の練習をしていたとしか思えません。会社のコンシェルジュに紹介してもらったコーチに特訓してもらったのでしょうか。
驚くべき隠し技を持った主人公。大河ドラマのロシア語に続いて、こちらもなかなか目(耳か・・)が離せません。

2008年7月24日木曜日

心配なのは土砂災害

 またまたまたまた揺れました。例によって当方は震度5。
 夜中でしたが、消防車も救急車も警察のサイレンもなく、ヘリも飛ばず、静かなままでした。慣れてるなー。
 心配なのは揺れの大きかった地域の土砂災害。外部に通じる道路が寸断されると孤立する集落が大量に存在するのが東北地方。雨も多く、地盤はゆるみっぱなしでしょうから、揺れで崩れても不思議ではない。
 田圃や小麦畑と山道が混在する東北の夏景色が大好きな当方としては、なんとも心が痛みます。
 あまり被害がないと良いのですが・・。
 

2008年7月21日月曜日

それにしてもよく揺れる・・

 1日に何度も地震があっても平気になってきましたが、今しがたもまた揺れました。
 物が少ない生活なので、物に関する心配はほとんどありませんが、その時間にちょうど火の気があったりすると焦ります。
 それにしてもしみじみ地震国を実感します。いや、地震県かな・・。
 観光地は風評被害で大変なようですが、えー、地元民は慣れてますので気にせずどうぞ。
 と言ってみても、やはり気にする方が多いでしょうねー。いたしかたない。

手持ち時間と保存ファイルの量

 最大2500時間の録音が可能なオリンパスのラジオサーバー、ほぼ毎日録音しているものの、まだまだHDDには余裕があります。
 しかしファイルは相当な本数になりました。テキストもたまってきてしまいもともと「捨て派」な自分としてはどうも落ち着かなくなってきました。自分の管理できる量を超えてきたような気がします。
 2500時間の録音を聴くには2500時間が必要なわけですがどうもぴんとこない。
大杉先生もCross-Cultural SeminarのCMでおっしゃっていますが「何日録音しっぱなしでいいの?」。例によって計算です。
 とはいえ、何日録音できるのかより、録音したものを聴くことができるかの方が重大です。「月に何時間あれば何講座きけるの?」ということを中心に考えることにします。
 週5日放送の15分番組で考えると・・。
 1ヶ月あたりの放送時間は、
 15×5×4(週間)=300分=5時間。
 1年間だと5×12=60時間。
 さて、この時間配分のものを5講座聞いた場合、1か月に必要な時間は25時間。
 もう1度聞きたかったら、さらに25時間必要になります。
 1日8時間で約3日ちょいです。週末をつぶしたとしてもちょっと大変になってきます。ちなみに2500時間録音しようと思ったら100か月かかりますから8.3年です。8年録音する前にHDDの寿命が来そうな気がしますが・・。
 さて、放送を1回聴いただけではさっぱり頭に入らず、娯楽要素の強い「英語ものしり倶楽部」ですら複数回聴いてしまう私にとって繰り返し時間は必要不可欠なもの。
 しかしどう考えても、今まで1年数か月録りためたファイルをすべて聴きなおすのは時間的には難しそうです。そこで、チャロは金曜日のみ残す。ラジオ英会話も金曜日のみ残すなど、ファイルの絞り込みに入りました。
 どの番組でも「名作」のほまれが高くなればNHK出版からきっと総集編が出るでしょうし、徹底トレーニング(負荷が大きすぎるので今期はあきらめました)のように再放送があるかもしれませんしね。
 際限なく溜めてしまいそうですが、納得いくまで聴けないことがストレスになりそうなのでスリム化です。
 書店をうろうろしていると、他の問題集に目移りすることもありますが、「今あるものを活用してから!」と自分に言い聞かせています。
 便利な道具がありすぎて、手持ち時間と折り合いをつけるのがなかなか大変です。
 
 

2008年7月20日日曜日

日本語ならお役立ち:ラジオサーバーの早聞き倍速設定

 オリンパスのラジオサーバーには、早聞き/遅聞き倍速設定という項目があり、早聞きは1.25、1.5、1.75、2倍のどれかを選択することができます。
 英語のファイルの場合、オープニングの挨拶は1.25倍での早聞き、本編は実力上の問題から通常速度で再生しています。しかし日本語の音声ファイルで、普通にトークをしている場合は、1.75倍程度でもほぼ違和感なく意味が把握できます。
 さすがに音声が自然とは言えませんが、長ーい講義ファイルなどでは大活躍。まともに聞いたら2時間のものが1時間ちょっとで済んでくれるのでこの差は大きいです。45分あればNHKラジオ講座が3本聞けますので。
 意味が把握できる音声に調節してくれるラジオサーバーの技術もすごいですが、しみじみ感心したのが母語だと多少無理がある早さでも内容が把握できること。1.75倍だと、日常では遭遇しないぐらいの早さで話が進んでいくことになりますが、それでもちゃんと聞きとれるのです。
 2倍では音声の「ロボット感」が強すぎて、違和感が大きいため今のところ使っていませんが、おそらく集中すればほとんど意味はとれるのではないかと思います。
 これに味を占めて、ポータブルプレーヤも次回は速度調整ができるものを探そうと思っています。
 AUDIBLEファイルが再生可能で、再生速度調整が可能などという都合の良い機種は存在するのかな・・。

2008年7月18日金曜日

実は大河ドラマだった!「まいにちロシア語」

 まいにちロシア語、カタツムリにも乗り遅れていますが、細ぼそと聞き続けております。話の合間の黒田先生とカーチャ先生の雑談?が面白いのです。ロシア流風邪の治し方(ゆでじゃがいもの湯気を吸う!とか)などちょっとした話しがとても興味深い。お隣の国なのに、「普通」の人の暮らしは何も知らないんだなぁとしみじみ考えてしまいます。
 この勢いでロシアにも資本主義が浸透すれば、近いうちにロシア極東地域も気軽に行ける観光地として発展するのでは・・と思っているのですが、見通しが甘いでしょうか。
 ところで、昨日(7/17)放送分での黒田先生の重大発言。実はスキットは大河ドラマだったのだそうです。
といっても「かたつむり」なのであまり入り組んだストーリーは無理というものですが今後の展開に期待。
その前に単語を少しでも覚えなければ・・。

2008年7月9日水曜日

アラブの大富豪:前田 高行、著

 最近興味を持ち始めた「アラブ」世界に、もともとの守備分野「お金」関連の話題をプラスという、私にとっては「読まずには通れない」本でした。
 アラブと言っても広いので、その中の何名かに焦点をあてて取り上げています。著者も一般的な読者のアラブ世界への前提知識はほとんどないと看破しているようで、初心者読者には助かりました。
 「国や大富豪の歴史」「その国の主要産業」「アラブ世界の中でのポジション」「政治体制」などなど説明をしてから「人(大富豪)」を取り上げるので詳細な人となりまではわかりませんが、写真も随所に入っておりなかなか読みやかったです。
 登場人物で名前を聞いたことがあるような気がするのは、ヨルダンのラニア王妃とアルワリード王子ぐらいでした。「王子って大量にいるんだ・・」ですとか、「ヨルダンって貧乏だったんだ・・」、「ルーブルとグッゲンハイム美術館の分館がアブダビにできる予定!(ところでアブダビってどこ?)」など、知っている人であれば当然のことでしょうが「へーへーへー」と思うところ満載でした。
 アラブの大富豪って、庶民に妬まれなさそうな気がするのですが、迫力の差でしょうか?「絵にかいたようなお金持ち」で現実味がないからかもしれません。
 アラブ世界が「アラブ流」ならこちらは「アジア流」で西欧諸国とは違う価値観でそれぞれ堂々とうまくやっていければ良いと思います。でもかつて脱亜入欧なんてキャッチフレーズを掲げた国が日本なのでした。うーん。

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2008年7月8日火曜日

日本語力

 外国語は楽しみであり、悩みですが、日本語も相当に悩みの種です。実は私、地元のことばをしゃべることができません。聞きとりにも難があります。リスニング、スピーキングのどちらにも難ありって外国語と同じじゃん!と逆切れ状態になってしまいそうなときがあります。
 なんせ、こちらのネイティブは、単語からして違います。「は?今のなに?」という音がさぁっと通過してしまい呆然・・ってこれも外国語と同じ!
 発音も、真似したつもりでも「滑舌良すぎ!」「なんか違うんだなー」とダメ出しを受ける始末。ほんっとーーーーに日本語ってむずかしいです。
 でも、その「ネイティブ」でも、近県の山村の奥地では最初話が通じず呆然としたとか・・そして苦労の末会得したある単語を披露してくれました。「日本語にこんな音があるのか」と聞いていた一同呆然。子音が連続しているような音なのです。「母音がないなんて~」「ヨーロッパの方にありそうな発音」などと感嘆の声があがりました。
 以前からの業務上の悩みは、お名前が聞きとれないこと。3回復唱をおねがいしてダメだった場合「・・・・様ときこえたんですが・・(弱気)」とネイティブにバトンタッチしてもらうことにしています。あとで正解を教えてもらうと全然違ってひとり哀しむことも・・。
 本当にことばって奥深いですね。
 

2008年7月1日火曜日

本屋で地震

 ニュースになるほどではない震度の余震が続いている当地ですが、週末、古いビル内にある大型書店の中で身長より高い専門書のつまった棚の前にいるときに「ゆらっ」ときました。普段あまり余震を気にしない方ですがこれは怖かった。そそくさと本屋を出ました。
 それなりに対策はしてあると思いますが、振動続きの上に書籍の重量が加わったら、床が抜けることや、倒壊の危険があるのではないでしょうか。特に古いビルの上方階の場合などは、そのあたりは大丈夫なのかと心配になりました。
 どこにいても、余震のたびに建物や家具が「めきっ」と軋む音がします。たとえ、震度1程度でも、こんなに頻繁に(印象としてはほぼ毎日という感じです。)軋んでいたら、建物が次第にゆがんだりしないのかと素朴な疑問です。なんせ震度5の後に「毎日シェイク」状態ですから、鉄筋コンクリートをどこまで信頼して良いのか・・。

リスニングチャレンジ

 実践ビジネス英語にはリスクングチャレンジというコーナーがあり、なんとか聞き取ろうと毎回楽しみにしています。
 今年からはスーザンと杉田先生のお話の日となり、リスニングチャレンジの前にさらにものすごいチャレンジ用の壁となっています。スーザンさんの話の後では、リスニングチャレンジの方がスピードが遅いような気がするときも。それでもほぼ半分の確率で間違ってしまうのですが・・。
 何ごともないように淡々とかつ猛スピードでスーザンさんとの会話を進めていく杉田先生の実力に感動。
 「これをいつか即解できる日はやってくるのだろうか」と疑問に思いつつも、何度もくりかえして聞いてしまいます。
 今のところ、一番覚えたのは、テーマ曲・・。テーマ曲と主人公の名前は結びついたようで、昨年度の曲を聞くと「シューゾー」という言葉が思い浮かび、今年の曲だと「ヒローシー」という言葉が思い浮かびます。これを「からだにしみこむ」とか「身についた」と表現していいものなのか、悩ましいところです。