2008年2月29日金曜日

起床時間を夏時間へ切り替え

 基礎英語を聴く前から、午前6時前には起床するようにしています。何時に起きるかは季節によって最大1時間半ぐらい違います。冬場は目ざましと電気が頼り、夏場は目ざましと自然光を頼りにして起きるため、日の出が早くなるとその分目覚めも早くなるというわけです。
 そろそろ、日の出が6時前後。ということは5時半ごろからだんだん明るくなる薄明の時間になります。というわけで、30分目ざましを早め「サマータイム」実施です。
 日の出に合わせて30分ぐらいずつ適宜早めていくので、例年、夏場は4時半起床の時期もあります。
 しかし平日は就寝時間を早めるのは難しいため、どうしても睡眠時間が短くなってしまいます。そこで休日にはちょっとでも「疲れたな、眠いな」と感じたら躊躇なく昼寝して疲れを吐き出すようにしています。
 夏場より冬場の方が睡眠時間が長くなる計算になりますので、年単位でも疲れの調整をしていると言えるかもしれません。
 一年中、日の出とともに生活する。なんだか素朴で気に入っています。
 今の季節、朝焼けがきれいですよ~。

VOA Special English:Annie Oakleyって誰?

 Annie Oakley, 1860-1926: One of the Most Famous Sharpshooters in American History
 VOA Special Englishを聴いていたら、女性の射撃手のアニー オークリーという人が取り上げられていました。射撃手の話のわりには楽しい音楽がかかるので「なんでだろうな・・」と考えて「あ、もしかすると『アニーよ銃をとれ』はこのアニーさん?」と気づきました。
 リンク先のテキストにはA Broadway musical, "Annie Get Your Gun," tells her story. と書いてあります。「アニーよ銃をとれ」も名前しか知りませんが、実在のモデルがいる話だったのですね。VOA  Special Englishは、「とても面白い回があるのでついつい聴いてしまう」構成です。これだけの教材を提供し続けられることが米国の底力なのかなと感心します。

2008年2月27日水曜日

画像・音声ファイルの加工はWindowsムービーメーカー

 XPのノートブックが壊れて、やむなくVISTAユーザーになって早半年以上。ようやく、Windows Vista Home Premiumに標準添付のソフトを開いてみる余裕も出てきました。
 そこで知ったのが、Windowsムービーメーカーで、画像と音声の加工ができ、「発行」したビデオファイルはWindowsフォトギャラリー(これもHome Premium標準添付のソフト)で管理ができるそうです。なんだか、ソフト名と機能がいまひとつぴったりしない気がしますが・・。

 Windowsムービーメーカーのヘルプファイルより、読める?ファイルタイプの部分を転記します。

ビデオファイル:
.asf、.avi、.dvr-ms、.m1v、.mp2、.mp2v、.mpe、.mpeg、.mpg、.mpv2、.wm、および .wmv

オーディオファイル:
.aif、.aifc、.aiff、.asf、.au、.mp2、.mp3、.mpa、.snd、.wav、および .wma

画像ファイル :
.bmp、.dib、.emf、.gif、.jfif、.jpe、.jpeg、.jpg、.png、.tif、.tiff、および .wmf


 結構な種類に対応しているので、たいていのものはなんとかなりそう。
 ためしに、手持ちのWMA(ラジオサーバーの録音はWMAなので、大量保有しています)ファイルを読み込んで、適当に分割して、「ムービーの発行」で7kbpsのファイルへ軽量化するのはうまくいきました。
 ソフト名から推測して、画像ファイル専門で、オーディオファイルは関係ないのかと思っていたので、加工用ソフトを別に購入してしまうところでした。あぶないところだった‥(「山月記」風)。

2008年2月26日火曜日

身の丈に合った道具選び:料理編

 料理には「道具選びの楽しみ」があります。どんな道具を揃えるかは、スキルと環境(電磁調理器かガスコンロかなど)と好みで当然変わってきます。
 今まで料理を「したくないわけじゃないけれど、よくわからない」という人の話を聞くと「包丁ですべてのことをしようとしてうまくいかない(から嫌になる)」傾向がありました。その場合に薦めるのがキッチンばさみとピーラー(皮むき機)の導入です。それも、1000円台~3000円ぐらいでステンレス製。切れなくなったら捨てるつもりで買うことを勧めています。
 道具の助けなしに包丁1本で何もかもまかなえるのは訓練を受けた調理専門職の方々ぐらいで、素人には無理だと思うからです。
 キッチンばさみは包丁では難敵のぐにゃぐにゃする肉などをさばくのが楽ですし、水菜などは洗ってそのままじゃきじゃき切れば(この作業を「趣味の園芸」と名付けています。)水菜サラダが簡単にできます。
 ピーラーはじゃがいもにんじんなど固い皮の皮むきに。
 キッチンばさみは、留め金がはずれて、分解して水洗いができるものを使っています。ピーラーはステンレス製のもので、1年~2年で「なんとなくむきにくくなったな~」と感じたら新しいものを購入しています。
 外食を何回か減らして道具代にまわせば、どうってことありません。ただし、ちゃんと使えば。が前提ですが。でも道具選びにはまると、楽しいですよ~。

飽きる vs 使い切る

 物が少ない生活をするコツとしてよく紹介されているのが、ストックを持たないということです。しかし、それ以前にほぼ同じ機能のものを並行して使用していることはありませんか?たとえば、シャンプーを2本持っていたり、用途別の(実は似たような)洗剤を持っていたり。
 まったく同じものではないので、「これを買ったのは・・」と自分に理由を述べる、つまり自分に言い訳することもできるのですが、その割には使わない、減らない・・という状況になりがちです。
 どうしてこうなってしまうのか、つらつら考えて気づいたのが、つまり「同じものだと飽きるから」という点です。目新しいものが欲しくなる。
 現在はその衝動に対する対策として店頭で「これを買ったら今持っているものを捨ててもいいか」を自問自答するようにしています。
 すると「いやもったいない。使いきってからにする」ともったいない精神が発動します。買わなかったことを後悔したことは今のところありません。本当に欲しければすぐ買いに行けばいいだけのことですし。
 数か月(または数年)たって手持ちのものを使い切ったころには、また魅力的な製品が出ているので、そのときに心ゆくまで比較検討して「1番小さいサイズ」を購入します。前の1本を使い切るまでの年月とその間の数々の誘惑を思い浮かべればお徳用サイズには心が動かされなくなります。
 こちらの方が財布と精神衛生にはずっといいです。ついでに置場確保も楽です。

2008年2月25日月曜日

あのことばはどこで知った?「そもさん」「せっぱ」

 禅を取り上げている本を読んでいたら、禅問答が出てきました。そういえば、「そもさん」「せっぱ」ということばがあったという気がするけれど、あれは禅?どこで知ったのだろう?と思って検索したら、「一休さん」(リンク先はWikipedia)で言っていたのですね。
 一休さんって禅(臨済宗)の人だったのか・・。
そもさん(什麼生)、せっぱ(説破)、汝に問う、
というパターンだったようです。「汝に問う、」というところは覚えていませんでしたが、なかなかかっこいい。

2008年2月24日日曜日

丸元淑生のシステム料理学 丸元淑生・著

 むむ。これも絶版?1982年刊ですからいたしかたありませんが、前述の「うおつか流」とともに料理に対する考え方を根底から変えてくれた本。
 丸元氏の本はいずれも「なぜこうすべきなのか」の理屈がしっかり書いてありますが、その内容が正しいかどうかはアメリカや日本の栄養学に通じていないので判断できません。しかし、少なくとも、害になるということはなさそうです。
 古い本なので、道具や栄養学については25年分割り引いて読む必要がありますが、食事をシステマチックに「組み立てる」方法を教えてくれる本です。


丸元淑生のシステム料理学―男と女のクッキング8章 (文春文庫 ま 4-1)丸元淑生のシステム料理学―男と女のクッキング8章 (文春文庫 ま 4-1)
丸元 淑生

文藝春秋 1982-06
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ポイントって本当にお得?

 近所に輸入食品を扱っている店が2件あります。どちらも全国展開しているショップです。それぞれに特色があるため客層は違います。片方の店では100円買うと1ポイントがつき、500ポイントたまれば500円の金券として使えます。もう片方の店は特に特典はありません。
 しかし、両店、同じ商品もかなり取り扱っています。ある日気づいたのですが、同じブランド、同じ量のパスタの価格が50円ほど違うのです。他のものも注意してみていると、同一商品が20円から80円ぐらいの価格差で売られています。どれも売価が100円~400円ぐらいものもです。いずれも安いのは、ポイント制度のない店でした。
 ポイント制度があるとついポイントを貯めたくてその店に忠誠を誓ってしまいがちですが、こういう落とし穴も潜んでいます。もちろん、気づいた途端に特典なしの店での購入に鞍替えしました。

2008年2月23日土曜日

NHK英語講座公式ガイド2008

NHK英語講座公式ガイド2008が発売されましたので早速購入。
英語力測定テストはチャレンジ1が100点で気を良くしたものの、チャレンジ2は基礎も応用も70点台で、「基礎英語3」「ラジオ 英会話」「徹底トレーニング英会話」の3つを勧められました。チャレンジ1は10問の小テストですが書籍を購入しなくてもできます。
 公式ガイド自体はページのほぼ半分はテスト問題と解答解説で、残りは新講座の紹介です。
 4月にはラジオサーバーのタイマーを大々的に設定変更しなければなりませんので(隔日放送が毎日になったり、30分番組ができたり・・)放送スケジュール一覧表のつもりで購入しました。
 去年はテキストで代用したのですが、テキスト表紙には放送時間が記載されていないので、記載ページを探し、録音時間帯と曜日を決め・・とややこしかったのです。
 しかし読んでいるうちに15分枠に5分縮小となる他の外国語講座に興味がわいてきてしまいました。過去(20分枠)分を「アンコール」今年分を15分枠で「まいにち~語」という番組名で放送するようです。なんだか魅力的。
 放送予定表を見ているとTV講座も魅力的に見えてきて、ワンセグ録画ができるツールでも買おうかな・・などと考え始めています。ただ、見る/聴く時間があるかどうかが問題なのですが・・。

2008年2月21日木曜日

うおつか流台所リストラ術 魚柄仁之助・著

 基本的に老若男女を問わず、「食」は自分でまかなえるにこしたことはないと思っています。ちょっとした基本知識と技術不足のために食べたいものが食べられないなんて不自由すぎます。
 そこで、うおつか流台所リストラ術。「自分向けなら何を実験しても良い」という点を最大限に生かした、料理と生活の「思想書兼レシピ本」です。
 乾物の取り扱い方、保温調理など、軽い読み物風なのにこれだけ即日役立つポイントを盛り込んだ本はなかなかありません。以下引用。


 では「安い食材」とは何かを整理してみましょう。
 「安い食材」には見た目が悪いもの、調理方法が分かりにくいもの、流通がだぶついて困っているものなどがあります。前述した魚のあらなどは「目玉がこっちを見てる」とか「気持ちワルーイ」などと言われて嫌われているようです。(文庫版P.24)


 この調理方法が分かりにくいものの代表が乾物ですが、この本を読めば「乾物恐怖症」は解消。
 ただし、もしインスタント系の味、塩辛味などが好みであれば、著者のレシピは相当な薄味に感じるかも。舌を食材自体のうまみがわかる状態に戻すには、インスタント断ちをするぐらいの気合が必要かもしれません。反対に、味付けなしの豆腐のおいしいまずいが判定できるような舌の持ち主であればかなり好みの味に仕上がるのではないかと思います。


文庫版(絶版?)

うおつか流台所リストラ術―ひとりひとつき9000円 (講談社プラスアルファ文庫)うおつか流台所リストラ術―ひとりひとつき9000円 (講談社プラスアルファ文庫)
魚柄 仁之助

講談社 2001-11
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ソフトカバー版(こちらは絶版ではなさそうです。タイトルが1文字違います)

うおつか流台所のリストラ術―ひとりひとつき9000円うおつか流台所のリストラ術―ひとりひとつき9000円
魚柄 仁之助

農山漁村文化協会 1994-07
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imode契約をしていないドコモ携帯

 携帯電話のキャリアはドコモにしています。しかし、携帯の役割は緊急連絡のための道具と割り切って、imodeは契約からはずしてしまいました。
 そもそもimodeの便利さを知る前でしたので特に不便は感じません。「使ってもいないのにオプション料金がかかる契約」を見なおすのは自分の行動を知るのに良い機会にもなります。
 では携帯自体いらないのでは?という疑問に対しては人家がまばらな地帯で遭難!した場合のためにやはり持たないのは恐怖なのです。「鳥獣保護区」(看板が出ています!)を通っての車通勤です。公衆電話が減っていますから自衛策としての携帯が必要です。
 本当に役立ってしまったことも何回か・・。電波が通じてくだすってありがたやありがたや。

2008年2月19日火曜日

意外に面白いラジオNIKKEI

 お気に入りのポッドキャストはラジオNIKKEI制作のものが多いです。短波放送というと、株と競馬の放送局というイメージだったのですが、さすが「日経」だけあって経済系の番組に面白いものが多い。
 今購読しているのは、
聴く日経
Let's Read The Nikkei Weekly
マーケット・トレンド
伊藤洋一のRound up world now
内藤忍・あいはら友子の資産設計への道
の5番組です。
 ネット配信が充実しているおかげで最新のマニアック?な情報を得られるのが嬉しいところ。
 なんせ、AMラジオですらアンテナを購入しないとノイズが入り、1kmも離れていない場所から放送しているコミュニティFMなど、受信できたことがないのです。建物が堅牢なのか、向きが悪いのか・・。でも今はポッドキャストとラジオサーバーで充実の音声三昧生活中!です。

2008年2月18日月曜日

一瓶あると便利:消毒用アルコール

 掃除に消毒用エタノール(アルコール)を愛用しています。水で希釈して霧吹きに入れて使っています。
 原液でフローリングのワックスが剥離してしまったことがあるので、水5、アルコール1ぐらいの感覚で薄めています。
 あまり長期間いれっぱなしだとアルコールが飛ぶので、数日で使い切るぐらいの量を作ります。あとは気の向くまま霧吹きでしゅっとしてウェスまたはティッシュでふきとるだけです。
 「除菌ウェットティッシュ」の自家製版です。実は除菌ウェットティッシュ(99円ショップのものを愛用)も常備していたりするのですが・・。
 掃除目的のアルコールよりちょっと価格は高いですが、消毒用エタノールならば本来の目的である人体の消毒にも使えます。ただ、傷にはしみるので、傷の場合は他のしみない消毒液も常備していますが・・。しみるのは気にならない!という人ならばこれ1本でOKかも。
 使用期限がありますし、希釈前提なので、小瓶を買ってなくなったら次を購入するという方法がおすすめです。

基礎が大切:英語講座の選び方

 「基礎英語を聴いている」と公言すると、さまざまな年代の方から「私も聴いてみようかな・・」という反応があります。同士が増えて嬉しいかぎりですが、なぜか「英会話入門でも」という枕言葉がつくことが多いのです。
 「英会話入門」(次年度からは「英会話」)は楽しい講座ですが、何年も英語から遠ざかった人が「どれから聴くか」といったらやはり基礎英語(それも1)が良いのではないかと思います。
 基礎英語のスキットを聴いてテキストを見ずに復唱するだけでも結構大変なことです。書き取りはもっと大変です。
 基礎英語の話をしているのに「英会話」に飛んで行ってしまうのは、おそらく「基礎」「中学生レベル」の自分を認めたくない、「大人として格好のつく講座を」という無意識が働くのでは。と思っています。
 実は遠山先生の大ファン(昔々「100万人の英語」というラジオ番組を遠山先生目当てに聴いていたぐらいです)でもあるので、「英会話入門」も大好きですが、スキットは口語的な言い回し中心です。また、リスニング訓練の「席を立てないコマーシャルの時間」"Commercial Break"は効果音しか記憶に残らなかった!ことがあるぐらいで、あくまで中級以上向けの講座なのです。
 大人が基礎英語を聴いたって恥ずかしくない!
 スキットが「子供向けだ」と不平を言ってはいけません。我々大人の聴取者は、主要リスナーである中学生の末席に加えていただいているのです。
 一流の先生の指導を無料(テキスト代のみ)で受けられる幸せを最大限に生かして、中学生に負けないよう学習に励みましょう!

2008年2月17日日曜日

日曜日の住居学 宮脇 檀・著

 お金に関する勉強、仕事ではどこかで「不動産」がついてまわります。
 しかしお金方面から不動産を眺めても「住まい」「暮らし」はなかなか見えてきません。誰の本がきっかけだったか忘れましたが、建築家の中には「住まい」「暮らし」についてつきつめて考えている人が多いということを知り、建築家の書いたエッセイを好んで読むようになりました。
 宮脇 檀氏(1936~1998)のエッセイはどれも住宅や建築について素人に「啓蒙活動」をしているという趣がありますが、それだけに門外漢にもとっつきやすく、楽しく読めます。
 「日曜日の住居学」は1983年に出版されたエッセイ集の文庫版なので、さすがに内容が多少「古い」と感じる部分もあります。しかしそれ以上に驚きなどが25年を経た現在でも「家を持とう」という日本人の感覚があまり変わっていないように思えることです。
 特に衝撃だったのが、「住み方の姿勢について」というエッセイ。


 一番驚くのは住まい方の汚さである。
 一億円の住宅を望む地方の資産家も、二五〇〇万円の三〇坪住宅を願うサラリーマンも、中程度を要求する一流大学出身の夫婦も、その住まい方は“あっ”というほどおそまつである。(P65~66)

 
 たくさんの施主と会って、たくさんの家を見た人だからこその実感ある表現。もちろんそれぞれに言い訳があることも、その言い訳にも理解を示しているけれど、総括すると「おそまつ」になってしまうという恐ろしさ。「読むと掃除をしたくなる一冊」です。


日曜日の住居学―住まいのことを考えてみよう (講談社プラスアルファ文庫)日曜日の住居学―住まいのことを考えてみよう (講談社プラスアルファ文庫)
宮脇 檀

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2008年2月16日土曜日

基礎英語2:take a stroll down memory lane

基礎英語2のPhrasal Lexical items(覚えておきたいことば)
「記録の小道を散歩する」「なつかしい思い出にひたる」という意味です。
金曜日の放送で聞いて、「どこかできいたような・・」と思ったら、「ものしり英語塾」金曜日のジェームス天願先生の回のオープニングの台詞の中にあったのでした。わざわざ金曜放送に重なっているあたり、偶然ではないんでしょうね。ちょっとした洒落っ気が複数講座聴取者には楽しいです。

ラジオ好きの強い味方、オリンパスラジオサーバー

 NHKラジオの語学講座を受講し続けるための秘密兵器は、オリンパスのラジオサーバーVJ-10です。発売とほぼ同時に購入しました。
 AMラジオの複数の番組をタイマー録音して音声ファイルとして保存できる機械は非常に少なく、競合機種としてはサン電子のトークマスターがあるぐらいです。
 どちらも価格は4万円前後ということもあってどちらのメーカーの製品にするかさんざん悩みました。ポータブルのMP3プレーヤーは複数所有していますし、据え置きラジオも欲しかったので、ラジオサーバーを選びました。
 最初はタイマー設定の方法やどのビットレートで録音するかなど試行錯誤しましたが、PC慣れしていることもあって大きな問題もなく使用することができました。
 しかし、予想外だったのが日によって電波の状態がかなり違うようで、ひどい日は録音データがノイズの嵐で聴くに堪えない状態になったこと。3か月ぐらいで追加のアンテナを購入しました。それ以降はクリアな音声で録音できています。
 ラジオサーバーでは録音データはWMA形式で保存されますが、MuvoはWMAをそのまま聴けるのでコンバートもしていません。ビットレートも32kbpsでも語学講座であれば不自由ない(64kbpsとさして差を感じない)ということがわかり、32kbpsで統一しました。
 最初の半年は英語講座全てを録音していましたが、聴く負荷が大きすぎるので徹底トレーニング英会話だけはずしました。ハードディスクの容量からは別に録音しておいても良かったのですが、録音してあるのに聴けないのは気が重いので。
 良かったのは、目覚ましとして録音ファイルを流せること。基礎英語1,2+レベルアップ英文法はリアルタイムで朝6時からの回を聴いていますが、その1時間前(AM5:00)から目ざましとして録音ファイルを小さな音声で流すようにしています。
 「最近録音したファイル」という指定ができるので、前日録音した未再生分を一気に再生することが多いです。
 USBケーブルで数日おきにPCと接続してラジオサーバ内に作った番組ごとのフォルダに移動し、PCにもファイルコピーしています。こうしておけば特定番組を一気に再生できるので「今日は1日ビジネス英会話の日」というような年末年始のラジオ第2特別番組のようなことが簡単に実現できます。CDやMDと違って入れ替えがいらないのがメリットです。ハードディスクはなんせビットレートが32kbpsなのでまだまだ笑ってしまうぐらい空きがあります。
 ただし、個人的には「ハードディスクは消耗品」と思っているので、突然壊れることもあるかもしれないと思っています。そのためバックアップ用のモバイルHDDを購入しようか検討しているところです。
 弱点は電池駆動ではないので常にコンセント接続が必要なこと。電源のないところには持っていけません。また、部屋を移動するなどコンセントを抜いて持ち運ぶと時計が狂ってしまいます。朝6:00の自動修正機能があるので1日待てば修正してくれるはずですが、その日の録音分の開始時刻がちょっと心配なことに・・。
 そんなこんなでまだまだ改善の余地ありと感じる機械ではありますが、「行動」を支援するツールとしては期待以上に働いてくれています。



 

2008年2月15日金曜日

ラジオ・TV講座は3月号で助走する

 新年度からのNHKラジオ講座はどれを中心に聞こうかとわくわくしながら計画中です。「気になる講座」は3月号のテキストを購入して、「おためし受講」することにしています。
昨年も3月号のテキストを一通り購入して、どれを中心にすべきか検討しました。

3月号からはじめるメリット
・ラジオ講座を組み込んだ生活サイクルを作ることができる(この時間帯のリアルタイム視聴は無理か・・とか)
・講座の到達目標がどんなレベルか把握できる
・講座によっては講師や出演者の「卒業」に伴う特別な回があったりして、一緒に「卒業の気分」を味わえる
・4月からぐっとレベルが下がるので4月が楽
・この講座は「合わない」という判断がつきやすい。

 そろそろ3月号のテキストが販売されます。英語だけではなく他の外国語にも興味があるのですがどのことばにするか絞れなくて困ります。4月まで楽しい悩みが続きそうです。

2008年2月14日木曜日

MP3プレーヤ+ポータブルスピーカー=ラジオ

 MuvoとVictorのポータブルスピーカーをセットとしてポータブル用のラジオ変わりに使っています。
 Muvoは単4乾電池1本、ポータブルスピーカーは2本で動きます。Muvoを音量最大、ポータブルスピーカーも電源を入れて音量を増幅すると、車の中でもなんとか聞こえます。エアコンを強にしたり、スピーカーの向きが悪いと聞こえなくなるぐらいのぎりぎりの大きさではありますが。
 家の中でも楽々持ち運んで、どこでも聴くことができます。ポータブルスピーカーは、コーヒーの250ml缶ぐらいの大きさなので、持ちあるくのには不自由しません。
 車の中でカーブのはずみに飛んでいったり、テーブルから落としたり、乾電池入れ部分のふたがはずれて中の電池がばらばらに飛んでしまうことも何度かありましたが、今のところ酷使に耐えてくれています。そろそろ2代目を買ってもいいかなと思うぐらいです。
 最近のCreative Zen などは本体にスピーカーがついているものもあるようですが、最大音量がどれぐらいかによって使い勝手が違うもの。電池なしで動くポータブルスピーカーを購入したこともありますが、失敗でした。MP3プレーヤ本体のみの出力では音量が小さすぎて使いたい場面では聞こえなかった。電池や電源の要不要は音量と直結するとつながると考えれば良いようです。


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2008年2月13日水曜日

青空文庫の前にウラ・アオゾラブンコ

 青空文庫は良いサイトですが、よほど文学に詳しい人でない限り「何をよむべきか」の判断がつかないのではないでしょうか。
 そこで役立つのがウラ・アオゾラブンコです。近現代の作家について良く知らない場合は、まずウラ・アオゾラブンコで目星をつけて、青空文庫に進む方がスムーズではないかと思います。それにしてもよくこれだけ作家の写真を揃えたものです。写真を見ると「あっ、昔の教科書にあった!」などと思いだすものですね。
 ちなみにウラ・アオゾラブンコは本家の青空文庫からも公式リンクされていますので「公認裏サイト?」です。

美しいフォントで本を読む




ボイジャー社の電子テキストビューアーは、美しいフォント、縦書き表示など紙の書籍の文化を継承しています。同社のT-Timeというソフトは、1000円(安い!)のライセンス料を支払うと「書きだし」という携帯端末などのモニタサイズに対応した画像ファイルを作成することができます。
 テキストファイルの入手がもっぱら青空文庫(ネット上の電子図書館)からならば、青空文庫に特化したソフトのazure(アジュール)(ライセンス料2100円)を使えば、注釈などをソフトが解釈して見やすく表示してくれます。
 画像はT-Timeで中島敦の山月記を携帯電話のフルスクリーンサイズで出力したものです。T-Timeなので青空文庫の注釈は解釈されずそのまま表記されています。ややこしい漢字でもフォントが違うとかなり読みやすくなることがおわかりいただけると思います。手持ちのテキストファイルを読みやすくしたいという場合におすすめのソフトです。
 

2008年2月12日火曜日

AmazonがAudibleを買収

 AmazonがAudibleを買収するそうです。Audibleには日本語コンテンツがありませんのであまり大きなニュースにはならないのだと思いますが、Audible会員としては今後どんな方向に行くのか気になるところ。
 日本ではiTunes Storeでオーディオブックを検索するとAudible提供の製品が出てきます。ただし、ファイルタイプを選べるAudibleサイトと違って、Apple社製品専用なので、MUVO使いは購入できないのです。 ちなみに1冊のお値段もAudible内での購入とiTunes Storeでは「内外価格差?」と思えるぐらい違うものもあります。
 この状況がAmazon参入でどう変わるか。AudibleのWEBにはなにも情報が見当たりませんが、年会費9ドル、欲しい本は20%引きで購入できる現在のプランが存続してくれることを祈っています。

Amazon、オーディオコンテンツ提供のAudibleを買収(ITmedia news)

NHK語学番組サポートサイト「ゴガクル」はイタリア語動画が面白い

 NHKエデュケーショナルの「ゴガクル」は会員制(無料)語学学習サポートサイトです。サイト開設とほぼ同時に会員登録したものの、TV講座主体の構成なのであまりアクセスしていませんでした。
 しかし、"ミブット”キャンプ~イタリア流・ゼスチャー講座~ を見てしまってからは定期アクセス中。
 固く説明するとイタリア語講座のゼスチャー指導の1分弱の動画です。しかし初回のMa come?の回を見て唖然呆然。語学講座を超えた飛びっぷり。時間の余裕とTV(持っていないので)があったらTVのイタリア語講座も見たかったかも・・と思ってしまうインパクトでした。
 新年の番外編30秒バージョンも「決まったゼスチャーはない。」ってゼスチャー講座でそれって・・さすがイタリア!

2008年2月11日月曜日

太りゆく人類―肥満遺伝子と過食社会 エレン・ラペル・シェル・著、 栗木 さつき・訳

 わたしたちの大半が、いや、もしかすると全員が、食べ過ぎればすぐに太り、過体重になりやすいのかもしれない。わたしたちの遺伝子は、人によって異なる支点でそのバランスをとっている。肥満に屈服しやすい人間もいれば、しにくい人間もいる。(P239)

 
 主にアメリカを中心とした「肥満社会」のルポタージュ。胃を切除する手術から、命の危険があるやせ薬まで「やせられるなら死んでもいい」人々。遺伝子欠損で幼児のころから肥満(食べるのを止められない)する病の家系。いろいろな角度からの研究、研究と新薬にまつわる金。ファストフード産業と清涼飲料水産業の世界戦略。
 描写がショッキングなのは前半の胃切除手術(目的は痩せるため)なのですが、読み進めていくうちにじわじわと怖くなりました。肥満、医療、薬、食があまりにも巨大な産業に囲まれてしまい、世界的に肥満が増殖している実態が浮き彫りになっていきます。
 何故南太平洋の島の人が輸入缶詰を食べて早死にしなければならないのか。
 何故学校のカフェテリアに清涼飲料水とファストフードが進出しているのか(学校にキックバックがあるから)。
 何故・・何故こんなことに・・。読み進めていくうちに著者と同じ疑問を抱くようになっていきました。
 本書には記載はなかったようですが、子どもの食習慣をつくるうえで、日本に給食制度があってよかった。栄養に対する一般的な知識がそこそこ浸透している国で良かったとしみじみ思います。
 しかし体が必要とするより過剰に食べてしまう危険はこの先もずっと続くわけで、「自分は自分をコントロールし続けることができるのだろうか」という根本的な疑問がわいています。
 大著ですが、「よくぞここまで調べたものだ!」と感嘆し、夢中で読みました。読んでいる途中の食事、何を食べようか本当に迷ってしまいましたが・・。


太りゆく人類―肥満遺伝子と過食社会 ハヤカワ・ノンフィクション太りゆく人類―肥満遺伝子と過食社会 ハヤカワ・ノンフィクション
栗木 さつき

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iGoogleのブックマークにURL表示するにはタグに「ホームページ」と入力

 iGoogleにブックマークのガジェットを追加してURLを登録しても、表示されるものと表示されないものがありました。ガジェットに直接登録したものは表示されるけれど、Googleブックマークから登録すると表示されないといったように、登録方法で結果が違ってしまいます。
 実験したところタグの欄に ホームページ と記載するとiGoogleに表示されるようです。他のことばではだめなようです。不具合なのか仕様なのかわかりませんが、これでiGoogleに表示可能となりました。

【追記】
ここでもラベルの見本が以下のようになっていますが、読点ではだめです。
例: ニュース、スポーツ、旅行

正しくはカンマにしなければなりません。
例: ホームページ,ニュース,スポーツ,旅行

落とし穴をいっぱい用意してユーザーのスキルを測っていたりして・・おそるべしGoogle。

2008年2月10日日曜日

Googleのプロフィールの趣味欄は英語にすると面白い

 bloggerへ移転してきて1か月超、プロフィールの趣味、お気に入りの映画、音楽、本の欄を英語にしておくと、世界中の同じ趣味の人?が表示されてなかなか興味深いことに気づきました。
 実は「こんな単語は趣味と言えるのだろうか?」と疑問に思うこともあったのですが、他の国の人の欄を見るとどうも日本語の「趣味」とは違う概念のことばがぞろぞろと出てくるのです。
 そこで以下の三段論法を採用することにしました。
 1.それらしきことばを入力してみる
 2.保存してその単語をクリックしてみる
 3.他の人のページも出てきたならその単語でOK!
 
 んー。なかなか不思議です。personal financeって「趣味?」と思って入力してみたら、結構な数登録されていますし・・。ちょっと他の世界の窓をのぞいた気分。こういう時代なんだ・・と感慨深いです。

ロウアーミドルの衝撃 大前 研一・著

年収300万~600万円のロウアーミドルクラスとその下のロウアークラスが増えている(全世帯の8割近く)のでそれに合わせた商売が必要になりますよというような話。
 しかし、2006年発行のこの本を読んで衝撃を受けたのは「ロウアーミドルの増加」ではなく、下記のような食品偽装(産地偽装)についてこともなげに記載されていたことでした。

日本人の「国産信仰」(P.146)
・北海道の農協がオーストラリア産アスパラを輸入
・アサリは北朝鮮産
・ウナギも1週間国内で泳がせれば国産
・国産静岡茶の多くは鹿児島産

 どちらかというとこちらに焦点をあてて、ご存じのことを詳しく書いて欲しかった。さすが、一般人には手の届かない分野の情報をお持ちです。本に「国産」とすれば売れるとして上記のような例をはっきり書けるということはおそらく現行法では違法じゃないんでしょうね。違法じゃないからマスコミが大々的に取り上げるわけにもいかない。でも、静岡産茶の多くが鹿児島産って・・鹿児島は陰にまわってそれで良いんでしょうか?せっかくの名産品なのに。
 しかし、このような話を書くのは(いかに関係なさそうな分野の本の中とはいえ)敵を作ること。大前氏がそのリスクを取ったことに敬意を払います。

 関連して思い出したのが潮干狩りのこと。
 シーズンに漁協が有料の潮干狩り場に輸入アサリを撒いているという話は聞いたことがあります。
 輸入アサリを撒く。外来種がまじる。病原菌もまじる。困った困った。という話が各地で展開されているらしい。せめて「お客様方に充分なアサリをお持ち帰りいただけるよう、事前に中国から輸入したアサリを撒いています」とでも張り紙してみたらどうでしょうか。やっぱり興ざめですかね・・。
 


ロウアーミドルの衝撃ロウアーミドルの衝撃
大前 研一

講談社 2006-01-26
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パンダ通 黒柳 徹子、岩合 光昭・著

 なんだかよくわからない生き物「パンダ」についての本。パンダの写真とパンダについてのエッセイとパンダについての対談で構成されています。掲載されている写真をしっかり眺めると、パンダって爪と歯がすごく鋭い。「やわらかそう」な見た目とギャップがあります。
 対談は「録音をテープ起こししたままでございます」といった感じなのですが、話している内容に「???」となってしまう部分が。

 岩合 食べて、ええ。まあ、タケネズミとかそういうのは食べると思うんですけれど。
 黒柳 でも、変わってますよね。竹を食べたりね、少しでも、お肉食べたり。
 岩合 竹は冬でも枯れないし、たくさんあるし。竹の中にネズミがいたら、一緒に食べてしまう。(P134~135)

 前提知識のあるお二人の会話なのでさくさくと進んでおりますが、読んでいるこちらは、「タケネズミって何?かぐや姫みたいな状態で竹の中にいるの?それをパンダが気にせず・・・」とクエスチョンマークが頭上に大点滅。タケネズミがどんな動物か、それに関する情報は本書にはありませんので、独自調査をしたところ(ネットを検索しただけですが)英語版WikipediaにBamboo Ratのお写真がありました。

 それと、対談で黒柳氏がパンダの鳴き声をいろいろ真似て、岩合氏がほめているのですが、読んでもいまひとつ想像できないので、またもやネットで探してみました。
 いくつか見つけたのですが、この本で出てくるような「何これ?」感が出ているのがアニマルプラネット(英語版)のMeet the pandaでした。SoundをOnにしてBirthやWild conversationsを選べばその奇妙な鳴き声が聞けます。対談中に羊とかイヌとか言われていたことがようやく理解できました。
 本書の写真がオールカラーだった素晴らしかったのですが・・、新書ですし、パンダ入門といった趣なので贅沢言ってはいけませんね。前半にちゃんとカラー写真もありますし。

 余談ですが、岩合氏のポッドキャスト「岩合通信」も短い番組ですが「ええっ」という話があって面白いです。

パンダ通 (朝日新書 73)パンダ通 (朝日新書 73)
黒柳 徹子/岩合 光昭

朝日新聞社 2007-10-12
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2008年2月9日土曜日

2008年度のラジオ基礎英語3講座は週5レッスン!

 NHKで2008年度の語学講座の発表や記者会見があったようです。しかし、ラジオ講座についてはあまり詳しい情報がなく、「講師は?放送時間は?」と情報を探していたところ、NHK出版のサイトのPDFに情報がありました。
 基礎英語1の松尾先生のみ続投で、基礎英語2と3は先生が変わります。
 英会話入門の遠山先生は英会話で続投、徹底トレーニング英会話は去年の再放送、英会話上級がなくなって入門ビジネス英語が新設。ビジネス英会話は実践ビジネス英語として杉田先生続投。ものしり英語塾は大杉先生の英語ものしり倶楽部として継続。そのほかにTV連動型アニメ番組が新設。といったところです。
 大きな驚きは、基礎英語3講座+英会話に週5レッスンと書いてあるところ!ひゃーーー大変。今まで週6放送の徹底トレーニング英会話の他は1日おきの新作でしたので、内容倍増。どうしてしまったのNHK?
 すっかり慣れ親しんでいる今のスタイルもあと1か月ちょっとと思うと少しさびしいですが、新講座はさらなる気力体力が必要そう(今の放送スタイルだとやはり朝の気合が月、水、金と再放送の火、木、土で違っているので・・)なので心してかからなければ!
 毎年発売されている講座ガイド、2008年度版が2月18日発売予定となっているので、今年は買います!

がんから始まる 岸本 葉子・著

 目の前のことしか見えなくなっているなと感じるときに繰り返し読み返している本。
 もともと著者の文体から伝わる「まじめさ」が好きでエッセイを何冊か読んでいました。
 何年か前、たまたま外出先で聞こえてきたラジオ番組に著者の岸本さんが出演されていて、闘病記というか、がんの体験記を出版されたことを知りました。
 本屋でさがし、立ち読みして数ページで引きこまれてすぐに買って帰りました。ごくごく平易かつ冷静な文体で、病気発覚から手術、その後の生活までを書いています。
 「悲劇の闘病記」と違うのは、著者が手術をし、病巣をとりのぞき、社会生活に復帰していることです。仕事を休んだのも1か月程度。
 この本で印象的だったのは「あと5年生きられないかもしれませんが、平均寿命以上まで生きるかもしれません」という状態での思考の堂々めぐりです。5年と40年じゃ計画の立て方は違います。非常に違います。
 「未来なんてわからない」というのは誰にとっても同じですが、がんの場合のように数値を使って「告知」された場合の堂々めぐりは切実です。
 「病気なんか関係ない」「闘病記は悲しくなるから読みたくない」という人にこそおすすめしたい本です。


  読み返すたびに「そんなばかな」と心の中で叫んでしまう、医療の限界を感じる一節を引用します。




 「何か、悪い病気ということはないでしょうか、がんだとか」
 と問うと、
 「いえ、それならば、血液検査に現れるはずです」
 とのことだった。
 もしも、私に早期発見のチャンスがあったとしたら、このときだったのかもしれない。
                   (ハードカバー 版P.14)



※この本では著者が「癌」の字を用いず、「がん」と記載しているので、上記もその表記に合わせました。


ハードカバー
がんから始まるがんから始まる
岸本 葉子

晶文社 2003-10-19
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文庫版
がんから始まる (文春文庫)がんから始まる (文春文庫)
岸本 葉子

文藝春秋 2006-04
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手ぶら派の外出着はアウトドアブランドを探す

 シンプル派に転向するまでは心配症の大荷物持ち歩き派だったので、鞄を持たずに外出するという状況を考えたことがありませんでした。
 シンプル派の病状?が重くなりだんだん荷物が少なくなって・・財布だけで大丈夫では?という状態で困ったのがその財布をどうやって運ぶか。ウエストポーチを購入するのもなんだか面倒で、財布等が入るポケットがついた服が欲しくなりました。
 店頭やカタログを見て探してようやくたどりついた結論が「アウトドアブランドの服にはポケットがあるものが多い」ということです。気づいてみれば、釣りにしろバードウォッチングにしろ機動的に道具を取り出せるということが必要なわけであたりまえなのですが、なかなか気付かず・・。
 最近はMP3プレーヤを入れておく部分が用意されている服もあって助かっています。行動が変わると服まで変わる。ちょっと不思議な気がします。

2008年2月8日金曜日

常識の世界地図: 21世紀研究会・著

“Common sense is the collection of prejudices acquired by age eighteen.”
                           Albert Einstein
 常識とは18歳までにたくわえた偏見のコレクションである。
                         アルバート アインシュタイン

 18歳までに限定せずともその後も着々とコレクションを充実させてしまう人が多いような気がしますが・・。
 本書は世界の「常識」を紹介した「偏見のコレクション世界版」。「常識集」は「タブー集」を兼ね、また「読む世界旅行」でもあります。
たとえば贈ってはいけない花は、葬式を連想させる品種から、黄色い花など色指定まで、所変われば品変わる。自分の「偏見のコレクション」と比較するのもまた楽し。白や黄色の花は選んでしまいそう・・まず外国で花を贈るような状況に陥ることはなさそうですが、気をつけよう。

常識の世界地図 (文春新書)常識の世界地図 (文春新書)
21世紀研究会

文藝春秋 2001-09
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2008年2月7日木曜日

早起きのコツは光と音と食事の量

 ラジオの基礎英語は朝6時からの回をリアルタイムで聞くようにしています。したがって早起き生活となるわけですが、いくつかコツがあることがわかりました。

・夕飯を軽くすると目覚めやすい。
・起きる1時間前にはラジオの録音などを小さな音で流すと目覚めやすい。
・起きる30分前には、タイマーで電気スタンドを点灯すると目覚めやすい。
・これでもダメだったときのために手の届かないところでスヌーズ式目覚ましをかけると保険になる。

 一番大きな気づきだったのは、夕飯の量によって目覚めが違うということでしょうか。もともと食事をすると眠くなるタイプ(血流が消化器にまわって脳にまわる量が減るかららしいですが)だったのですが、朝の目覚めにまで影響しているとは思いませんでした。具体的には夕飯は米や肉の量を減らして、鍋料理やスープなど水分多めのものをとるよう心がけています。そのかわり朝ご飯はしっかり食べます。
 これからは日の出が早くなってきますので、東向きの部屋で遮光なしのカーテンで生活すれば、電気スタンドはなくても目覚めやすくなるはずです。
 早起き生活は、確かにメリットが多いです。できるようになって良かった!

2008年2月6日水曜日

Googleノートブックより紙copi(今のところ)

 何かをちょっとメモしたり、WEBを保存したりするのに、いろいろなソフトを試しました。
 GoogleノートブックはiGoogleからでもさらにログインが必要なのと拡張機能がVISTAでは動作しないので、いまひとつ。
 現在のBESTは紙copiLiteです。1年ぐらい無償版のLITEを使っていましたが、ダウンロード版がベクターで特価2008円(2月11日まで)でしたので製品版の紙copiを購入しました。このソフトで気に入っているのは、保存ボタンを押さなくとも保存してくれること。ちょっとしたことなのですが、まめに保存しなかったための悲哀を何度も味わっている身としてはとてもうれしい。事実、紙copiLite自体もかなり反応が悪くなる(OSにバージョンアップがあるため?)場合もあるのですが、内容は保存されているので、深刻な事態に陥らずに済んでいます。
 GoogleノートやYahooのノートパッドもそれぞれ良さはあるのですが、本格的な備忘録なら専用ソフトを導入するのもまだまだ有効のようです。オンライショッピングの購入明細ページなどをさっと保存できるのでひと手間減ります。いちいち書きとめるのが面倒(書きとめるソフトとしてもおすすめですが)で心理的ハードルになっている場合は負担を減らすのに役立ちます。

2008年2月5日火曜日

iGoogleへ追加するコンテンツの探し方

 iGoogleを使いはじめてから、欲しい機能を1ページに表示するため試行錯誤を繰り返しています。
今トップページに置いているものにはお気にいりのブログのRSS、Googleリーダー、付箋、カレンダー、天気予報、ノートブック、Gmail、Todoなどがあります。
 今はまだGoogleリーダーをトップページに置くのと直接お気に入りブログのRSSを置くのとでどのように使い勝手が違うのかを比べているところです。
iGoogleに機能を追加するには「コンテンツの追加」で行いますが、最初は1ページずつブラウズして欲しい機能を探していました。ところが、「ブックマーク」などの機能名で検索した場合、同じアイコン、ほぼ同じ名前、でも作者や機能がちょっと違うものが複数ひっかかることがあります。
 Googleの基本機能に関係するものは検索の結果のうち、使用者が最も多いものを追加することにしました。ブラウズで探しにくいものは、一度検索してみることをおすすめします。どこかに埋もれている場合もあるかもしれません。

2008年2月3日日曜日

ソロモンの指環―動物行動学入門 コンラート ローレンツ・著、日高 敏隆・訳

 1903年生まれ(1989年没)のローレンツ博士が一般向けに書いた、動物行動学の啓蒙書。ウイーン郊外のアルテンベルクでの動物との共生記です。その生活は「人間ではない生き物」中心で、周囲からも「奇人」認定されていたことがうかがえる抱腹絶倒のエピソードが満載です。最初に読んだのは子どものころですが、「行動」を観察することの面白さを教えてくれたのはこの本でした。子どものころはコクマルガラスハイイロガンとの生活にあこがれたものですが、今や家の中を鳥たちが傍若無人に歩き回り、お嬢さんを檻に入れて(あぶないので)安全確保を図る生活を想像すると・・とてもとても真似できません。他のローレンツ博士の著書も、日本の動物行動学者の本も何冊か読んでいますが、やはり動物行動学とはなんぞや?という人が最初に読むならこの本が一番おすすめです。


ソロモンの指環―動物行動学入門 (ハヤカワ文庫NF)ソロモンの指環―動物行動学入門 (ハヤカワ文庫NF)
コンラート ローレンツ Konrad Lorenz 日高 敏隆

早川書房 1998-03
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2008年2月2日土曜日

ヤバい経済学 スティーヴン・D・レヴィット、スティーヴン・J・ダブナー 著、望月衛 訳

 世の中のあまり触れてはいけない?事柄のしくみ、からくりを経済学の観点から検討した本。とはいえ、タイトルの翻訳にも表れている通り、堅苦しさをとりはらって、一般人にもわかるように書かれています。
 どのように「ヤバい」かというと・・・

 ちょっとの間、相撲はほんとに八百長だと想像してみよう。それを証明するにはデータをどう測ればいい?(P46)(※書籍では「ほんとに」に傍点)

 この続きは書籍にて。あくまでも「想像」ですから。それにしても、この本に記載されていた八百長告発力士の怪死というのは、本当にあったことなのですね。
 以下Wikipadiaの八百長項目参照。これ以上は訳者同様怖ろしくて追及できませぬ。

 上記の引用にも表れている通り、望月衛氏の訳は「ヤバい」雰囲気に合わせてとても工夫されており、楽しく読み進めることができます。「経済学って何しているんだろう?」という門外漢の疑問への答えとして「こういうこともできるんだよ」ということを示してくれる本です。
 ちなみに御本家のブログはFreakonomics blogとしてThe New York Tims紙のサイト内に現在も展開中です。
 しかし、英語版の表紙イラストの背景は白で、黒の日本版とずいぶん印象が違います。「ヤバい」感じでは背景が黒の日本版の方が勝っているような気がしますが・・日米の感覚の差でしょうか?
(英語版の書籍はFreakonomics blogの右の方に書籍案内が出ています。)


ヤバい経済学 [増補改訂版]ヤバい経済学 [増補改訂版]
望月衛

東洋経済新報社 2007-04-27
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2008年2月1日金曜日

オンラインでの買い物は価格の高い順に表示して検討

 オンラインで買い物をする際、安い順に表示されると選択肢が多すぎて際限なく悩んでしまうことがありました。今は価格を高い順に表示するようにしています。最上位機種の価格と性能を押さえてから、「買ってもいいな」という価格帯まで降りていき、上位機種を販売しているメーカーの製品を選ぶ。この基準だと迷いが少なく判断が楽です。