NHKラジオの語学講座を受講し続けるための秘密兵器は、オリンパスのラジオサーバーVJ-10です。発売とほぼ同時に購入しました。
AMラジオの複数の番組をタイマー録音して音声ファイルとして保存できる機械は非常に少なく、競合機種としてはサン電子のトークマスターがあるぐらいです。
どちらも価格は4万円前後ということもあってどちらのメーカーの製品にするかさんざん悩みました。ポータブルのMP3プレーヤーは複数所有していますし、据え置きラジオも欲しかったので、ラジオサーバーを選びました。
最初はタイマー設定の方法やどのビットレートで録音するかなど試行錯誤しましたが、PC慣れしていることもあって大きな問題もなく使用することができました。
しかし、予想外だったのが日によって電波の状態がかなり違うようで、ひどい日は録音データがノイズの嵐で聴くに堪えない状態になったこと。3か月ぐらいで追加のアンテナを購入しました。それ以降はクリアな音声で録音できています。
ラジオサーバーでは録音データはWMA形式で保存されますが、MuvoはWMAをそのまま聴けるのでコンバートもしていません。ビットレートも32kbpsでも語学講座であれば不自由ない(64kbpsとさして差を感じない)ということがわかり、32kbpsで統一しました。
最初の半年は英語講座全てを録音していましたが、聴く負荷が大きすぎるので徹底トレーニング英会話だけはずしました。ハードディスクの容量からは別に録音しておいても良かったのですが、録音してあるのに聴けないのは気が重いので。
良かったのは、目覚ましとして録音ファイルを流せること。基礎英語1,2+レベルアップ英文法はリアルタイムで朝6時からの回を聴いていますが、その1時間前(AM5:00)から目ざましとして録音ファイルを小さな音声で流すようにしています。
「最近録音したファイル」という指定ができるので、前日録音した未再生分を一気に再生することが多いです。
USBケーブルで数日おきにPCと接続してラジオサーバ内に作った番組ごとのフォルダに移動し、PCにもファイルコピーしています。こうしておけば特定番組を一気に再生できるので「今日は1日ビジネス英会話の日」というような年末年始のラジオ第2特別番組のようなことが簡単に実現できます。CDやMDと違って入れ替えがいらないのがメリットです。ハードディスクはなんせビットレートが32kbpsなのでまだまだ笑ってしまうぐらい空きがあります。
ただし、個人的には「ハードディスクは消耗品」と思っているので、突然壊れることもあるかもしれないと思っています。そのためバックアップ用のモバイルHDDを購入しようか検討しているところです。
弱点は電池駆動ではないので常にコンセント接続が必要なこと。電源のないところには持っていけません。また、部屋を移動するなどコンセントを抜いて持ち運ぶと時計が狂ってしまいます。朝6:00の自動修正機能があるので1日待てば修正してくれるはずですが、その日の録音分の開始時刻がちょっと心配なことに・・。
そんなこんなでまだまだ改善の余地ありと感じる機械ではありますが、「行動」を支援するツールとしては期待以上に働いてくれています。
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