2008年1月20日日曜日

所有していなくても平気なもの

 ウォールデンに感銘を受けたり、各種掃除本を読んだりしているうちに自分もシンプルな生活をしてみたくなり、それまで当然のように所有していたものをものをかなり入れ替えました。基本は「寿命が来たら買換えか代替手段に乗り換えるか検討する」という方法です。この方針にしてすでに5年以上経過しました。現在「所有していないもの」には以下のようなものがあります。
・TV
・新聞
・電気炊飯器
・電気ポット(保温ができない電気ケトルはあります。下記参照)
・エアコン
 ざっくり言って、メディアと保温機能が消えました。
 炊飯は炊飯用土鍋で、お湯は電気ケトルで沸かしています。エアコンはもともと苦手なので、そもそも所有したことがありません。TVと電気炊飯器と電気ポットは、壊れたのを機にやめました。
 これで生活が不便になったかというと・・不便になったと感じることはありません。
 ご飯を炊くのもお湯を沸かすのもできなくなったわけではありませんし、ニュースなどは、ネット経由(WEBやポッドキャスト)で概要が把握できます。

良かったのは以下のようなこと

・保温したままのごはんやポットの面倒をみなくてよくなった
・TV、新聞がないことを公言しておけば、話題についてくるのを当然とされないうえに、皆さん親切に説明してくれること

 メディアについては、周囲に恵まれているおかげです。「ちょっとTVぐらい買ってくださいよ~」と笑われながらも、説明してもらえるので疎外感を味わったことはありません。
 この方針を実行して得た最大のメリットは「自分の必要不必要を自分で決めることが怖くなくなった」ということです。「自分で決めても大丈夫」と自分を信頼できるようになったことでかなり消費行動が変わりました。「節約」ともまた違うのですが、消費行動を変えるきっかけとして「持たない」こともおススメです。
どうしても必要だったら、その時点で購入すれば良いだけ。とても簡単です。

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