紙は1枚1枚が分離しているもののみスキャン可能な形状ですので、本の場合は分解しなければなりません。スキャンすると決めて本を分解したら、それで紙の本とはさようならということになります。
これが、かえってすっきりあきらめをつける効果を生んでいます。
NHKラジオ講座のテキストの8割はこうしてスキャンされて紙の本は消えていきました。
残念なことは紙送りのジャムや、スキャン面の汚れによる縦筋、紙の傾きなどがどうしても出てしまうこと。多少の補正はできるものの完璧にきれいな状態にはなりません。
いっそd-テキストを買おうかとも思うのですが、d-テキストは保護が堅そうなので、今のところPDFファイル自作の手間はがまんしています。
こんな手間をかけて保存しているのに、実はあまり見返すこともないあたり、単なる「安心」のための無駄な作業なのかもしれないという気もするのですが・・。それでも、本棚があふれることがないだけ気が楽です。
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